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雨らかに拡げぬ君の声ゆし
空らかに蔓延たけ我が命なふ
知らず逝かれ残されれれれるるる
阿弥陀一筋縄モノ鳴らす
夢らかに途中気づく木屑坂
登らかに娘傘拡げぬ君の髪ゆし
吐き気れば車内にゆれれ ....
音階の果て
蓬の碧
海の藍
空いている台(うてな)
ユニコーン
あなたの後ろ
自在なる
六観音
アップル シナモン 川の岸辺
小さなブロックに腰掛けて
気に入らなかったから地面に寝転んだ
あっと思う間もなくマネキンになっていた
拾われて生活が始まってその色とオーダーに染められた
抵抗は ....
この左回りの地球によく似た星には
4つの大陸しかない

それぞれの大陸に国があって
それぞれの国に4億人の僕や私が住んでいる

もちろん海もあるが塩辛くない
目を開けて泳いでご覧ください ....
ブランコに乗って
何処行こう
ブランコに乗って
飛べるかな
白い雲と
青い空
ピクニックの気分
おにぎり忘れたよ


ブランコに乗って
何処行こう
ブランコに乗って
潜れるか ....
月の明かりは煩わしい
部屋の蛍光灯は眠りを誘う
冷たいジンを飲むのも
今夜が最後だろう
準備は出来ているから
カーテンを締めて
月を消せ
明日鰺を焼く
今日は豆を食べる
いつもと変わらぬ
立秋過ぎて
8月14日
空晴れて後
夏が残る
線路沿い歩く耳に
懐かしいアカペラ
僕にだけ聞こえるように
体を寄せながら
二人の思い出の曲
君は歌ってた
突然会えなくなって
メールが来たとき
また会えるのかなと
元々が別々の僕ら ....
猫のように飛べたらいいのに
草原を這い進む低空飛行で
ミステリーサークルを君に作ろう
気がつくとひとりで夜汽車を見つめて
オーンオーンと長泣きする
疲れたから全部を垂れ流して
引きずるよう ....
ズーラズーラ
ホゴイゴ
ズーラズーラ
ホゴイゴ
山の夜ならいつかは消える
寝ないといけない猫の子が
ズーラズーラ
憑いてくる
憑いてくる
憑いてくる

フォッサ!



 ....
『宗教訪問販売お断りかわい子ちゅん歓迎』
ちゅんって何だろう
あ、すずめ?
すずめ!海賊(パイレーツ)ローレライ
ヤッホー
ヤッホー
それでいい
それでいい
『宗教訪問男割りかわい子ち ....
なぜ虫を捕まえて買い始めた
餌は勝手に手配するから楽に飼えますよ
と、あの、太った販売員の言葉
メカジキというあだ名の女が
これ見よがしになぜ虫をアタシも飼ったことある
愛情が必要のないペッ ....
ミーヤ・ハレ・ミ・エ・プレ


テ・・・ある
エ・・・それ
ソ・・・そこに
スン・・・過去
エテ・・・そして


ア・ミ・エ・シン・エ・テ・ソ
エテ・ア・テド
テ・エ・オ・マラ ....
お願いだ
私を食べて
天然の山葵で
きれいさっぱり
吸収されて
覚えていることと一緒に
やがて銀河の遠く
遠く卒倒する
さあ、ためらわずに
どうか私を
綺麗に食べて
それでね、詩も哲学も何もかも同じだったんだよ。但し、音楽と暴力とかって別にしてだけどね。それじゃあつまらない。つまらないことはいいことなんだよ。ボクサーがうらやましいかい?音楽家には近寄らない方がいい .... ごみ置き場の前で黒猫が
めし屋をじっと見つめていた
まだ朝の6時
目があったけれど
すぐに知らん顔をした
僕に興味があるんだ
挨拶がわりに
チョコレートの欠片を投げた
さっと近づいて食 ....
垂れ桜の公園には鳩がいて
雄鳩が雌鳩に向かって偉そうに鳴いて
無視されて泣いていて
その近くの無人交番と自走式駐車場の間に
猫がいて目が合った
お互いにじっと見つめあっていたら
近くで別の ....
金色の包みといえばあの薬
悲しい話で満たされた
蒼くて薄暗い日々

今はなんとかゆっくりと
この道を歩いて
俯けば希望のような
淡く敷き詰められた花びら

今はまだ
金色の包みを時 ....
私の母親とおどけて腕を組んでいたルカちゃんを思い出す
唇をすぼめて笑っていたルカちゃん
妖艶とは程遠い娼婦で幼い内面に悩まされていた
私は一向にいい加減で、ルカちゃんを酔わせて暴れさせては勢いで ....
胞子の雲を突き抜けてそそり立つ足跡は
黄土色の夕暮れよりは美しいはず
勿論足跡は言葉を持たない種族なので沈黙が支配する
やがて定番のおろおろと徘徊が始まって
痛みの果てに我々人間を産み落とすの ....
水面を裏側から啄み
莫々と
言葉にならない赤紅の曖昧
室内に満たされた
春の掻痒
一段とまた独り
歓びと狂いたければ
水槽に侵入する他はない
小さな巻き貝の首飾り
ニスの光る美しさを好んだ君
あれから何年も波の音
あの日の首飾りのような
遠く連なる星たちよ
悲しくはないが君はいない
涙落ちるけれど嘘ばかり
せめて慰めの音曲よ
 ....
きりすと
ひっかき傷
yes.

でも
葡萄の花


帰り道

あいつ

サイダー

本当は

好き

あたたかい
マリア
私の胸に
手を当てて

 ....
たとえば疑うことを忘れたら
(忘れさせられたのかも知れないけれども)
全てノンフィクションになり
フィクションは絶滅する

素速くて素速すぎる情報へのアクセスが
私たちから疑念を奪った
 ....
空丸さんの腰国改修さんおすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋雨幻視- 腰国改修自由詩1*18-10-29
六観音- 腰国改修自由詩3*18-10-26
アップル_シナモン- 腰国改修自由詩3*18-10-13
デュエット- 腰国改修自由詩3*18-9-29
ブランコ- 腰国改修自由詩2*18-9-28
ルナティック/スーサイド- 腰国改修自由詩1*18-9-27
8月14日- 腰国改修自由詩2*18-8-14
アカペラ- 腰国改修自由詩2*18-6-28
夜の国の些細な出来事- 腰国改修自由詩3*18-6-24
エブルバ民謡- 腰国改修自由詩1*18-6-24
坪山君。- 腰国改修自由詩1*18-6-22
なぜ虫- 腰国改修自由詩1*18-6-14
手紙- 腰国改修自由詩1*18-4-24
食私願い- 腰国改修自由詩1*18-4-8
寝屋川駅界隈- 腰国改修自由詩2*18-4-7
チョコレート- 腰国改修自由詩3*18-4-7
猫としての僕の性別が分かりにくい- 腰国改修自由詩2*18-4-6
金色の杖- 腰国改修自由詩2*18-4-6
稚くて若い日々- 腰国改修自由詩3*18-4-2
母体血清マーカー検査- 腰国改修自由詩2*18-4-1
四月の魚服- 腰国改修自由詩2*18-3-30
想春譜- 腰国改修自由詩4*18-3-28
告白- 腰国改修自由詩2*18-3-20
人類廃路- 腰国改修自由詩2*18-3-13

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