カセットテープに録った声を聴き
ヒーローにはなれないと思った
向けられるマイクや花束の数も
夢であるうちに食べてしまおう

歌や絵が上手い人は心に
褒められた記憶が残ってるから
自分を信 ....
幼稚園の頃
プレゼントは野に咲くお花がいいって
私が言ったから
兄ちゃんと二人で
どこかの空き地で摘んできた

ジシバリ アカツメクサ ははこぐさ ルピナス ひめじょおん
引っぱっ ....
嫁にけつ叩かれて、ゴミ出しへ

気持ちの良い梅雨を前にした青空の元、

ゴミを出し終わったところに

肌の色の違う外人さんの通勤

「おはよう」

馴れ馴れしく言ってみる
 ....
暖かくなり身体が良く動き活性化して元気になった

様々な色に癒やされ落ち着いた美しい色が集まったスポット

薄暗く雨が降るのか降らないのか休日染める憂鬱な色

卒業式三年間の思い出が次々と ....
のどかな田園風景ではない。
土にまみれて、
雨とたたかい、
繰り返す日々の暮らしの中で、

土と語り合ったか?
雨の機嫌を知ってるか?

のどかで、おだやかな、田園風景でもいい。
 ....
私は罪など犯していない人のような顔して
この先の人生を生きていくために
長い間共犯者だったあなたを捨てた
捨てた後にも
秘密はあり続け
私と貴方はそれを共有しつづける

隠しているのでは ....
姫 姫 脂
水面の虹
蜘蛛の背の地図
こがねの手足


水紋の下から
空を視る目に
光は廻る
光は跳ねる


夜に満ちる緑の泡が
ひとつひとつ星になる ....
片足を駄目にした熊が居たので
重い信用が必要だと思った
嗅覚の鋭い母が熊の看病をするので
私は護衛を務めて
誰も入って来れないように
牽制し続けた

私は尾崎を歌う
ストレス解消に
 ....
駅が好きだ

旅行者がいる
外人がいる
妙齢ご婦人の三人連れ
急いでいる人
見上げる人

せわしなく
人が動く
何かの目的に
人が動く

あなたと

待ち合わせたことも
 ....
そこには私語ひとつなかった

密儀はたんたんとすすみ

尊さがただ強調されつづけた

読経のときだけ声を発した

はじめて会ったひとばかりなのに

訓練された聖歌隊のようにそろって ....
ときどき旅に出る
バスあるいはロマンスカーで

目的地を通り越して
家に帰るために

ごくまれに家出する
抵抗あるいは革命のために

気恥ずかしい迂回の末
家に帰るために

 ....
うっすらと浮かんだ額の汗に
太陽と雲が逆さに映りこんだ
霧島から噴煙が上がっている
牛たちは
寝そべったり
エサを食べたり
思い思いに過ごしている

鴉に啄まれた
タヌキの死 ....
かろやかに壊れゆく春の記憶は

描かれた風景に変換されて

消えてゆく

ひそやかな時はうつりゆき
しろい指のかたちだけがのこる

春が終わってまた誰かの消息をたずねる

夏が終 ....
眠るみたいに死ねたら理想
死んだみたいに眠れたら理想
もしかしたら


必死に墓穴を掘りながら
墓穴を掘るために
生きているのかもしれないんだぜ

だとしたら滑稽
可笑しくて泣けて ....
そしていくつか孤独になる

ぼくだけが泣いてなかった

頭とか目とかサランラップ

ぐるぐる巻のサランラップ


体を動かしても上手くいかない

感謝が足りないことぐらい分かって ....
もう一年が経ちますね
文通の始まりの季節が
花水木の頃でしたから

一日たった三行の文通を
提案してくれたのは
あなたの方でしたね

そうでしたね
気が短いので次の便りを
待ちたく ....
溶けそうなキスしたら
逢えなかった時のモヤモヤが
完全になくなった

あなたは魔法使いだね
私の心の状態を整えてくれる

キスは甘いほどいい
心にダイレクトに浸透する
愛に身を委ねる ....
星の光が時を教えてくれる。

まだ1週間もたたないから
山頂から見た星をおぼえている。

夜風はまだ少し冷たくて、
あなたは小さな声を、
(寒い)
僕をみあげてそっ ....
壊れた
涙腺の
泣けない宙吊りの私

失った
良心
痛まない恐れ知らずの私

人の様で人でない

助けを求める

誰に?

