とてもちいさな出来事が積み重なってものごとが見事にできあがり
それがとても不思議だったりもする今日この頃です

僕の押入れの中に隠された凶器みたいなスケートボードはいつも
わくわくする坂を滑り ....
春の詩に横たわり
彼女は風をみている

かすかに光る幻想が
朝の背骨を捕らえて


少女は女になろうとしている

儚く纏った傷を
すんなりと脱ぎ捨て

{ルビ乳房=ちぶさ}の ....
けものは好きですか、と
君がたずねる
けっこう好きかも、と
僕は答える

けものは乱暴で
けものは残酷だ

けものは正直で
けものは後先を考えない

パトカーのサイレンが
夜を ....
ゆれている黄色い花つくりものみたいな蛍光の色レンギョウ
しだれてゆらゆら揺れている花弁は薄いプラスチックでできているみたいに陽射しのした見えました
神様が蛍光ペンで春にしるしをつけたのかもしれない ....
プランターに植えられた

妖精達が微笑む

水を浴び

太陽の力をかりて、光合成

ジョウロの取っ手

小さな手で持つ

〜ちゃんが

伸びる
笹川流れで頼む昼食
海岸に沿い 歩んで来た二人は
親になること 叶わなかったけれど
ここに 美味しそうな シャケとイクラが
仲良く座っているからね
慰め合うような米粒に敷かれた
彩り豊 ....
西に染まるマゼンタ

手を繋いだ、ゆうちゃんが聞く

どうしてお空が赤くなったの?

それはね、

太陽さんが、

世界の皆のね、

祈りを聞いたからだよ

明日こそ、平安 ....
ほんとうのまとまりとは
飲み食いや人の陰口話などではなく
率直に話し合いができるかということである
自分たちの都合の悪いことが
率直に話し合えるかということである
一年に一回の総会も形だけ
 ....
 言葉の流砂がきんいろにちらちらこえて
 ふるえる

 積み木がこぼれて

 あらう

 ほら、ぼくは、まだ鼓動している
無だけだった
光も音もなにもない世界
始まりはだれも知らない
気の遠くなるような時間だけが流れる

*

今日は平日だが、代休で感覚的には日曜の気分だ
余り良い気分とはいえない
明日 ....
相合傘は理想
であるがゆえに蔑視している
一人で持てないなら持つなという思想が
魑魅魍魎跋扈する夜を渡りづらくする
ただあなた一人傘を持っているから
重力にそんなに苦労するのだ

あなた ....
行き先のことはわからない
水中で俯瞰する 沈んだ街
絶え間なくぶくぶくと
光にむかって昇っていく

義足をつけて歩く人魚が
満員電車に身体を押し込み
やがて泡になるまで
探す かつての ....
人は生きながら、何を求めて生きるのか。

10代は色んなものに黄昏て
20代は色んなものに憧れて
30代は色んなものを手に入れて
40代は何を求めるのだろう。

安いシャルドネをグラスに ....
煙草の匂いが季節によって変わることは知っている
換気扇の下で走らせていた激昂の卵を抱きながら
燻らせていた頃が懐かしい
雨の知らせも感知しながら忙しい細胞たちと共に
煙にしか見えない守護霊 ....
丁寧な暮らしにあこがれる

朝日と共に起床、
水でぱしゃぱしゃ顔を洗って、
寝間着を脱ぎ捨て、
ノーメイクで火を起こして
朝食をととのえる

ほうきとちりとり、茶殻で掃除したら、
お ....
何だか不意に

『美しい星』が映画でリリー・フランキー氏主演で掛かっていたが


僕は三島なら『百万円煎餅』を推したい


 ....
雨が降るような夜

誰かのために祈るような夜

あたたかな夕日

しあわせの時間

血脈や生き霊に斬ったはったされている


寄る辺ない男気につどう

切実な渡り鳥たち

 ....
どうしても見つけられなかった
理由を君は見つけたんだね

そんなささやかな
ありふれた
大切なものを

長い間探していたことにも
ついに見つけるまで
気が付かなかった

母さんも ....
出鱈目に打たれた杭のような樹木の
日に焼け落ちたカーテンのような枝の隙間で
天使の抜殻が薄曇りの空を透かして濡れている
ヴィデオゲームは明確にエンドを表示するけど
人生ゲームのそれはあまり ....
子供のころ
川原で投げた水切りの石が
ついさっき
彼女の顔をギリギリかすめて飛んでいった

意味解らない
夕方の駅でホームで電車を待っていたのに
時間の経過を無視して
こんな場所まで飛 ....
今と昔では生活環境が違うけれど綴る詩は
今も昔も相変わらずな内容で
けれど、それでもいいんだと思えるようになったのは
きっと歳を取ったから

気がつけば自ら自分の時間を止めたあの人より年上に ....
試されているのはいったいどの暁だろうか。抉りとられたままの世界の軋む音が聴こえる。根拠なく発生し続ける存在は、ただ相対的に存在するだけで暴力として発芽する。見失う片目の行く先には過去の清冽な流れが ....  どうしよう 明日の朝

 どうしよう 明日の昼

 どうしよう 大切な時間

 時間を無駄にしているようで生まれる嫌悪感

 どうしよう

 なんかしなくては

 どこか ....
まっすぐな道を曲げるのも
曲った道をまっすぐ往くも
はたから見れば
つむじ曲がりのへそ曲がり

味や香りが劣ってなくても
曲がり傷もの二束三文
好きに選べる人もいる
ふところ具合の人も ....
平日は忙しい
週末になれば
穏やかに過ごせる

平日に出来ないことをする
あっという間に経つ時間

掃除したり
本を読んだり
録りためたドラマを見たり

案外忙しい週末
楽しい ....
 流離う人は音も無く、夕日を背負って旅に出る。
 影も静かにその人に、別れを告げて消えてゆく。
 空には連れ行く雁たちが、山の彼方に飛んでゆく。
 母に涙は見せまいと、誓いを立てた若かりし時 ....
……か?…………ん

ほこりのつまったラジオが喋る

天国門聴こえるか?こちらは地獄門。

周波数は50ヘルツだ。

西荻窪に雨が降った。

ローソンのイートインに来い。

見 ....
どのくらい引けば客観的に的を得ることが出来るだろうか
中心を触れることも出来ずに運命を終えるかもしれない
悟りに焦がれて至る 人間だものと添えて
己の未熟さ愚かさ阿呆加減に
漸く 趣きが迎えに ....
泣けば、この声は届いただろうか

叫べば、この声は届いただろうか

泣き叫べば、この声は届いただろうか


否、
きっと誰かに踏み躙られていたに違いない
誕生日にグリーンの「扉」が送られて
嬉しかった私
イモケンピと無塩クルミを食べて
撮影旅行に出かけたが
近所を一周しただけだった
白梅が咲いて居る
住宅の建設現場がある
通り過ぎる自転車 ....
空丸さんのおすすめリスト(4850)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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無駄な悪足掻きと言われて- 千幸自由詩518-3-2
運んで行った- 間村長自由詩5*18-3-2

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