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(京葉線東京駅、東京国際フォーラムの朝焼け)
電車にもたれ
風を切る音に身を任せる
いつもは
意識の外に置いている音や揺れ
....
ビリジアン
青みがかった緑色
鮮やかなビリジアンの色見本に
忘れていた記憶を取り戻した
ビリジアンが青色だと思っていた
その主人公は耳が聞こえず
声も出せず
....
子供のころ
父の話を聴く時は正座をさせられた
兄弟で並んで正座した
肩こりの父親の肩をもむ時も正座していた
母方の親戚の葬儀の時
肩が凝ったと言い出した父を
正座をして身体を揉んだ ....
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*
あなたはわたし わたしはあなた
愛を頂戴、毒をあげる。
言葉を頂戴、嘘をあげる。
声を頂戴、棘(トゲ)をあげる ....
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近頃、羊歯が気になっている
名も無い羊歯になりたい!?
小さな森に入ると
足元にあって
手を伸ばしている
くるりと丸まっ ....
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僕たちはいつも何かに憧れ
僕たちはいつも何かに付き従っていた
特別な何かは空虚な私を満たして
あたかも違う何者かであるように
僕た ....
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誰かが教えてくれた
逃げて / 逃げて / 逃げまくって
それで無事に済めば / それは
たしたことではなかったのだと
....
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タイムカプセルは誰の心の中ににもあって
開けられる時を待っているんだ
中に入っている想いは人によって違うけれど
一度開けると流れて行 ....
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赤い緞帳越しに見える殺人現場、
暗闇に浮かぶ赤い血の色、
こぼれ落ちたワインの痕、
倒れた男が最後に見た冷笑が瞳に焼き付いている。
....
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言葉に傾き
ほら歩く姿に
傾きがありませんか?
真っ直ぐ歩いて来た
自分はそう思って来た
でもある時
人に言われたんだ
....
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あれは5月の終わり
小学生のぼくは
一人で仲間から離れ
体育館の横の鉄棒の側の
紅いダリアに見入っていた
転がり ....
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フリーという言葉に何を思い浮かべますか?
海月(くらげ)?
海面に写る月の影のように
ゆらゆら揺れて
掴もうとする ....
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*
言葉が漲っていますか
心が漲っていますか
前を見ていますか
手を握っていますか
感じていますか
感動してい ....
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(ジョウビタキの♀)
これまでは耳を開ける事はなく
いつも音楽を流し込んでいた
今はイヤホンを外して
外界の音を追っている
鳥の鳴き ....
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快楽に我を忘れる
もう良いやと手放した理性
もしかすると死ぬ時もこんな感じで
意識を手放すのかな
人と言う動物は
思考を ....
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人は他人無しには存在できない
自分だけで自立しているように見えて
他人の評価を気にして生きている
自分の生き方も定まらず自信を失 ....
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時間は無いと考えている?
でも時間はいっぱいあるのだ
日頃の所作の大半は無駄な時間潰しで
大事なものは何も無いのだ
マネキンが ....
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サラリーマンとして
骨を埋めるところを探していた
降り積もった雪の中から
首を出す古木のように
少しの隙間を残して
雪に埋まり
冷 ....
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その人の手は
ほっそりとして
冷たい手だった
いや冷やかな手だった
上手く想いが伝わらないが
こちらの熱を冷ましてくれ ....
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都会の一角に寄り添って
おまえは小さき声を上げていた
1月の薄い陽射しを浴びて
身体には輝く黒石の毛皮をまとい
丸まり
鞠のように丸まり ....
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人はみな心の中に
自分の花園を持っていて
色々な花を育てている
私は一つの花壇に飽き足らず
ネットを彷徨い
この花園を見つけた
私 ....
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遠くから聞こえてくる音楽
幾つものの輪が拡がって
自分の心のどこかで繋がっている
初めてスキップをした時、
いつだったんだろう?
....
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小学生になった子供の頃
よく新聞に挟まれてくるチラシの裏に地下世界を書いた。
それは壮大な地図で
地上世界の下にもう一つの世界が ....
