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陽も落ちてしまえば

悲しくもなるでしょう

家路へと向かうリズム感は

若干ズレて歯痒さ残してる

それでもいいじゃない

進む一歩 一歩 は前へ 前へと

帰り待つ人たちが ....
悴んでしまったかの様に
何も感じられない 指先
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた先に何もない

歯が砕けてしまうかのように
鉄の錆びた味がする唇は
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた ....
小説の最後数ページ手前で
パタンと閉じて 深い深呼吸をする君
ボクはそれを馬鹿にして笑ってた

子供染みていて

もう一度 君は小説と向き合って
その馬鹿正直なその突き刺すような
眼差 ....
あ、という声とともに
我がもの顔でもなく 他人行儀でもなく
整然とボクの外を滴る血液

ボクはその血液をまた自分の中に
取り込むように飲む
噛み癖の治らならない 傷だらけの手を

錆び ....
空に浮かぶ 雲も
行き交う 自動車も
何気ない 僕らも
吸われるように 過ごしてる

止まる事も急ぐ事も 許されない
囲まれる城壁の中で
外敵もいない シェルター
無責任な優しさのよう ....
雨でかき消して
嘲笑ってくる 人間関係
見失いそうな 微かな光(きぼう)
つぎはぎだらけの鬱陶しい毎日なんか


雨でかき消して
殴られて殴り返して 不器用な感情表現
吐き出たいでも  ....
空丸さんのムウさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
よるのせいとは言わないけれど- ムウ自由詩218-3-24
鈍る感覚- ムウ自由詩218-3-18
其処にある指の跡- ムウ自由詩318-3-17
噛み癖- ムウ自由詩118-3-17
身を置いている以上は- ムウ自由詩118-3-15
雨でかき消して- ムウ自由詩218-3-15

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