あるインターネットサイトで「もしあなたが、一日だけ可愛い女子高生になったらなにをしますか」という記事を見た。
マルキューで買い物?
美容院に行く?
ナンパされてみる?
いろいろ考えてみたけれど ....
陽のあたる書棚 憩う一羽の本
タランチュラのような手が二つ
美しい表紙を捕まえると
隙間なく閉じられた頁に太い指が滑り
弛緩した貝 白いはらわたよ
青く刺青された文字は星 ....
いつも待っている
誰かを
何かを
右手か
左手で
いつまでも招きながら
黄色い砂埃も
べたべたしたちっちゃな手も
酷い陽射しも
すぐに味がしなくなる憐れみも
....
じんわりと溶ける綿菓子紅葉狩り
同じ具のおにぎりばかり買ってきている
周回遅れで先頭の気分
肉体が発酵したことを示すように
汗は一枚の流れる衣服として肉体を飾る
俺は文明やら責任やら愛情やらの硬い網から這い出て
大地というまったくの物質に物質として衝突する
ここには人間はいないし ....
言葉って ドミノに似ている
並べ方は無限
どんなに時間をかけて並べられた大作も
たった1ピースで壊滅
うまくいくかどうかなんて
最後はほとんど 運を天にまかせるレベル
言葉って プ ....
穴を
かたっぱしから
うめたてて
苦情をうけて
またあけた
あたらしい穴は
みたり、つかったりするには
すこしあたらしすぎる
ふるい穴は
ひとつだけかくしてあるので
死んだ ....
遠い星までの距離を
なにをもって測ろうか
言葉でそれとも
夜の波の響きで
それともきみの血流の速さで
こころの深さはなにで測るの
ざわめく風のおとでそれとも
過ぎた日の木漏れ日の ....
横向きに生えし虫歯や干蒲団
泥仕合はじまってキングクリムゾン唄っている
かつて
そこにあった川は
幸せが
そっと残酷に
空へ蒸発していくように
今はもうない
砂漠の砂の中で
生き延びた
いっぴきの魚が
乾いた瞳で
夜空を見上げている
流れ星がひと ....
赤は止まれ
青は進め
黄色は注意
生まれて初めて知った
極めて普遍的な社会ルール
それは母が私の手を握りながら
真剣な面持ちで教えてくれた
その日パシフィックノースウエスト地方を吹き ....
あなたに梨の実を贈りたい
寒く厳しい冬の夜に
愛するあなたが
梨の実の夢を見られるように
くちづけは消えてしまうから
抱きしめあった温もりも
....
花ぬすびとをききながら流れるのは一粒の涙
移ろうことが許せなくて怖かったあの頃
あの頃と同じ一粒
*YouTube 花ぬすびと (明日香)
http://www ....
黒々と枝を拡げる
はだかの木
ひび割れた空の奥に
狼の貌が現れる
雲を裂いて
鋭く光る眼
夕陽を噛み砕く牙
ピアノ線に触れ
切れ切れに落ちる
はだかの言葉
燃えるランプ ....
まるで
30分で、いっきに大人になったみたいだったよ
疑問符そのもののような顔をして
檸檬が言った
エイヤパ・オパピ
洗濯船の僕たちよ
働くなかれ
突然 目の焦点を断ち切られたよ ....
新しい季節になったので、
しまいこんでいた靴を
取り出した。
かかとに葉の切れ端が
付いていたので、
つまんで取った。
なぜしまう前に
洗わなかったのかを
考えていたら、
....
スキップが出来た日
ひとりの道を楽しむ会の
仲間になった
逆上がりが出来た日
さかさまを楽しむ会の
仲間になった
しびびーが出来た日
くさむらを楽しむ会の
仲間になった
....
ジュリエットは泣いていた
あんなに固くかわしたはずの契りはなんだったのだろう
風と男は信用できないと泣いていたのだが
すぐに泣きやんだ
だって泣くのもけっこうつかれるんだもの
そして地中 ....
