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たくさんの夢を見た

それはまるでそこが故郷のような
戦時中の異国であったり

今はもういない家族と一緒に
得体の知れない大きな敵と戦ったり

全てを飲み込む水が押し寄せる街の中で
 ....
赤い川縁を歩いていた時
僕にとっての君と
君にとっての僕が
同じだなんて信じてた

夕暮れの合図が
街に鳴り響いた時も
どうにもならないことなんて
どこにも無いって信じてた

月が ....
指の形を覚えている
緩やかな節への流れと
その静かな温度を

ある日私の地平の向こうへと
吸い込まれていった
橙の夕暮れも透明なカラスも
かつてはその指を知っていた

今は置き去りに ....
無数の花びらたちが帯のように
川の両端を縁取りながら流れている

私は冷たい雨にかじかんだ手のひらで
傘を握り橋の上からそれを見ていた

けれど川にも街にも花びらにも色は無い
ふと見れば ....
木の枝が重ならずに生きていくことを
描き言葉と伝え言葉が生まれる
それぞれの心の在処を

まるでひとり言でも呟くように静かに
少し楽しげに君は教えてくれる

大きな木の根元に寝転んで
 ....
かたこと かたこと
僕の心臓が
どれだけ綺麗に
リズムを刻んでも

かたこと かたこと
僕の時間が
いつでも綺麗に
並んでいる訳じゃない

空は鈍い曇りだし
降るはずの雨は降らな ....
君は鳥が好きですか
僕はどちらでもないです

桜が咲くと嬉しいですか
僕は土手で寝転びます

今日は何か音楽を聴きましたか
僕は鈴木茂を二回かけました

夕ご飯は美味しかったですか
 ....
久しぶりに良く晴れたその日の夕暮れに
私の体温が奪われていく様子を
歩道橋の上から透明なカラスが見ていた

カラスはその向こう側が
全く透けて見えるほどに透明だったけれど
そのカラダの形 ....
いつの間にか夜が短くなった
それに合わせるように私はとても無口になった

いつもの裏通りには
見当違いな質問ばかりが飛び交い
静電気を帯びた優しさが充満している

声を紡ぐ旋律が見つから ....
二月をはじめたばかりの空に私は宿る
人見知りの日差しはまだどこかぎこちない

手放した温もりを眺める視線と
手放された痛みを撫でる記憶

風は中途半端に冷たい

人気のない歩道橋の上の ....
沖の青が濃くなる辺りで
ポカリと浮かんだ独り言が
夜更けの時計を探している

月は夢と同位置で微笑みながら
人知れず密かな指切りを交わす

波のない水面に映る
過去と{ルビ瞬間=いま} ....
ちいさいときボクは うちゅうに しゅくだいをもらった
しゅくだいは うちゅうさくぶんだ

ちいさなボクは ちきゅうアパートの がっこうで
こうえんで しょくたくで だがしやで あきちで 
ゆ ....
1486 106さんの松本 涼さんおすすめリスト(12)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 松本 涼自由詩208-6-4
ひとつの月- 松本 涼自由詩507-11-5
指の記憶- 松本 涼自由詩607-10-12
色彩- 松本 涼自由詩1107-4-5
さくらの日- 松本 涼自由詩1207-4-3
かたこと_かたこと- 松本 涼自由詩1107-3-27
ところで- 松本 涼自由詩2107-3-15
透明カラスと夕暮れ- 松本 涼自由詩1007-3-6
短い夜- 松本 涼自由詩807-2-28
二月- 松本 涼自由詩8+07-2-11
深青- 松本 涼自由詩1107-1-5
宇宙作文- 松本 涼自由詩3*06-6-3

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