自動筆記で遺書したためている
平和が平和が満ちておる
こころは洗濯できるものだろうか
いつもその時どきなりの
こころで生きれるように
できるものならば
天気の良い日に
やさしい風の中に
干してみたいものだ
昔
何かの本で読んだ記憶
「大海原」を
アイヌ語では
「シャーンルルー」という
でも
いくら調べても
そんな事実は出てこない
出てくるのは
海は
シャーンルルー
....
葉を落とした蔦は陰鬱な妄想
囚われた家も人も沈黙を叫ぶかのよう
十一月は開けっ放しの箪笥
風や霙しか仕舞われていない空の空
冬は心の真中から始まる
だがものごとの始まりは不明瞭
....
山の神舞 蝦夷神の生き残り
桓武天皇の御世
たいらげられた蝦夷の神
神社(やしろ)は倭の神の依り代のため
彼らは神社(やしろ)を知らなくて
ご神体ははやちねさん
早池峰神社の鳥 ....
小学5年の娘から
毎度毎度の
近況報告
あのね
ママが風邪ひいて寝込んでる
パパが心配するから
口止めされてたけど
メールは口じゃないから いいよね
だから
おみまいの メー ....
木枯らしがいろどり集めさらいます頬を伝うは無色な涙
秋だから人恋しくて鍋に浮く豆腐のようにゆらいで誘う
街中をクレヨンで塗り準備する赤もいいけどここは黄色で
....
遠ざかるボイジャーニ号蓮根掘る
アカシックレコードでモテるコツさがしている
非常階段には
扉があって
内と外が隔てられている
内のものかといえば
そうでも非ず
外のものかというえば
そうでも非ず
非常のために作られた階段
日常では使われない
避難通路
....
『腐りかけが美味い』腐っていた
贈ったポエムが公開されている
どうしたものか
会話の平行線
結論が見えないので
この辺で
補助線を引こうか
取りあえず
二等辺三角形にしてみると
やっぱり
相似形だったね
あなた、という山を真正面に見て
あなた、という山を直角に見る
そこが二人の
ポイントだ
あなたの仕掛けは細くしなやかで
おれの仕掛けは太く不器用だ
あなたとおれが
山立てして ....
五時間半のパートも毎日つづくと
腕も、足も、腰も痛くなって
お風呂上がりにはからだじゅうに
星を貼って、寝ます
星は、
ツボとよばれるからだの黒点に貼るから
いくつか貼ると
わたしのか ....
生まれたね
やさしい手で研がれ
水をたっぷり
ふっくらつやつやと
今日は卵にしようか
それとも納豆 ....
箱を眺めると ポークカレーと銘打っており
何やら 有名なシェフも 映り込んで いる
ふむふむ、普段は ビーフが 定番なのかは 知らないが
アタシは 肉じゃがも 豚肉が 定番で ....
後悔ばかりの走馬灯が見える
ホントのホントに生きている
過ぎ去ったものの影を追わないで
思い出の名前を口にしないで
あの日を小瓶に閉じ込めないで
銀の魚は
網の目をくぐって
すべるように消えるもの
手から手へと渡ってゆく ....
膝下五センチのスカート丈
三つ折りの白い靴下
おかっぱに切りそろえた髪
私は校則通りの平凡な中学生
ふくらはぎ下までのスカート丈
伸ばしたままの靴下
パーマがかかった茶髪
そう、あな ....
ある冬晴れの日のその空と
同じ色の表紙をした
日記を買った
他に種類はたくさんあったのだが
それはひときわ僕の目を惹いて
一度手に取り
一度戻して
もう一度手に取り買ったのだった
....
手で「ちょき」を一人の時にしたことが無いと気づいてふとやってみる
アルプスのどこかで飲んでいるつもり一杯のココア晩秋の部屋
透明の水彩絵の具で描かれた君の九月の絵のナス食べたい
....
酒煙草博打刺青冬の空
人間臭い(体臭) 人間臭い(ロボット)
あともう少しと思うところで
火を止めるのよ
もう薪はくべなくていい
蓋をあけてはだめ
後は鍋ごとさめるのを
待つの
ゆっくりさめながら
ジャムはだんだんジャムになるから
リスの母さんは ....
青や
赤や
白で
例えすぎて
汚れた
それは
指先
で
すこし
ふれたら
名前がついた
もっと、
最初から
ふれていたら
色なんか
なくて
とうめい
で
いれたのに ....
工事現場で爆発事故に遭った俺
飛んで来た鉄棒に脳を貫通され
大脳辺縁系と大脳皮質との
連絡網を断ち切られてしまった
奇跡的に一命を取り留めたが
現場仕事には復帰出来そうに無く
見舞いに ....
ぬるま湯を飲む時はお湯に水を混ぜる子でした。
横縞のモノクロを縦縞にして着たがる子でした。
今よりもっと冷夏の目で見つめていた昆虫の祈りは、
今ではもっと寒冷の手で乾いた死骸を潰します。
....
壮佑さんのおすすめリスト
(5223)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
自動筆記で遺書したためている
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北大路京 ...
自由詩
8
13-12-1
平和が平和が満ちておる
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-12-1
太陽
-
梅昆布茶
自由詩
25*
13-12-1
海にいる僕はいま_シャーンルルー_している
-
ichirou
自由詩
9*
13-12-1
裏表紙
-
ただのみ ...
自由詩
22*
13-11-30
早池峰山(はやちねさん)
-
……とあ ...
自由詩
11*
13-11-30
笑い泣き
-
ichirou
自由詩
9*
13-11-30
アイスクリームな夜
-
石田とわ
短歌
16*
13-11-30
遠ざかるボイジャーニ号蓮根掘る
-
北大路京 ...
俳句
6
13-11-30
アカシックレコードでモテるコツさがしている
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-11-30
【非常階段】_詩サークル「群青」11月の課題「非」への提出作 ...
-
そらの珊 ...
自由詩
20
13-11-30
『腐りかけが美味い』腐っていた
-
北大路京 ...
自由詩
9
13-11-29
贈ったポエムが公開されている
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-11-29
補助線
-
ichirou
自由詩
10*
13-11-28
山立て
-
草野大悟 ...
自由詩
1*
13-11-28
星座
-
たま
自由詩
35*
13-11-28
生まれたての朝
-
石田とわ
自由詩
15*
13-11-28
贈り物、届きました
-
藤鈴呼
自由詩
3*
13-11-28
後悔ばかりの走馬灯が見える
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-11-28
ホントのホントに生きている
-
北大路京 ...
自由詩
6
13-11-28
季節
-
梅昆布茶
自由詩
15
13-11-27
さくら色の息吹
-
夏美かを ...
自由詩
33*
13-11-27
日記買う
-
八布
自由詩
12
13-11-27
十月のノートから4_(十首)
-
もっぷ
短歌
6
13-11-27
酒煙草博打刺青冬の空
-
北大路京 ...
俳句
2
13-11-27
人間臭い(体臭)_人間臭い(ロボット)
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-11-27
さめるまで
-
Lucy
自由詩
24*
13-11-26
それは金属音に近い
-
左屋百色
自由詩
10*
13-11-26
パルプンテ
-
和田カマ ...
自由詩
3*
13-11-26
[逆さ水]
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東雲 李 ...
自由詩
5
13-11-26
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