山の水があつまる
わんどの深みに
ザリガニのむき身を放りこむ
暗い川底が
ぐるるんと動いた夏

七輪でおばあさんが焼く
ナマズの蒲焼き
田んぼの畦を吹きわたって
麦わら帽子の
ひさ ....
金色の公孫樹が並ぶ坂道を市バスが走る黒猫が追う タイトルでネタバレしている 玄関からちょっと全裸で出ただけ えりがめくれてるのが気になって
めくれてるよ
と言ったけど
喉がかすれてこえがでない
声の出し方を忘れてしまった
と思って
咳をしてみたら
目に砂が入ったので
目を閉じたら
目が閉じ ....
別れを告げる

わたがしのような

かろやかな甘い想いでが

私の胸のあたりで

くるくる不規則にまわりながら

バランスを崩しながら

ふわふわ浮いて

大きくなりながら ....
                   130827

早く気付くことが必要です
痛みが無くても
気にしてください
もみ手をして
この度も
 ....
つい先日
心に針を刺されました
誰かのふいの、一言を

昨日まではちっとも
痛まなかったのに
空気が全部抜けてしまったようで
今更ながらちくり、ちくりと
意地悪をしてきます
 ....
一昨日の夜
世界中で槍が降ったので
わたしはネズミイロの箱の中にうずくまり
ひとり寂しく鳴いていました

昨日の朝は
庭に星のかけらが降ったので
わたしは爪に塗ったマゼンタをそのまま ....
原発の謎を知らずにバッタ跳ぶ 上目づかいに目薬さしてやる 僕は世界に愛されているのだろうか ずっと不安だった
母の瞳の中に 僕はいたのだろうか そしてあなたの瞳のなかに

それらは僕の生を映す鏡 だからずっとみつめていたかったのだ
おなじものをお ....
ひぐらし
ぐ〇●●
ら●○●
し●●○


    しず○
    ず倍○
    ま○音
    る○○   
         レ○○○  ....
日曜は寝ぐせのまんま猫じゃらし ねこじゃらし海の香りがするモルト 胸の大きさをアピールしてきた君の知らない歌を唄う ゴロゴロ鳴って
色とりどりの
ヨーヨー風船が落ちてきたような
夏の破裂音

軒下も見つけられずに
人気のない家の庭先にある
大きな木の下へ滑り込むと

浮世絵の世界が音も吸いこんでい ....
蝶は夏の光を泳ぐ

ふわり ふわり

目には楽しげで 

花を愛し

仲間と戯れて

ときに人にも寄り

いのちの季節を謳歌する



さて黒い揚羽がまるで
 ....
唸りをあげる牛蛙に
鈴虫が息を潜めて
全休符を待っている

扇子を握りしめると
じわり
汗が手にかえってきて

適当に舗装された
あぜ道の輪郭がゆれて
溶け始めている

瞬間、 ....
波の音は

異国のことば

こどもたちが海に入ってゆく

カメラが海に潜り込む

水のなかは

ことばのない異国

それがえんえん繰り返されて

ぼくたちは眠るのだ

 ....
夏の陽ざしは、いらだちの

Fucking hot 


モーツアルトの楽の音は、
それを和らげる
 そして 冷たいcokeと ひときれの青いパイ


すべては 「文明」 の、ほど ....
原色の風景が
真夏の陽光に
溶ける午後

愛の幻想に
溺れる男は
実像を求めて
海に潜る

捕らえた肉体の
乳房は溶けて
流れ去る

時を
遡行する男の
前をゆく実像は
 ....
ひもじいといって、啼く蝉はいない

白亜紀の時代から
ひとはひもじい生きものだったという
そのひもじさに耐えて、恐竜から逃れて
生き延びることのできる生きものだったという

生きて
生 ....
とりあえずの ダイエット祈願をする 女子は
(男子も?) 
この季節になる前から 多いのでは☆ 

うーん、しかし こう暑いと
図らずも 体力とともに 
体重も 落ちて行くのが 世の常?! ....
夏の宵 風鈴さえも物静か 誰に別れを告げて過ごそう

すべてを溶かして夏が逝く 遠く僕らを置き去りにして

朝顔にそっと問いかけ返事待つ あの恋の行方こころの行方

短信の むこうに見 ....
子供があるひ
自分と世界がわかってしまって
踊りだすように

わからないのだ
死が
ひとしくわたしたちを
迎えて

こころではなく
むきだしの神経が
都市の隙間を覆う

いっ ....
ミルクティー曇った空を飛ぶ蜻蛉 私のいないパーティーが盛り上がっている 捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている 心って
どんどん折れ曲がると
だんだんまんまるになっていくんだって

だからだいじょうぶなんだよ
きっと
だいじょうぶなんだよ

くやしい涙ごしにみた空にも
綺麗な星がたくさんあった
壮佑さんのおすすめリスト(5223)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
山の水- yo-yo自由詩11*13-8-28
金色の公孫樹が並ぶ坂道を市バスが走る黒猫が追う- 北大路京 ...短歌113-8-28
タイトルでネタバレしている- 北大路京 ...自由詩513-8-28
玄関からちょっと全裸で出ただけ- 北大路京 ...自由詩713-8-28
_- さいとう自由詩513-8-27
わたがしのような別れ- 灰泥軽茶自由詩613-8-27
トノサマバッタ- あおば自由詩10*13-8-27
私の中のふるさとで- ニワコ自由詩513-8-27
そしていつの間にか100年が経っていた- 自転車に ...自由詩413-8-27
原発の謎を知らずにバッタ跳ぶ- 北大路京 ...俳句413-8-27
上目づかいに目薬さしてやる- 北大路京 ...自由詩513-8-27
- 梅昆布茶自由詩1213-8-26
沈むと_思っていた- るるりら携帯写真+ ...9*13-8-26
日曜は寝ぐせのまんま猫じゃらし- 北大路京 ...俳句213-8-26
ねこじゃらし海の香りがするモルト- 北大路京 ...俳句113-8-26
胸の大きさをアピールしてきた君の知らない歌を唄う- 北大路京 ...自由詩313-8-26
夏のハレツオン- 灰泥軽茶自由詩1513-8-25
仕舞蝶- ただのみ ...自由詩21*13-8-25
スターマイン- Seia自由詩613-8-25
フランシス・アリス展にて- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...1113-8-25
Hot_coke- 月乃助自由詩7*13-8-25
欲望- イナエ自由詩8*13-8-25
朝の日記_2013夏- たま自由詩34*13-8-25
カピカピ- 藤鈴呼自由詩3*13-8-25
晩夏へようこそ- 梅昆布茶短歌913-8-25
神経の子- 佐藤伊織自由詩613-8-25
ミルクティー曇った空を飛ぶ蜻蛉- 北大路京 ...俳句513-8-24
私のいないパーティーが盛り上がっている- 北大路京 ...自由詩813-8-24
捨てられた星屑集めながら野良猫と歩いている- 北大路京 ...自由詩813-8-24
まんまるな空- 朧月自由詩513-8-24

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