段違い平行棒と
サーカスの空中ブランコが
一瞬にして 重なる
ふわり 浮き上がる様は
真夏の 人魚
いつもは 飛沫が お友達
たまに 渋木を 恋人にして
日々 励むの
い ....
音という大きなくくりのなかにいて 君の声だけ特別でした
もふもふとやわくてぬくい善きものがしっぽで返事 猫の縁側
履いてから捨てると決めた靴下をなぜだか今日も洗濯している
卵からひよ ....
飛びゆきし鵯の残像見知らぬ子
死ぬまで内緒を忘れている
土に還れない落ち葉は
一枚一枚
くっきりと形をとどめたまま
美しい標本のように
雨の舗道に貼りついて
幾度も
踏みしだかれ
やがて晴れた日の
風に
粉末となって
舞い上がる
久しぶりに、いよちゃんに会ったら、前歯が1本なくなっていた。笑ったとき、いたずらっぽくみえる。
乳歯が抜けかかっていたのを、えいやっと自分で抜いてしまったらしい。それを見て母親はびっくりしたと話して ....
雨が窓を叩いてる
風が夜をかきまぜている
遠いところから
押し寄せてくる
怖い記憶に
目を覚ます
かたわらに幼子がいた頃は
守らねばという決意が
こんな時私の背筋を支え
薄闇 ....
立冬や Got to get you into my life
まえ会ったときと名前が違っている
壮佑さんのおすすめリスト
(5201)
タイトル
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カテゴリ
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日付
もしあなたが、一日だけ可愛い女子高生になったら何をしますか
-
アマメ庵
自由詩
2
13-11-13
朝の読書
-
ただのみ ...
自由詩
21*
13-11-12
招き猫
-
nonya
自由詩
18*
13-11-12
じんわりと溶ける綿菓子紅葉狩り
-
北大路京 ...
俳句
6
13-11-12
同じ具のおにぎりばかり買ってきている
-
北大路京 ...
自由詩
1
13-11-12
周回遅れで先頭の気分
-
北大路京 ...
自由詩
9
13-11-12
労働
-
葉leaf
自由詩
4
13-11-12
言葉って(再び)
-
Rabbies Diar ...
自由詩
4*
13-11-11
うめたて
-
はるな
自由詩
5
13-11-11
distance
-
梅昆布茶
自由詩
26*
13-11-11
横向きに生えし虫歯や干蒲団
-
北大路京 ...
俳句
2
13-11-11
泥仕合はじまってキングクリムゾン唄っている
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-11
砂の中の魚
-
そらの珊 ...
自由詩
14
13-11-11
赤・青・黄色
-
夏美かを ...
自由詩
28*
13-11-11
梨の実の夢
-
草野春心
自由詩
4
13-11-11
花ぬすびとをききながら
-
殿上 童
自由詩
17*
13-11-10
吠える
-
Lucy
自由詩
16*
13-11-10
彩雲(さいうん)
-
草野大悟 ...
自由詩
4*
13-11-10
雪解けの靴
-
クナリ
自由詩
9*
13-11-10
お天気倶楽部
-
そらの珊 ...
自由詩
20*
13-11-10
その後のロミオとジュリエット
-
梅昆布茶
自由詩
11
13-11-9
いつからかしら
-
藤鈴呼
自由詩
5*
13-11-9
少し幸せになるおまじない
-
そらの珊 ...
短歌
10
13-11-9
飛びゆきし鵯の残像見知らぬ子
-
北大路京 ...
俳句
2
13-11-9
死ぬまで内緒を忘れている
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-11-9
蝶になる日
-
Lucy
自由詩
24+*
13-11-8
ガラス玉遊戯
-
yo-yo
自由詩
10*
13-11-8
窓を叩く雨
-
Lucy
自由詩
19*
13-11-8
立冬や_Got_to_get_you_into_my_lif ...
-
北大路京 ...
俳句
2
13-11-7
まえ会ったときと名前が違っている
-
北大路京 ...
自由詩
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13-11-7
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