医師はどこにも病気が
     見あたらないというのだがー

汚れた世界をばかりを見続けていた 
とも思えないが 硝子体に埃が溜まって
見つめる視野の中心が霞み 
左目で見る妻に ....
愚痴ばかり書きたるブログや憂国忌 愛しています
ずっとまえから決めてある名前のこども

おんなのこだったら、
季節の季
千代紙の代
きよ といいます

おとこのこ だったら
澄んでいる のか
清らか なのか
はた ....
アベノミクスなんでおつきあいしてください 今、僕は、旅先の尾張名古屋名鉄ビル9階の
「矢場とん」で味噌カツ定食を待っている。
景気づけに、豚の横綱がポーズをとっている
絵柄のグラスビールをくいと、飲む。

思えばあれは9年前…独り旅 ....
       そのとき、
       とおくがみたいと
       そうおもった

       朝と夜のはざまで
       そのひとは背中を向けていた
       けむ ....
昨日
えびを袋詰めにして帰った

今日
生きているのはわたしだけ
そんな
圧倒的なわたしの
優勢がくりひろげられている日々
さびしい土地で同居しかけたえびをも
殲滅させるくら ....
いつもカメラにフィルムを入れずに
写真を撮るのは
大切な一瞬の
記録を拒絶しているから

それでもシャッターを切るのは
シャッター音とともに
大切な一瞬を自分の記憶に深く刻むため

 ....
冬の子どもたちが
落ち葉のマントを纏って
手をつなぎ
かごめかごめをしている

誰かが
あっちだ
と言って走り出すと
手をつないだままで
一斉に駆け出していく

遅れた子を 心配 ....
小春日の碁盤の広さ木の香り すんげぇ綺麗なエキストラがいる ざまあみろの顔を練習している きみのおくの ひかるとかげ
ねむそうで やさしいしるし
触れようとした すこし


ここも ひんやりと
朝の気配に 湿ってしずかだ
空になったペットボトル
森のなかの  ....
              131124


ひぃーふぅーみぃー
ひとさし
なかゆび
くすりゆび
3本指を押っ立てた
一刺し100円
消えいりそうな声 ....
不注意でピカルディを
生まれて初めて割ってしまった
その刹那あなたの姿が帰ってきた
絶対に大丈夫と思っていた強化ガラス
この世に絶対なんてないと言いたかったのか

絶対にわたしよりも先には ....
 


にわか雨の気配に慌てて
息を切らして
額に汗を滲ませて

は、と息を吐くベランダで
からりと笑う太陽に
力が抜ける

平凡すぎる何かを守ること

小さな願いと
安堵 ....
風邪をひいて一日寝ている
よくもこんなに眠れるものだ
寝ては目覚めてまた夢を見る
夢で野垂れ死にしても不思議ではない
見知らぬ旅館に隠れている
ドアが開いたかと思うと風呂上りの子どもが転がり ....
 3 足のある眼鏡

わたしの仲間は誰でも言うのだが
決して信じてはいなかった
「眼鏡には足がある」など

だが 今朝 眼鏡が消えた
確かに洗面台の横に置いたのに
顔を洗っている間にど ....
  四角い形をした
  それは別れの言葉だった
  きみのくちびるは歌わない
  ただ、冬の風にかわきながら
  いいよどんだり
  いいまちがったり
  いいきったりするだけ
 ....
うにタンうにタンうにハラミの順で喰う 銃弾の跡がある部屋を自慢されている 恐ろしくひょろ高い  
竹馬に乗って
海水のなくなった海の底を
歩いて行ったムーミンたち

私は歩道橋から
街を見下ろし
長い脚で
椴松や公孫樹の
街路樹を
ひょいひょいまたいで
 ....
辿り着いたこの街で
老いていくのだ
運が良ければ
最後の日まで

そのことが
頭の中ではっきりしていて

どこまでも
美しい
晩秋の遊歩道
硝子ケースの中にある、{ルビ木彫=もくちょう}の
酸っぱく熟れた{ルビ柘榴=ざくろ}から  
赤い粒等は顔を出し  
薫りは鼻腔に吸いこまれ
僕はひと時、酔い痴れる――  

美術館で立ち ....
さみしい
さみしい
さみしい

と言っていたら
一人づついなくなった

いとしい
いとしい
いとしい

と繰り返しても
もう誰もいなかった。
次に接近するのは60才後半かな?
その次は90才近く?



そんなんで大丈夫?
って、
年季が入っているから
大丈夫なの。



衝突して
どちらかが消滅するま ....
特大のファウルボールや枯葎 自分をとんちで納得させている (ボクめせん)


ボクね
けっこうはながきくんだ

あまいイチゴのにおいとか
けむたいたばこのにおいとか
くっさいオナラのにおいなんかも
すぐにわかるんだ
かあさんはいつも
 ....
冬の透明で静かな風と共に
奴らはやって来た
この世界に存在する
あらゆる現代詩を見つけ次第
容赦無く始末する謎の集団
その名も現代詩バスターズ
今のところ奴らの目的は不明
昨日も
ある ....
壮佑さんのおすすめリスト(5223)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
年を取るとはこういうことか3- イナエ自由詩10*13-11-26
愚痴ばかり書きたるブログや憂国忌- 北大路京 ...俳句3*13-11-26
きよへ- 御飯でき ...自由詩413-11-26
アベノミクスなんでおつきあいしてください- 北大路京 ...自由詩413-11-26
味噌カツを食べた日__- 服部 剛自由詩1013-11-25
とおくへ- 石田とわ自由詩11*13-11-25
えび料理- 遙洋自由詩7*13-11-25
あなたがわたしを拒絶しないと信じたいから- ichirou自由詩8*13-11-25
校庭- Lucy自由詩24*13-11-25
小春日の碁盤の広さ木の香り- 北大路京 ...俳句213-11-24
すんげぇ綺麗なエキストラがいる- 北大路京 ...自由詩513-11-24
ざまあみろの顔を練習している- 北大路京 ...自由詩513-11-24
触れようとするもの- ねことら自由詩313-11-24
消えるには少し速い- あおば自由詩10*13-11-24
ある一つの情熱の- もっぷ自由詩11*13-11-24
いとなみ- 祥希いつ ...自由詩8*13-11-24
風邪と悪夢- ただのみ ...自由詩21*13-11-24
年を取るとはこういうことか2- イナエ自由詩17*13-11-24
バラード- 草野春心自由詩313-11-24
うにタンうにタンうにハラミの順で喰う- 北大路京 ...自由詩313-11-23
銃弾の跡がある部屋を自慢されている- 北大路京 ...自由詩613-11-23
彗星が落ちてくる前に- Lucy自由詩16*13-11-23
散歩- Lucy自由詩11*13-11-23
柘榴の実ー高村光太郎展にてー- 服部 剛自由詩613-11-23
ひとり- クナリ自由詩12*13-11-23
彗星- 鵜飼千代 ...自由詩17*13-11-23
特大のファウルボールや枯葎- 北大路京 ...俳句213-11-22
自分をとんちで納得させている- 北大路京 ...自由詩213-11-22
におい- hiroto22自由詩6*13-11-22
現代詩バスターズ- 左屋百色自由詩10*13-11-22

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