いきかた
ひだかたけし

病み患う少年の
皮膚の裂け目から
沸き溢れる膿、
「うう臭いなあ」と言いながら
自らの口にて吸い取る

白い少女、

想い出す。

あの娘は少女のまま沼に沈んだ
あの娘はその白い美しさのままに
沼に 鎮まり、沼に 静まり

何を思い煩う必要があるだろう?

日々生きて、日々生きて
いつか土へ宇宙へ還る

一人で、独りにて

自分の自然のままに、
進化を引き受けながら、
自分という自然のままに、  

日々、努め営み 待ちながら、

沼に 鎮まり、沼に 静まり。






自由詩 いきかた Copyright ひだかたけし 2023-02-23 17:04:11
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