宇宙りんご

おおきくなあれ

宇宙りんご

おおきくなあれ


ジェットコースター

日本晴れ

ぶりの照り焼き定食

箸でつく

優しい一日また明日


宇 ....
新年会家出少女のウーロン茶 歌詞も音程も違っている ギャフンと言おうとして舌を噛んだ 三半規管がサンバで踊る酔っ払いが
縁石上で
綱渡り

両手を広げお尻をフリフリ
綱渡り

街灯のスポットライトを浴びて
綱渡り

電柱に出会ったら
左手かけて
ターンで かわし ....
めらめらと、只めらめらと
燃えさかる火を、胸に潜めて
{ルビ一日=ひとひ}を生きよ――

気づけば、今日も
日は暮れていた…という風に  
                 140110


新緑の町から湧き挙がるパワートレイン
ドリブンされた満腹感を味わえ
指令の下にひた走る亀裂だらけのハイウエイ
国税庁の管理の下に地下深く ....
髪についた雪を払って
傘も持たずに街を歩けば
見慣れた景色は別世界
眩しいほどの銀世界


ふかぶかと残したはずの足跡も
振り返ればもう微か
念のため確かめてみたけど
両足ともにちゃ ....
光の子供たちが浮遊する緑野に
きっとこころの種もあるのでしょう

跳ねてはしゃいだり転げたり
悪さをして群れている子供たちに混じって
金色の繊毛におおわれてふわりと浮かんでいたり

葉に ....
薄暗き桃色の港は
始まりやらぬ無知なる港
今日に微笑む幼女のように
朝に涼しい風を聴く
天より柔らかく声が溢れ
テラスにて
紅茶の葉擦れに触覚する
なによりも繊細に
なによりもおとなし ....
焼き芋の包まれている新聞紙かすかなインクの匂いも食す

くくられた新聞紙の椅子の上あごひげという名の猫がくつろぐ

ちぎられて水にひたさればらまかまれほこりにまみれて新聞紙逝く

世の中の ....
noteにたまらない
心は身体と一緒だから

無数の収束点に
落ちていくだけの
小鳥達

羽はもう身体と一緒だから
混濁した向日葵の裂いた黄色い舌
無数の小さな
子供達

 ....
七日粥それより死んでどうするの こじらせて人生が終わった 夕暮れの空を見上げると
今日はお月さまがいない
と思ったら
真上やや後方から呼ばれた
「ココニイルヨ―」
ふりあおぐと三日月
こないだ見たときは
真っ黒な空の真ん中で
薄笑いの口みたい ....
明日は待ちに待った卒業式だ
そして
俺はこの日を待っていた
明日で中学は終わり
みんなバラバラと散らばっていく

背水の陣
退路は断った

まゆみに
俺は今日告白する

「大事 ....
あれも喰おう これも 
と皿に盛り上げた品々
同じ料金ならば
というケチな根性
ではないのだけれど

食い始めて
ちらっと目に入る隣のテーブル
皿にはサイコロステーキが載っていた
 ....
たかじんの死んで雨降る浪速かな 素足で地球を踏む 年賀状をもらったら
ほめことばにくるんだ
苦言が書かれていた

つまり
頑張りすぎる貴女
見ててしんどい
そういうことね

それで
新年の抱負ができた

別に頑張ってないから
 ....
瓶の中にとり残された
ピクルスひとつ

蓋が開くのを ただ
待っているだけの日々

見通しが良すぎて
すっぱい孤独

 
 《ピクルス:2013年11月10日》
真っ白いノートに
青いインクでスラッと書きたい
なぐさめかもしれない
ラブレターかもしれない
高らかな決意かもしれない
それとも
別れのコトバ?

ノートの表紙は
いろんな色で彩って ....
東京駅構内

3歳ぐらいの男の子が
しまじろうのぬいぐるみを落とす

ハイヒールを履いた女性が
しまじろうをつま先でカスるように蹴飛ばす

20cm程前方に滑るしまじろう

し ....
時間はレンガとなり積み上げられてゆく
今夜はロボットたちと宴会しよう
私の手はロボットより冷たいから

本棚から現代詩を抜き取り
そこにレンガを入れる
ロボットたちにみせてあげる

ロ ....
腰が大きく曲がった
近所のおばあちゃんが通るたび
あの中には何が入っているの? 
と、母に質問して
そんなこと聞いてはいけません
と、言われた

大人はいつだって
ほしい答えをくれやし ....
花柚子を貰った
実家のお向かいの家で
段ボール箱3箱も採れた内
実家でいただき、
そこから、
わたしも鍋いっぱい分けて貰った



柚子は好き
柚子胡椒も好き

柚 ....
石っころよ
名を持つ花たちよ
シャンデリアから60Wへそしていま
(メタファーたちの淋しさ)

カメラと書かずに写真機と書いて
あるいは歓迎される、そのこと/ものの意味
誰が選べたのか立 ....
小寒のハニートラップネオン街 明けない夜に閉じ込められている 樫の実ひろって、晒して食べた。

樫の実ドングリ、渋くて苦い
樫の実ドングリ、渋くて苦い
森の獣しか食べられない。

けれども、食べたい
食べなきゃ飢える

晒して晒して白くして
 ....
壮佑さんのおすすめリスト(5210)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
宇宙りんご- 吉岡ペペ ...自由詩414-1-11
新年会家出少女のウーロン茶- 北大路京 ...俳句214-1-11
歌詞も音程も違っている- 北大路京 ...自由詩414-1-11
ギャフンと言おうとして舌を噛んだ- 北大路京 ...自由詩414-1-11
綱渡り芸人から飛行機になって飛んでいく- ichirou自由詩6*14-1-11
風の一日- 服部 剛自由詩514-1-10
新緑- あおば自由詩12*14-1-10
はつ雪さんぽ- 八布自由詩914-1-10
こころの種- 梅昆布茶自由詩22*14-1-10
桃色の港- 白雨自由詩214-1-10
新聞紙- そらの珊 ...短歌1314-1-10
Note- 佐藤伊織自由詩414-1-10
七日粥それより死んでどうするの- 北大路京 ...俳句214-1-10
こじらせて人生が終わった- 北大路京 ...自由詩414-1-10
お月さま- Lucy自由詩24*14-1-9
つんのめりラプソディ- ichirou自由詩4*14-1-9
バイキング料理- イナエ自由詩8*14-1-9
たかじんの死んで雨降る浪速かな- 北大路京 ...俳句714-1-9
素足で地球を踏む- 北大路京 ...自由詩814-1-9
新年の悩み- 森川美咲自由詩14*14-1-8
ピクルス- ただのみ ...自由詩31*14-1-8
ともだち- 藤原絵理 ...自由詩314-1-8
しまじろうは大丈夫かい?- ichirou自由詩20+*14-1-8
ロボットが詩をかく時そこにテーマはあるのか- 左屋百色自由詩8*14-1-8
たからもの- そらの珊 ...自由詩2314-1-8
マーマレード- 鵜飼千代 ...自由詩28*14-1-8
視える範囲で- もっぷ自由詩514-1-8
小寒のハニートラップネオン街- 北大路京 ...俳句214-1-7
明けない夜に閉じ込められている- 北大路京 ...自由詩514-1-7
ドングリ- ……とあ ...自由詩10*14-1-7

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