あなたのお花は なんですか
あたしはランタナです
あなたの動物は なんですか
あたしはネコです
あなたのけつえき型は 英型ですか
あ ....
月見草カップヌードル待つ三分
羊草迷う一歩も一歩から
朝顔やきょうは素顔で銀座まで
渋滞は四十キロです走馬灯
ちゃぶ台の菓子盆かこむかき氷
百日紅鶴は ....
吐瀉物の中にダイヤやルビーやエメラルド
こっくりさんに乱入しよう
おばけ仮装大会で本物が2位
白金の雲が天球を流れ
大きな波はぽちゃぽちゃと音を立てて
わたしたちは海を見下ろす小高い丘陵の
点のような椅子に腰掛けていた
腰掛けて
水平線のあやうい空気の色をなぞりながら
ゆっくりとテ ....
花形さんって
詩を書かれるんですってね
ど、どうしてそれを?
私興味あるなあ
な、何故?
花形さん、普段は明るくって
みんなを笑わせてるじゃないですかあ
そ、そうかな
だけど本当はさみ ....
世界中のエージェントたちとすれ違う
カードを首にかけているから
おなじようなエージェントだとひとめでわかる
このカードで施設のほとんどがフリーだ
船上のプールサイドほどこの世でさびしい場所はな ....
8月の戯れに嫌気がさした
僕はとろけたチョコレート色に
世界を塗ったくりたい気分で
ほんの数秒ずれた
シャッターチャンスで
笑っている
夕陽が落ちてきて
浴槽をレモン色 ....
(夢をみて 過ごす)
(夢だけをみて 過ごそうとおもった)
7月10日
よしくんが 蝉の抜け殻の中に
ねり消しを詰めて
ブロック塀の上に置いていた
きっと
中身がある
て ....
とうめいの
とじひもが
ゆるむ
午睡から目覚めきれない
漠とした意識のなかで
たとえば
カムチャツカ半島からの
かえりみち
{引用=わたしはだれであったのでしょう}
とうめいの
....
人類は死を克服しました。
誰も死なない世界では、妊婦だけが、処刑される。誰も死なない世界で、やはり誰かは死んでいく。温度の少ない電流が臓器を浮かせて、細動を引き起こす。使いものになら ....
お母さん 今日で8年経ちます
さっき シロップ入りのアイスコーヒーを注ぎました
ドトールのではないけれど
どうぞ飲みに来て下さい
私は一分おきにグラスの減りを見てしまう
お ....
朝顔がブラスバンドのごとく咲く
背番号小さくなって野球の日
大人になるために諦めた恋や夢の墓を荒らしている
窮屈そうに
眉を寄せて
酸っぱそうに
唇をとんがらして
真剣に考えを巡らせている
そんな横顔を
眺めていたら
不謹慎にも
笑いがこみ上げてきて
君に怒られた
取り繕うこ ....
ボクは泣き虫かもしれないけど
今日は泣かなかった
学校にかあさんがよばれて
ボクが友だちにいじわるしたことで
かあさんが泣いていた
先生のまえで
友だちのまえで
かあさんが泣 ....
何もない
何も残っていない
窓を閉めて
消えてなくなるなら
今かも知れない
そう思ったとき必ず
故郷からの葉書が届く
しっとりとした
文面の葉書が
届く
華やいだ季節が過ぎて 気がつけばまた一人
一番確かなことは 誰も僕の内面を知らないってことさ
まあお互い様だけどね
君は僕と違う橋をわたる それぞれ別の国を夢見ている
行きずりに眼 ....
かなかなの声をかき消すゲリラ雨
中身が好きなのについでに美人で困る
部屋に残った指紋を気にしている
プラヌラスキフラストロビラエフィラ
呪文のように覚えているのは
予備校の先生が絶対にこれだけは
おぼえておいて損はないぞと言った
生物の秘密兵器
必ず出題されると信じて
歩きながら
....
かつて夏の日に幾千万の蝉たちが空へかえった
その日の灼熱はすべてを焼き尽くした 八月の焦土
大きな鳥の影が空を覆いポトリと卵を落とした
破壊と悲惨の卵 子供たちを奪い去った卵
何の大 ....
いまは何一つ好きにはなれない
しろい夏に鳴き終えて落下する少女
夏は夏らしく振舞うことで時を虚ろにする
日に焼けたこどもたちよ
謎が謎でなくなる未来
夢に見たものの本 ....
別の娘の名前を呼んで夏終わる
ケーキを食べるためについている口だ
私が立っているビル群の下
そこには昔深い海があった
不燃の塊に埋め立てられ
魚は住処を失って
そうして海は死んでいった
濁った灰色の海を眺めても
波音は聞こえては来ない
私が ....
興津駅の手前 山側
人家が不意に途切れて
現れる
庭みたいに小さな畑
柿や夏蜜柑の樹
小さなブランコ
うつくしい朝
空は西から吹き払われ
(生き延びてここに戻るとは
思っていな ....
壮佑さんのおすすめリスト
(5210)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
「Thou」
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
9*
13-8-11
むちゃくちゃ夏六句+1
-
もっぷ
俳句
3*
13-8-11
吐瀉物の中にダイヤやルビーやエメラルド
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-8-11
こっくりさんに乱入しよう
-
北大路京 ...
自由詩
2
13-8-11
おばけ仮装大会で本物が2位
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-8-11
海辺の丘陵で_〜Sせんせいに〜
-
オイタル
自由詩
6*
13-8-10
殺意
-
花形新次
自由詩
8
13-8-10
トム・クルーズもうひとり
-
吉岡ペペ ...
携帯写真+ ...
1
13-8-10
レモネードサンセット
-
マーブル
自由詩
5
13-8-10
いつかの夏の日記_みたいなものあれこれ
-
佐東
自由詩
11
13-8-10
【とじひも】詩サークル「群青」八月のお題「漠」から
-
そらの珊 ...
自由詩
11*
13-8-10
克服
-
破片(は ...
自由詩
2*
13-8-10
母へのうーとーとー
-
朝焼彩茜 ...
自由詩
10
13-8-10
朝顔がブラスバンドのごとく咲く
-
北大路京 ...
俳句
4
13-8-10
背番号小さくなって野球の日
-
北大路京 ...
俳句
3
13-8-10
大人になるために諦めた恋や夢の墓を荒らしている
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-8-10
かわいい
-
nonya
自由詩
24*
13-8-10
泣き虫
-
hiroto22
自由詩
3*
13-8-9
尿切れが悪い
-
花形新次
自由詩
4
13-8-9
遠く雑踏を離れて
-
梅昆布茶
自由詩
13
13-8-9
かなかなの声をかき消すゲリラ雨
-
北大路京 ...
俳句
5*
13-8-9
中身が好きなのについでに美人で困る
-
北大路京 ...
自由詩
7
13-8-9
部屋に残った指紋を気にしている
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-8-9
ミズクラゲの一生
-
Lucy
自由詩
26*
13-8-8
八月の子供たち
-
梅昆布茶
自由詩
18
13-8-8
何一つ好きにはなれない
-
ただのみ ...
自由詩
18*
13-8-8
別の娘の名前を呼んで夏終わる
-
北大路京 ...
俳句
3
13-8-8
ケーキを食べるためについている口だ
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-8-8
平和の地層
-
中村 く ...
自由詩
4
13-8-7
興津の庭
-
大村 浩 ...
自由詩
7
13-8-7
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