早朝
寝ぼけ顔で庭に降り
如雨露を取りに飛び石伝いにゆけば
いきなり顔面を覆う蜘蛛の糸
悲鳴こそ上げなかったものの
粘っこく絡みつく網に息を止め
指を立て取り払ても
容易には剥が ....
古酒酌むや防犯カメラ作動中
褒めて一円もまけて貰えないでいる
土偶の中から美女出てきたよモアイ似の美女が
みずいろの雨をききながら床に入ると、雨がふる
ぽっかり空いた穴を補完するように、雨がふる
決して満ちることはないんだけど、それでも雨がふる
*YouTube み ....
月が半分です
じっと見ていたら
うす半分が見えてきます
神様からのテストはいつも突然です
おぼえてないことばかり出てきます
月が半分です
じっと見ていたら
....
七人の家族団欒星月夜
若気のいたりを老いても続ける
たくまずして誰かの憎しみをかってしまう
ほどこうにほどけない結び目
ただそれが君だっただけだ
おそらく罪状はかぎりなく
妥当な理由もあればやや不適切なものまでさまざま
あえてぬれぎぬとは ....
朝早くに
古臭い詩をわたしは書いた
潮水に濡れた岩間を縫って這うように歩く
数匹の蟹の節足のことなどを
カーテンのあちら側で降っている雨が
薄笑い ....
サラサラと嘲りながら
指の隙間から
零れ落ちていったのは
砂で出来ているのを
忘れかけていた
いくつもの季節と朝焼け
パタパタと蔑みながら
手のひらから
飛び立っていったのは
....
夏をたたむ
両手でしわをのばし
ていねいに
色濃い影をおとした夏も
洗濯され、たたまれると
頼りないほど薄っぺらだ
....
左手の中で牛が眠っている
さっきまで右膝のあたりにいたのに
もう一頭の牛は鎖骨のあたりで草を食み
けれどもまもなく体を地に横たえるころだろう
テレビで昔の映画をやっ ....
ひとつの恋愛が始まると
いくつかの虫歯が
できてしまう
歯医者に行くのを
忘れてしまうこともあるけれども
夜中に眠る前に
歯磨きもせずに
お互いの話をすることに
夢中になってしまっ ....
屋上のライブバンドや秋高し
来世も諦めることになった
パン屋の前で「パン食べよっかな」の声が口から漏れた
かーさん ももいろひよこ かってや
めっちゃ かわいーやんか
そらいろも いるんやで
にじいろも いるんやで
ハートマークも いるんやで
息も絶え絶えのひよこたち
鳴いてるんじゃない
....
エプロンをつけたおじさんのような
がらがら声のおばさんのような
二人組が立ち止まり
暑いのか涼しいのかさっぱりわからないねえと
言っている横を
私はTシャツ一枚で通り過ぎていくのだが
....
朝焼けと茜空の間に
彩(いろどり)が溢れ
茜空と朝焼けの間に
暗闇が横たわる
少女はその秘密を知りたくて
彩の一つ一つを呼び出しては
新しく命名し昼の詩を
暗闇の底を探っては
言葉で照 ....
風が運んできた花の匂いにまみれたら空想に囚われて
飛行船で七つの海を制覇する旅を始めてしまうけれど
真夜中に目覚めた時のあの浮遊感が忘れられないから
雷雨の中を駆け抜けて迷い込んだ街で君を思 ....
古いノートに書かれた文字を
辿って行くと
余白にぶつかって
そこから先へ進めなかった私がいる
もう書けない
諦めてしまおうと
何度も思った
余白の裏に
余白の隅に
挫折の名残 ....
雛菊をみていた
毛氈のような緑に
ところどころ陽に照り映えてある白
海をおもいだしていた
流木の漂白された肌が
曇天に無色をそえる
時間の重さをはかる
手のひらの中の一握りの ....
四年京都に住んで
今でもよかったと思うのは
はる を覚えたことだ
生まれ在所に戻ってからも言っている
開けてはる居てはる植えてはるえづいてはる起きてはる
噛んではる切ってはる ....
秋高し宇宙はいまだ謎だらけ
チワワが痴話喧嘩してコンニチワとでも言うと思ったか
野良の黒豹にうちのキリンが噛みつかれている
「ねえ、これは骨?」
チキンナゲットを食べ慣れているお前達に
フライドチキンを与えたら
飢えたライオンの子供のようにそれを貪りながら
何かを思い出したように下の娘が訊く
「そうだよ。 ....
映写する腑、喉を圧しひろげ、傍線はたしか、遠くに聞く、砂の鳴りに裏返る沼、波紋と残像のさなか、脆弱な冒頭を詰めたトルソーは次の作図を予感する。渦の灯、炭化した雨を下から明かし、鞣すように匙を透して、香 ....
グレープフルーツナイト
ぷかぷか浮かび上がれば
魔の時間だ コウモリのお通りだ
合図になる 目が覚める!
パイプをくわえたフクロウ
迷子の泣きべそオオカミ
花冠ひっかけたトナカイが
....
壮佑さんのおすすめリスト
(5202)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ジョロウグモ
-
イナエ
自由詩
9*
13-10-13
古酒酌むや防犯カメラ作動中
-
北大路京 ...
俳句
2
13-10-13
褒めて一円もまけて貰えないでいる
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-10-13
土偶の中から美女出てきたよモアイ似の美女が
-
北大路京 ...
自由詩
3
13-10-13
みずいろの雨をききながら
-
殿上 童
自由詩
20*
13-10-13
人生合格
-
吉岡ペペ ...
自由詩
6
13-10-12
七人の家族団欒星月夜
-
北大路京 ...
俳句
3
13-10-12
若気のいたりを老いても続ける
-
北大路京 ...
自由詩
11
13-10-12
結び目
-
梅昆布茶
自由詩
16
13-10-12
古臭い詩
-
草野春心
自由詩
10*
13-10-12
無力
-
nonya
自由詩
20*
13-10-12
ながい夏
-
石田とわ
自由詩
21*
13-10-12
牛
-
草野春心
自由詩
3
13-10-11
虫歯と恋愛の関係
-
りゅうの ...
自由詩
11*
13-10-11
屋上のライブバンドや秋高し
-
北大路京 ...
俳句
2*
13-10-11
来世も諦めることになった
-
北大路京 ...
自由詩
8
13-10-11
パン屋の前で「パン食べよっかな」の声が口から漏れた
-
北大路京 ...
自由詩
4
13-10-11
夜市
-
そらの珊 ...
自由詩
16*
13-10-11
秋のはじまり
-
灰泥軽茶
自由詩
14
13-10-11
10月10日の詩
-
ただのみ ...
自由詩
21*
13-10-11
星が無数に降りしきる夜に圧倒されて茫然としている
-
kauz ...
自由詩
14+*
13-10-10
余白
-
Lucy
自由詩
13*
13-10-10
時間の重さ
-
梅昆布茶
自由詩
19
13-10-10
はる
-
平瀬たか ...
自由詩
15*
13-10-10
秋高し宇宙はいまだ謎だらけ
-
北大路京 ...
俳句
5
13-10-10
チワワが痴話喧嘩してコンニチワとでも言うと思ったか
-
北大路京 ...
自由詩
5
13-10-10
野良の黒豹にうちのキリンが噛みつかれている
-
北大路京 ...
自由詩
6*
13-10-10
食卓
-
夏美かを ...
自由詩
26*
13-10-10
手紙
-
吉田友佳
自由詩
3
13-10-9
グレープフルーツナイト
-
サトウチ ...
自由詩
5*
13-10-9
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