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遠くに星が見えているように
人には遠く目指すものがあるのだと
その男は言った
目は漆黒の闇の奥の奥の
遠い輝きを見詰めていた
....
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ベランダから花火に興じる親子が見えた
遠くで見る花火は寂しい
家族で花火をすると必ず
兄弟で取り合いになる花火があった
必ず最後に ....
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突然の雨に読みかけの新聞を掲げ
歩き出すと
ポタポタ
新聞紙に残る雨痕は
不思議に一定方向に跳ねが伸びて
跳んで
僕は誘われて歩いて行 ....
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季節はなんて早く
通り過ぎて行くのだろう
もう春だと思ったら
陽の光は力いっぱいの強さで
もう初夏のようだ
季節の風は
確 ....
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何もないが降った日に
季節はもう初夏だと言うのに
空から何もないが降ってきた
何もないは初夏の街並みを埋めてしまって
僕は降り ....
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この世の中には
幕間に控えて居る役者は
いっぱいいて
人が羨む役を貰えるかは
まことに運次第なのだと思う
人は与えられた役の ....
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いつも何かが足りない気がする
いつも何か一言いい足りない
いつも何かを忘れている
いつも何か遅れている気がする
忘れてしまったもの ....
泡沫恋歌さんのbeebeeさんおすすめリスト
(47)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
揺れて風を切る _/ _弾丸列車
-
beebee
自由詩
22*
14-11-23
ビリジアン__/__使い古しのチューブを握りしめて
-
beebee
自由詩
23*
14-11-11
正座__/__想い出した情景
-
beebee
自由詩
24
14-10-20
バラッド3
-
beebee
自由詩
23*
14-9-19
羊歯(シダ)になろう_/_丸まった指先を宙(ソラ)へ伸ばすん ...
-
beebee
自由詩
23*
14-9-7
憧れ_/_私は途方にくれている
-
beebee
自由詩
32
14-8-31
逃げろ_/_逃げろ
-
beebee
自由詩
24*
14-8-15
タイムカプセル_/_呪文の言葉は
-
beebee
自由詩
26*
14-8-6
死骸は犯人を希求する_/_傷つきたいと思ったのは自分だった
-
beebee
自由詩
16*
14-7-27
言葉に傾いている
-
beebee
自由詩
29*
14-7-20
想い出__/__ゴム鞠毬は暗がりを跳ねて落ちて
-
beebee
自由詩
24*
14-7-12
フリーでありたい_/_手段こそが望ましい
-
beebee
自由詩
28*
14-7-6
自分に問いただす言葉_/_信じています
-
beebee
自由詩
24*
14-6-22
静かに耳を澄ませて_/_私は緑の目を開く
-
beebee
自由詩
22*
14-6-15
快楽と死
-
beebee
自由詩
18*
14-6-10
人間の弱さ__/__コロンと転がった石になりたい
-
beebee
自由詩
28*
14-6-5
時間は無いと考えている_/_君は時間を止めている
-
beebee
自由詩
24+*
14-5-31
雪に埋れた古木のように
-
beebee
自由詩
21*
14-5-26
白い手の感触_/_憧れ
-
beebee
自由詩
23*
14-5-18
黒猫_/_陽の当たる暗闇に消えていくもの
-
beebee
自由詩
25*
14-4-25
人はみな心の中に花園を持っている
-
beebee
自由詩
27*
12-11-12
スキップ
-
beebee
自由詩
30*
12-10-14
地下世界の大地図__/_鉛筆を握りしめて
-
beebee
自由詩
29*
12-10-1
遠くに見えるもの_/__わたしはいつまでも分らないのだった
-
beebee
自由詩
28*
12-9-20
花_火
-
beebee
自由詩
28*
12-9-11
雨にあるこう
-
beebee
自由詩
25*
12-6-24
通り過ぎる春に_/_駅裏の空地で
-
beebee
自由詩
25*
12-6-16
日本橋のイタリアンレストランで_/__2012.05.27
-
beebee
自由詩
25*
12-6-8
地に沁みる影が光を含むまで
-
beebee
自由詩
31+
12-5-30
雲が流れていくよ
-
beebee
自由詩
28
12-5-23
1
2
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