巨人とは皆が嫌がる悪役を買って出てますナベツネもです 初デート鼻毛を抜いてメイクして下着代わりに鎖帷子 廃屋になる少しまえ
きみょうに やねがかたむきはじめた
それは ただのきっかけだったが
終わりまで止むことの
許されない
狂ったアリアだった
ちょうつがいが蝶に戻って飛び立つころ
えんき ....
一巻の蝶がほどけ
色と熱を失った記憶の羅列が
瞬きもせずに四散する
錐揉みの燃える落日に
ことばには満たない鱗粉が
乱反射しながら霧散する


重力が半減したかのように
その長すぎる ....
  ながい歌のあとに
  みじかい言葉があった
  冬の夜の
  ひろい海のまえで
  そこらに捨ててきた
  古い自転車のことも忘れて
  ぼくたちは手をつなぎあった
  なが ....
浅黒い皮膚の色 その足
足首に 色褪せた鈴つけて 何を呼び出すの

貴女がコマ送りで踊れば 揺るがす影響

ブレイズが時をかける様に弾む 弾力に緩めた苦しみを放ち
瞳の縁に貴女だけの境界線 ....
それは ふいにこみあげてきて
鳴り響く 主旋律となることはなく
深く沈み
日常の底に
寄り添うように流れて
かすかな音色をも
ひきたてる

だから
哀しみを抱いて生き続けることを
 ....
透明人間の唯一の欠点は
自分の姿が見えないため
歩行者が自分を避けてくれないこと

そのため透明人間は繁華街や
人混みなどでひとにぶつかる
でもぶつかったひとは何にと想う

そう だれ ....
耳をすますと
遠くで 風が吠えている
近くで 何かきしんでいる
屋根
つらら
わたくしの骨

あおい湖の底に
沈んでいる蝋のような少女に
今夜も会いに行く
半透明の
永遠の
生 ....
しゅんしゅんと沸く湯気の上はがされていく、ボクののりづけ

きぶくれた冬の雀がひだまりでおとぎ話の続きをうたう

かあさんの手冷たいねりっちゃんの手はあったかいね

火傷した誰かの指のため ....
音楽用語だろうが
ゆるさとかのんびりとといった意味らしい

わざとリズムをはずすこと
あえてちょっと遅れる

もたもたでもないしとんがり過ぎもしない

ドラムの神様とと言われるスティー ....
ため息を缶詰にして積み上げて635メートル越え ちりとりで雪掻く朝やねこまんま つぶされたくて蚊飛んでくる (以下英語で)
「カスタマー・サービスです」

「あの、レ・ミゼラブルの上映スケジュールを知りたいのですけど…」

「それでしたらウェブサイトで調べて下さい」

「さっき調べたのですが、 ....
今 この時に
私はあなたと同じ日暮れを
病んでいる

今 この時に
私はあなたと同じ孤独を
呼吸している

そしてもう二度と会うことはないあなたと
今まででいちばん
近いと感じてい ....
冬の薄暗い回廊を
渡ったところに教室があって
頭痛を抱えたままの君は
そこをめざして歩いていく

壁にはたくさんのテレビがついていて
音もなく瞬きながら
世界中のつらいニュースを
さか ....
赤いウミウシの模様であった
デパートの包装紙
それで母はちゃっちゃかと洋服の型紙を作る
かつて何かを包んだものの匂いがしていた

ヒトガタに切った人形が
夢のなかでトモダチになるように
 ....
そうよ歩いて行って
分かれ道は両手を広げて ますっぐ渡ればいい

イメージの運命を耕しながら 開拓を営め
そうよ歩いて行くの
重力は あと100億年は繋いでくれるイメージだから
そうよ歩い ....
  愛することができたものと
  愛せなかったものを
  苔色の水面に
  あなたが浮かべる



  夕暮れはしだいに  
  薄くひろくのびてゆく
  冬空を流れている、 ....
大教会の

ステンドグラスが

粉々に割れて

天使が落下してきた

大理石に叩きつけられ

散らばる宝石の上で

息絶える



幼い君はそ ....
は罪

は泥棒のはじまり

が重なり身動きがとれない

三昧の・・・

も方便

でもイイから

は嫌い



嘘だとおもったら、人間でした。
いい格好しなくていい
むしろ
ちゃんとしているとつまらない
ちゃんとしない人生を生きる勇気はないけれど
せめて
目も口も鼻も
とんでもなく
へんてこにしたれ
おかしくしたれ
ぶっちぎ ....
{引用=  テクノの骨、



  銀色 の夢、抱えて。
  左 に憧れ
  右 に足の痺れ
  固めた砂 のような
  闇の中で ね
  キミはいったい
  どこの馬の  ....
歩いても
歩いても
前へ進んでいる気がしない

そんなあたしは
焦っている
焦っているから
後ろ向き
たぶん守りに入っている

なぜ
いつから
見失ったのか

今日 新しい ....
小正月花束抱え終列車 去年の今日も薔薇の前 雪なんて当たり前だった幼い頃

道南の辺境で借家の玄関の硝子戸を開ければ

一階はすべて雪の壁だったこと

なにせ長万部が唯一町の体裁をそなえたようなところで

物流の届かない ....
   晩秋

すでにざっくりと強剪定された太い枝の切り口を
寒空にさらす街路樹
いつも
心の底ではあてどなく遠いあしたを待ち侘びていた


   冬の雲

空一面に
狼の顔が ....
雪は
ひとひらと数えます

ひら、ひらと
落ちてくる様は
心がなにかを探しているようで

雪を
ひとひらと数えます

ふたひら
みひら
あとはもう数えるのは止めました

あ ....
泡沫恋歌さんのおすすめリスト(5140)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 北大路京 ...短歌313-1-19
- 北大路京 ...短歌213-1-19
アナザー_ドア- そらの珊 ...自由詩1713-1-19
残像- ただのみ ...自由詩22*13-1-19
ながい歌- 草野春心自由詩1213-1-18
秘蜜- 朝焼彩茜 ...自由詩713-1-18
ウッドベースの響きのように- Lucy自由詩11*13-1-18
欠点- HAL自由詩7*13-1-18
第四楽章- Lucy自由詩14*13-1-18
放課後の音楽室で- そらの珊 ...短歌11*13-1-18
レイドバック- 梅昆布茶自由詩11*13-1-18
- 北大路京 ...短歌713-1-17
雪掻く- 北大路京 ...俳句813-1-17
つぶされたくて蚊飛んでくる- 北大路京 ...自由詩413-1-17
ああ無情…でも負けない!- 夏美かを ...自由詩28*13-1-17
カモメの朝- Lucy自由詩11*13-1-17
冬の回廊- Lucy自由詩21+*13-1-17
かりぬい- そらの珊 ...自由詩34*13-1-17
チャプター0・001- 朝焼彩茜 ...自由詩9*13-1-16
浮力- 草野春心自由詩713-1-16
決別- 多紀自由詩11*13-1-16
人間でした- 芦沢 恵自由詩20*13-1-16
笑いあって福きたる- そらの珊 ...自由詩19*13-1-16
テクノの骨- 草野春心自由詩413-1-16
歩いても- Lucy自由詩12*13-1-15
小正月- 北大路京 ...俳句313-1-15
去年の今日も薔薇の前- 北大路京 ...自由詩413-1-15
雪の日に- 梅昆布茶自由詩21+13-1-15
晩秋・他- Lucy自由詩14*13-1-15
ひとひらの雪- そらの珊 ...自由詩1513-1-15

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