結局は単細胞 原子の造りだす脳の
 ....
伸ばした髪が肩に届く頃
もう一度だけ君に愛される
そんな不確かな夢を持て余し
充電はいつも満タンにする

新しい発明の名の下で
思い出の続きを生きられるなら
誰よりも早く走って行くから
 ....
朝目覚めると
ライオンになっていた
金色の鬣
大きく裂けた口に鋭い牙
威圧的な眼差し
洗面所に立った私は
鏡に写った自分の顔に驚愕した
慌ててリビングに駆け込むと
家族は初めこそ
困 ....
どこまでじぶん中心なんだろう

じぶんの正しさを主張したとて

果して意味などあるのだろうか


素肌の日差しがまだやさしい

アスファルトもまだ溶けない

衣服にもまだ熱がこも ....
 独り暮しで 卒寿が 過ぎた
     もてなくって いぃ
 もう もてなくっても いい
神秘の三次元に 許されるなら

だが そのとき
   立っていられるだろうか
 おのれの年齢に  ....
 新しい時計が時を奏で始めている。
 今日海へ行った。
 あなたは無邪気な子供のように、小さなカニの居場所を僕に告げた。
 湿気を含んだ海風が僕らを包んだ。

 さようなら、僕の遠い日。 ....
新しい季節は
昼の休憩時間に不意に訪れる
事務机(デスク)に寝そべりながら
その頭髪は午後の陽光にほんのりと茶色に透けている
まだ汚れも老いも知らない
化粧された瑞々しい肌と あどけなさの残 ....
ッポン ッポン スッポンポン

ちょっと不安な夜はね
お月様に弦をかけて
愉快にかきならして御息所を追い出すわ
獏 パクパク

かあさんてばアマテラスだったのよ
かっこつけすぎひねくれ ....
もし、
大切なものと
繋がる方法が
言葉しかなかったら

とても寂しいけど、

言葉だけはあると
そっと胸を撫で下ろせるだろうか
そんなはずはない
言葉は99%までは
満たしてく ....
朝露の潤んだ瞳。嘘ではない、この時を渡り、遠浅の君の素振りにこれまでの痛みを、
眠らせたかった。
あたし。

一花涙に浮び、まとった波紋。
心のトビラを、叩いたのは、誰?

どうぞ。好き ....
もう、いやッ!
どうして、こんなにも、声が届かないの?

私は、懸命に、喋っているんだよ。
でも、誰も、私を見てくれやしなかった。

春の夜空の星が綺麗なのだけれど、
見ているだけで ....
世界はもの凄い速度で進んでいる
今日いた人も明日にはいず
笑顔だけが残る
それでも止まらず進んでいく
ジャズみたいに
いつまでも続いて欲しくて
終わりの拍手をファーストフレーズから待つよう ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
音痴- ミナト ...自由詩218-5-22
母の日に- Lucy自由詩8*18-5-22
ニホンハイイトコ、デスネ- 暁い夕日自由詩13*18-5-22
活性化- 夏川ゆう短歌218-5-22
車窓から見える風景- 秋葉竹自由詩618-5-22
時の向こうに- Lucy自由詩6*18-5-21
わかれめのないもの- 木立 悟自由詩518-5-21
デントヘルス- 間村長自由詩4*18-5-21
- umineko自由詩13*18-5-21
密儀- ペペロ自由詩218-5-21
- nonya自由詩24*18-5-20
楽園- 尾田和彦自由詩418-5-20
ねむり姫のうた- 梅昆布茶自由詩1018-5-20
眠るみたいに- こたきひ ...自由詩318-5-20
不感謝症- ペペロ自由詩418-5-20
ハナミズキ- しょだま ...自由詩6*18-5-19
キスは甘い- 夏川ゆう自由詩418-5-19
みあげれば星、みおろせば街灯り。- 秋葉竹自由詩418-5-19
わんわん泣く- 暁い夕日自由詩11*18-5-18
ピクニック- ミナト ...自由詩518-5-18
金色- やまうち ...自由詩218-5-18
じぶん中心- ペペロ自由詩218-5-18
欠_題_その二_(無能な呟き)- 信天翁自由詩418-5-18
新しい時間- ヒヤシン ...自由詩5*18-5-18
初夏- 本田憲嵩自由詩218-5-18
下弦の恋- 田中修子自由詩4*18-5-18
言葉しかない- 狩心自由詩218-5-18
窓際にて雨は降り走る君- おっぱで ...自由詩218-5-17
君が月になったんだ、あ、間違えた、君が、好き、だった。__- 秋葉竹自由詩218-5-17
A列車で行こう- 秋也自由詩118-5-17

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