種田山頭火養成ギブスつけたまま寝ている 子供の前で大人のふりをした

洗濯物の前で大人のふりをした

鏡の前で大人のふりをした

悲しみの前で大人のふりをした

ママ友の前で大人のふりをした

雪の前で大人のふりをした
 ....
車なんて要らないけど/明と暗の分かれ目/
とっくの昔に終わって/撤去済みの催し物を
自分だけで/続けている/そんな世界観/外観
/外環道/車なんて要らないけど/致命的な何
かを無意識に体に透過 ....
おおっ
第一次反抗期

ショッピングモールのフードコートで
隣の坊やが
反抗してるしてる

どうやらコップをいたずらして
ママに叱られているらしい

「ダメでしょう!」

   ....
紙の前には座りたくない
鍵盤の前にいたい

昼ひなか私は没頭する
緊迫する
高揚する


せわしなく
抑揚の激しい旋律を
いつか
さりげなく
やさしく
奏でることができたら
 ....
寒灯下キスせず帰る王子様 キレるところじゃなかった   水母は しばらく空気をさまよって
  やがて岩にぴったりと貼りついた
  月が喋らない夜に
  三角定規ひとつだけ残された廃校で
  誰かのあくびのように だらしなく伸びていく廊下 ....
江ノ電鎌倉高校前駅と
腰越駅とのその間で
窓という窓が突然
ぱっと明るい海となり
ゆるいカーブの水平線に
乗客はみな取り囲まれてしまうのだった


すばやく走る波の線
空の始まるとこ ....
夜中に窓枠がぴしりと鳴る
夢のなかから呼び戻されて
枕元をさぐった手に触れるものがあり
それは感触で人の耳だとわかる
よく見えないがそれはたしかに二切れの耳で
ゴムのおもちゃのようにも思える ....
雪玉が転がるゾウのすべり台 読めない漢字の人と付き合っている 過去に生きて彼女が歳をとらない 部品がいっぽん足りなくなって
このままじゃあ埒が明かないから
町まで買いに行かせてくださいと頼んだのに
ひょいひょいとあばら骨を抜かれて
蛸みたいに伸びている
はす向かいの煙草屋から2メートル借りて
となりに住む大学生から4メートル借りて
街頭募金を装って6メートル借りて
それでもたりなかったから交番へいって3メートル借りた
夜爆発して
住人が ....
竹馬が意志に逆らい一歩二歩 地獄にも墓 喪主の手にメリケンサック あさはか
その響きがいい

ばか
よりはいいかんじ

そんな風に置き換えてみる

あのこがしんだ
その朝に
天気のいい夜
寒いけど月がまんまるで
明るくて綺麗で
照らされた空の一部が
ぼんやりと群青色で
星を消す
でも見上げた空は広くて
星は沢山あった 
買い物袋を片手に月夜を歩く
風は冷 ....
テーブルには いちごがあった
私は食べたかったのを我慢して
クローゼットの横に体操ずわりした

パパとママはお互いを罵り合う
傷つけ合いながら 存在を否定しあう


出て行けとパパはい ....
   

卵がスウィングしている
托卵容疑の直滑降は不恰好に喉を塞ぎ
やがて破裂して口いっぱい
玻璃 瑠璃 瑪瑙 罵詈 雑言
秩序の欠如は流星し
脳裏がそっと炙り出す
片手に毬 錦の手 ....
 ○

喪失 は
まとわりつくのだ!

 ○

おぎゃあと出現し
 A 何をすべきか・・・時代からの問い
 B 何がしたいのか・・・自身からの問い
 C 何ができるのか・・・生存す ....
「軽くふれて下さい」という場所に
そっと手をあてると、自ずとドアは開いた。  

人の心も、軽くふれてみようと思う。  
             140116
なんというのでしょうか
外は快晴
北国の方には嫉まれるような青空
それなのに
寒いだの風が冷たいだの
喉が痛むのだと言いたい放題
マスクが飛ぶよう ....
黴餅をくれなきゃイタズラしちゃぞ 誰もいないとこでお世辞を言っている ヒカリゴケのように輝く言葉を探して3年が経った
ひとくちに3年と言っても様々なことがあった
かす漬けの美味しさに目覚めたし
沖縄の楽器に手を出して挫折した

そうして割れがちな爪でひかれる辞 ....
夕闇がやってくる気配
それは決まって
南向きの玄関の隅から生まれた
冷えていく板張りに寝転がって
図書室で借りてきた本を読んでいると
ふいに呼ばれる
声、
のようなものに

夜が
 ....
腕から力を抜くには
一旦手を握りしめて
振りながら脱力して
それが在ることを忘れる

考え続けて
不安になったら
安心できる人に話す
日記に書く
言葉で握りしめた後で
考えない ....
壮佑さんのおすすめリスト(5223)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
種田山頭火養成ギブスつけたまま寝ている- 北大路京 ...自由詩614-1-20
まく- 小原あき自由詩17*14-1-20
狂気の値段- 左屋百色自由詩6*14-1-20
がんばれ_坊や_がんばれ_ママ- ichirou自由詩8*14-1-19
レッスン- Lucy自由詩13*14-1-19
寒灯下キスせず帰る王子様- 北大路京 ...俳句314-1-19
キレるところじゃなかった- 北大路京 ...自由詩314-1-19
エーテル_13- 草野春心自由詩414-1-19
冬潮- 八布自由詩1014-1-19
お供え- 春日線香自由詩714-1-19
雪玉が転がるゾウのすべり台- 北大路京 ...俳句214-1-18
読めない漢字の人と付き合っている- 北大路京 ...自由詩414-1-18
過去に生きて彼女が歳をとらない- 北大路京 ...自由詩514-1-18
部品- 春日線香自由詩314-1-18
- はるな自由詩1114-1-18
竹馬が意志に逆らい一歩二歩- 北大路京 ...俳句614-1-17
地獄にも墓- 北大路京 ...自由詩214-1-17
喪主の手にメリケンサック- 北大路京 ...自由詩214-1-17
あさはかなこ- 朧月自由詩514-1-17
月夜- こいち自由詩314-1-17
パパとママ- 葉月桜子自由詩1014-1-17
誰が卵を置いたのか- ただのみ ...自由詩18*14-1-16
○6つ- 空丸ゆら ...自由詩714-1-16
自動ドア- 服部 剛自由詩14*14-1-16
なにか- あおば自由詩15*14-1-16
黴餅をくれなきゃイタズラしちゃぞ- 北大路京 ...俳句214-1-16
誰もいないとこでお世辞を言っている- 北大路京 ...自由詩414-1-16
ベスト- ふるる自由詩13*14-1-16
夕闇- そらの珊 ...自由詩2514-1-16
悩み過ぎないためのレッスン- 殿岡秀秋自由詩514-1-16

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