ガラスだった

熱ければ溶けて

寒ければ縮んだ

落とせば割れるし

転がせばすぐ傷がついた

でもガラスは


中学のときかさばるし重たかったから

よくわざと教科書 ....
▼▼ ルール: ナウい単語で ゆるく ▼▼


次々と君がつぶやく名言を胸にしまって ふぁぼRT(リツイート)

披露宴Ustream中継し見せつけてやる歴代彼氏

3Dヘッドマウントデ ....
 
 
心臓の近くで
きみがぼくの口と
お話をしている
肝臓からは
少し遠い 
 
 
朝の風瞳に映る海岸線二十年後の約束をする

五月から残る傷跡まだ消えずひとつふたつと季節巡っても

明後日の予定は今も決まらない喧嘩したけど絆は深い

裏庭に咲く花の名を覚えたい孤独 ....
みんな
しんでいる

たのしそうに
しんでいる

いきものを
ころしてたべて

それでもなお
しんでいる
{画像=120223235940.jpg}



欠けた塊の怒り


輝くような怒りはあるか?
物質のように堅い岩石のような怒り
傷ついて欠けてしまうような怒り
純粋で結晶していて ....
小さなアヒルに
似ているね
数字の2
かわいいね


   *


事故にあった君が
包帯ぐるぐるのベッドの上で
私を見つけたとたん
Vサインをしてみせた
ふたつの指 ....
わたしは男のくせに、何も出来ないのである。これでも妻と息子を食わせているつもりであるのだが、殊、家のことになると別問題である。

先日用事があって、妻が息子を連れて仙台の実家に帰った。 ....
困らせたいわけじゃない
だけど困ってしまったらごめんね

トーキン

はる
左の耳から出てきた紙くずが
右の耳へと入っていくような
かさかさしたおわりのなさ

木の間にぶら下がる健 ....
 
 
紙コップを満たす時間 
計算機を分解し続ける少年の側で 
親戚の人が斜めになってる
今日会いたい人の 
苗字が思いつかないのだ
 
 
空も
海も
荒れている
鉛色した浜辺に
鈴をなげる
こんな日であっても
ひとは
生まれ死ぬのだろうか
鳥たちは
季節を選ぶというのに
どんな理由があって
生まれ死ぬのだろうか
 ....
命の消えた君の顔は
見知らぬ人のようで
半分開いている目は
閉ざそうとしても固まって
開いてるのに何も見ていない

君に何かが見えていたとき
最後に見ようとしたもの
それを見ること ....
三月雨、が降る
ほろほろとこぼれて少女は涙する
はちみつ色の瞳を濡らし鼻筋を濡らし
ああけれど溶けてしまうから唇をきゅっと結ぶ


盛り上がる雫は春の水 それとも冬の水
少女に言葉はいら ....
  いいですか
  コンクリートの塊を
  右脳の隅に沈めておくから
  ちゃんと見ていてくださいね



  そう言われたのは
  日曜日のことだったので
  ひょっとする ....
自分も毛糸玉のくせして
プッチは毛糸玉と
戯れるのが好きだった

ふたつの毛糸玉は
所狭しと転がり回り
私は面白がってその糸を引いたものだった

小学生だった私と弟
そしてやっと歩き ....
意地になって
石になって
一になる

意地になった
一の
石である


布団の中で
固まって
ストーブってあったたかったよなぁ
エアコンがあれば快適なんだろうなぁ
コタツって ....
人生は手紙
読み進むごとに
春夏秋冬喜怒哀楽
答えは最後のお楽しみ

人生はビリヤード
当たり当たられ飛んで行く
誰が誰を動かして
こいつがどいつに影響されたか
白玉だって分かりはし ....
おきぬけに
大事なことを思いだし
顔をあらって
みつめようとするけれども
それはもうそこにはなく
かわりに
まずい水を
飲み干さなければならない
半年ぶりにかえった家はおどろくほど暖かく(ガス・ストーブをいれたの、と母)、慣れない匂いがした。住人が減り、それとちょうど反比例するように増えていく飾られる写真。

ウエディング・ドレスを着る。い ....
何度かした笑い話であるが、子供がアップル社のノートブックに、アップルジュースをこぼしてしまって、アップルストアにその旨を話したら、そのユーモアをたいへん評価されたのであるが、修理する金額で .... ふと、目をやる

視線の先には 木蓮

ここ数日
一けた数字の寒さの日

もこもこに着込み
大判マフラーの間から
景色を見ていた

ベージュに近い2センチほどのつぼみ

 ....
 
