たくさんのバナナ一キロ

ふさふさのバナナ一キロ

食べても食べても減らない

いや増えているような気がする

もうちょうど食べごろで

蜜のような味がする

強烈な南国の香り ....
君がたんぽぽなら 僕もたんぽぽ たんぽぽか向日葵 向日葵か太陽 太陽なら たんぽぽとの距離は遠い 約1億5千万キロメートルもある だから太陽はなし。たんぽぽなら、横で咲く。   #恋文


君が ....
きみはひとの途を
きみはひとの絆を
きみはひとの義を

いつも見下す目線で見ている
だからだろうね

きみはいつも憤懣を抱える
きみはいつも逆鱗を覚える
きみはいつも偽善を責める
 ....
愛するものに あらんかぎりの表現をあたえるために
図書館はある

道の途中で
トンビがピープルって 巻き舌ぎみに 私を呼ぶ


鳥に言われるまでもなく 私は人間さ
書物のよさ ....
まぶたを 閉じれば 海は すぐそこ
関門海峡の潮の音

あっちのほうが長門そどな
長門には 鯨さんのお墓があるそどな
おおけな鯨のちいさな墓に 南無阿弥陀仏を奉じると
波をみな飲み込んでき ....
空に向かって高く

超合金製の蟻の巣が

渦巻き状に伸びている

無機質でのっぺらぼうの蟻の巣も

夜になれば

綺麗に画一化された部屋には

優しい灯りが点り

街を照ら ....
コンビニを出ると

誰かがお菓子の箱を開けて

ぽいっと捨てたセロファンが

ちょうど私の目の前に

空から垂直に錐もみしながら落ちてきた

ひとときのま

私の頭はどうにかな ....
  ポポタンが笑っている
  太陽みたいに開ききって
  その中でアリが泳いでいる
  お菓子の家で溺れそう

  ぼくは憶えている
  きみのやわらかな面差しを
  すべり台へ走っ ....
静かな埃くさいホーム

電車が通過する

ぼくはベンチを掴んだ

いつもと同じだ

衝動と戦っていたのだ


枯れた灰いろの土

遠ざかるスピード

三角屋根の悲しみ

なみだが沸騰する


静かな埃 ....
六月の花嫁が
投げたブーケが
放物線を描いて
確かな意志を持って
わたしのほうへ
向かってくる

『ブーケをキャッチしたら
幸せになれる』というフレーズは
もちろん知っていたけれど
 ....
ひとが声を出さずに

絶叫するときは

そのまま連れ去られるか

逃れられるか分からなくとも

死神にやさしく抱擁されたときだ

やさしく抱擁する死神ほど

凄惨なこの世の別れ ....
今日という日ほど

あなたのいのちを

祈ったことはない

いままでの気持ち

浅くて浮かれてた


今日なんど泣いた

今日なんど祈った

今日なんど愛した


 ....
水みたいな汗とまらない

ひじから指先ふるえてる

わきにつめたい風ふいて

胸のどきどきとまらない


不安いがいの気持ちがなくなっていた

気持ちが不安だけになっているようだ ....
生温いラブソング
みたいな雨が
無骨な傘を叩く

手頃なセンチメンタル
みたいな歌が
鳥肌にまといつく

南風に押されるままに
よろよろ歩き出す
曖昧な記憶

傷つけたこと ....
学生服で横浜野音のロックフェスティバルにはじめて友達と行ったのは
田舎からでてきたばかりの冴えない俺

両想いだったかもしれない恋も風に紛れてどこへやら
彼女は僕とは別のさわやかな青春のむれの ....
ひとは別にペンを持たなくても
そのひとだけの生は小説である

ひとは別に筆を持たなくても
そのひとだけの生は絵画である

それは確かに歳月の流れのなかで
忘れられてゆくものかも知れないけ ....
{画像=120523013143.jpg}


いつも何かが足りない気がする
いつも何か一言いい足りない
いつも何かを忘れている
いつも何か遅れている気がする


忘れてしまったもの ....
 
迷うたら負けやと、きつい一言

今でもうちのお守り

そんなあんたは迷わずどっか行ってもうたけど



 
想像のちょうじょうから降りてくるものがあるんだ
延髄から降下してゆくエレベーターは脊髄を各階どまりで
総なめして行く黒い影をともなった魔術的旋律なのだ

人間が理性なんて持ち出したのはつい最近 ....
斎王代今年も俺は選ばれず

巡回す少年補導夏祭り  

賀茂祭馬に乗ってる婦警さん

後ろから牛車押す人懸葵  
同志が一人死んでゆく
疲れ果て
夢も希望もない
人の罪を負う

生きるために働き
遊ぶ事は許されず
欝になる。
休む事は禁じられ
息もできない。

誰か助けてやれないのか?
世 ....
毎日同じことの繰り返し
勉強する事は毎日変わる
仕事と趣味は違うんだよ
心身共に疲れ果てしまい
思うことはこれで終わらない

いつか日の目を見るために
毎日を努力する。
いつか大きなこ ....
優しい風が吹き
夢のような景色
変わらない川岸
君と見つめ合う

好きだと君が言う
照れて赤くなる僕
時間だけが過ぎる
何にもない日々だ

抱き合い
接吻をし
髪を撫で
抱締 ....
いのちのサーバーが天にある
それは雲の上で眩しく輝いていて
すべての生き物の情報は自動的に記録され保存されている

それはまた蓄えた情報を私たちに発信している
ふと胸が暖かくなって明るい気持 ....
よっぽど
おなかすかしてはったんやなぁ、おつきさん
おひさん
たべてまうなんて
よっぽどやな
やけどするで
くちんなか
べろんべろんになるで
おとなしそうなかおして
やるときゃやるん ....
太陽が右端から欠け始めていた

月が侵入してきたのだ

肉眼ではわからないが

これを使うとはっきり分かった


宇宙のこの運行のように

人もまたさだめられた偶然を

生き ....
あなたは少なくとも33年
いやバードとのセッションからとするなら
44年の音楽生活のなかでただの一度として
後ろを振り返られることはなかった

それは凡人であるぼくには
絶対にできないこと ....
まちあかりがにじんでいる

考えることが

日々の暮らしを送るためだけなら

まちあかりはにじんだりしないだろう


ある朝の街に泳ぎだすのは

よろこびか

かなしみか
 ....
赤い 熊出没注意の看板の右端上に
白い小さな張り紙で「最近」と補足されている
死ぬことより死に方が問題だ
熊に食われるのは天罰のようでどうもいけない
残された妻と子が葬儀の席で困ってしまうだろ ....
  ねえ
  これが、
  産まれたての時間。
  そう言いながら少女が
  綿飴をひとつ、ぼくにくれた



  まぶしい屋台の{ルビ犇=ひし}めき合う
  貧しげな七月の ....
泡沫恋歌さんのおすすめリスト(5138)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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帝王へ- HAL自由詩2*12-5-21
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