 
雨上がりの金属に
陽ざしが降り注ぐ
澄んでいく歩道橋の上で

ブルゾンは人の形
人が着るから
着なければならないから

産まれてくる、ということに
ここにいる、ということ ....
1、むしゃくしゃしてやった
2、大恐竜展の破壊の思い出
3、あの娘はトラック
4、踊り場にて
5、職安通りコンチネンタル
6、GoJapanese
7、ゆめのある人
8、あの娘はトップブ ....
7年前の皐月の深夜だった
寝返りが打てないと眼が醒めた
左半身がまったく動かない

何かがおかしいと
右半身で左半身を転がし
ベッドから転げ落ちる

電話まで這っていきながら
救急車 ....
何をためらっているの
細胞が覚えているでしょう
心が脈打つ度に感じないの
いのちを抱きたいのでしょう
肌が泣くほどに抱き合えばいいよ
後付けの科学は興味深いけれど
あなたはあなたをもっと
 ....
ちくしょう!
畜生畜生ちくしょう!

と いう波 何度来ただろう
生きていて

どうして人は
他人の不幸やかなしみへ
軽く哀れみの言葉の一つでも投げてみれば
反応次第で
次から ....
台所の流しの前に突っ立ってひとり
母が黙々と八朔を食べている 
手際よくむかれては口に運ばれる寸前を
遠慮なく横取りした 娘だった頃

母の顔はおいしそうでもうれしそうでもなかった
自 ....
いけんをいえと
あなたはいう

いけんはないと
わたしはいう

それでもいえと
あなたはいう

いわなければ
ころすとせまられる

わたしはあなたに
いけんととも ....
古く錆びれた配管の中で
ライトを咥えて屈みこんでいる
作業服に目出し帽、ジーンズの尻は破れ
左手で右手を押さえている
くそったれな血め・・
鍋つかみだってなんだっていいからしておくべきだった ....
こどものころ
やさしい
おばあさんがいた

となりのいえの
おばあさんだった

こしをまげて
わたしのあたまを
なでてくれた

おばあさんは
いつからか
いなくな ....
壮佑さんのおすすめリスト(5223)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ガラスの教室- 吉岡ペペ ...自由詩712-2-25
now75_2012- 北大路京 ...短歌11*12-2-24
age2- たもつ自由詩512-2-24
朝の風- 夏川ゆう短歌212-2-24
人間- 小川 葉自由詩4+12-2-24
欠けた塊の怒り- beebee自由詩27+*12-2-24
- RT自由詩5+12-2-23
プライド- 小川 葉散文(批評 ...9*12-2-23
トーキン- ふるる自由詩9+*12-2-23
age1- たもつ自由詩712-2-23
立つ- たま自由詩26+*12-2-23
- シャドウ ...自由詩312-2-23
三月雨- 石瀬琳々自由詩16*12-2-23
コンクリート- 草野春心自由詩8*12-2-23
雨とプッチと毛糸玉- そらの珊 ...自由詩14*12-2-23
就寝前- 北村 守 ...自由詩612-2-23
人の数だけいろいろあるけど- ただのみ ...自由詩20+*12-2-23
まずい水- はるな自由詩612-2-23
ガス・ストーブのこと- はるな散文(批評 ...412-2-22
詩のスタイルについて- 小川 葉散文(批評 ...3+12-2-22
つぼみ- 森の猫自由詩13*12-2-22
ブルゾン- たもつ自由詩9+12-2-22
222- 馬野ミキ自由詩1012-2-22
- HAL自由詩6+12-2-22
ためらい- たちばな ...自由詩15*12-2-22
誰か- 唐草フウ自由詩11*12-2-22
八朔- とろりす自由詩812-2-22
意見- 小川 葉自由詩512-2-21
男が- mizunomadoka自由詩312-2-21
更地- 小川 葉自由詩312-2-21

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