誰にも会わなかった休日が過ぎた
もう 僕の部屋の窓は 暗い 
映画だけでも見なければと思っていたが
だけど 今日は少し 寒い日だった


僕が何をしなければならないのかを
時々 僕は ....
寒い夜
床に耳
ドクンドクン
心臓の音

眠る森
静かな切り株
深い虚
地下を流れる川

三十度目の春
onとoff、onとoff
命が点滅してるみたい
破れた頁

3月 ....
今日は午後から
晴れが降り出すでしょうと
テレビの予報官が言った

すぐに雨が降り出すでしょうと
訂正が入った

晴れが降り出すのも
いいかもしれない
想像してみた

晴れが降り ....
退屈な日々の中で、些細なことに幸せを感じながら生きるもんだ
煙草が美味いとか、コーヒーが美味いとかさ
つい最近まで俺は宗教、宗教と、宗教のことばっかり考えていたんだけど
宗教なんて今はどうでもい ....
跳ね上がる、湧き上がる、躍り上がる、
歌う、歌う、歌う、歌う、
躍動感にみちみちた空気、
あちこちに飛び交う音符の羽虫たち、
唐突に鳴るクラッカー、

輝かしい照明は目も眩む、白、
白の ....
悴んでしまったかの様に
何も感じられない 指先
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた先に何もない

歯が砕けてしまうかのように
鉄の錆びた味がする唇は
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた ....
嘘の扱いに慣れて
言葉巧みに女を騙せたら
それはそれでしあわせなのかもしれない

嘘の扱いに慣れていて
言葉巧みな男に騙されたら
それはそれでしあわせなのかもしれない

女の紅く濡れた ....
こうべの垂れた敗戦間近だ

薬を飲んで飛ぼうとした

情けない親だ、幼い子供に止められた

敗北と隣り合わせ

私はもう出鱈目だ

矛盾したいきさつだ

嗚呼生き過ぎた

 ....
見上げた空は
ただくすんでいて
希望の光とやらの
筋さえも見えず
暖かな陽射しの兆しも
白い月の欠片も
一点の曇りも明るみも
なにもなく
ただそこに広がっていた

そんな空をただた ....
それはどこにもなく
それゆえに誰もが乞うもの
その美しさとは何か
失われる前のその前の何かとは
放埓な瞳は射貫かれしこころを知らず
焦点は結実する光の表情へ
恐れを
そして揺らぎを生きて ....
ひたち
やろう
としま
おんな
でも
わりと
かわ
いい
から

しわ

おお
めに
みて
いて
かわいさ

かmじ
なが

みて
いて

こ ....
春、また
海のない街で
想いで腫れた胸のうちはまだ
ことばにならない

ばらが枯れ あじさいが枯れ
百合が枯れ 菊の花が枯れ
それでもまた 蕾がふくらむ
風が行き 雨が落ち
 ....
一つの知らせ
一枚の枯葉のように軽く
風の悪戯な囁きのようで

隕石のようにこころ深く
波立たせ沸々と滾らせる
一つの知らせ


冷たい火夢を注射した男が蜥蜴になって
すばやく夜の ....
小説の最後数ページ手前で
パタンと閉じて 深い深呼吸をする君
ボクはそれを馬鹿にして笑ってた

子供染みていて

もう一度 君は小説と向き合って
その馬鹿正直なその突き刺すような
眼差 ....
パラリンピックをテレビでみながら
すごいなあすごいなあと感心する

ないものをみようと凝視している
あし 腕 視力

だれだっていつかは衰えてゆくんだけどなあ
そっとつぶやく

満杯 ....
何も無い
この時間(とき)
何も無い
この心

何かを求める訳でもなく
何かに縋る訳でもなく

ただ
何も無い

真っ暗な部屋で
ただ
何も無いことに
何も無い。。。

 ....
銀河の高さの
白い霧
夜に架かり
動かない


左の肉の寒さが目覚め
右より細く震える時
月は余計に そして速く
見るものの方へと割れはじめる


光に光をこぼ ....
あ、という声とともに
我がもの顔でもなく 他人行儀でもなく
整然とボクの外を滴る血液

ボクはその血液をまた自分の中に
取り込むように飲む
噛み癖の治らならない 傷だらけの手を

錆び ....
あなたの正義はいつでも研ぎたてだ
あなたは祖国の問題に敏捷に反応しながら
その刃は飽くまで内側へ
あなた自身に向けられた
あなたはいつでもあなた自身に試されていた
もっとも厳しく鋭く重い ....
コーヒーは苦かった
ビールも苦かった
君のも苦かった
みんな我慢して飲んだ
だって背伸びをしないと
水面に浮上できなかったから

細い夕陽が差し込む
放課後の体育倉庫
湿ったマットの ....
掌から零れ落ちた幸せを
慌てて拾い集めようとするけれど
砂上の楼閣の如く
脆くも崩れ去り
風に浚われ跡形もない

立ち竦む 過去と未来の狭間
砕け散った心だけがその場に囚われ
視界を阻 ....
あなたと過ごす
日々の流れから解き放たれて
ありのままの状態で向き合う

今日は外出せず過ごす
時間を気にせず過ごす

どんな過ごし方しても
あなたといるだけで
楽しさでいっぱいにな ....
満開の ピンクの開花 待ちわびる 目覚める獣 冬を脱いで 乾かない涙があって

滴る小石に苔が生えて

癒えることのない悲しみを

しみじみ眺めて

また、

滴り落ちる
左の肩が下がらない

痛みはない

下げたいんだけど
下がらない

理由は分からない
それ以外に特別なことはない
引っ張り糸もついてない
寝違えた訳でもない

下がらない左の肩 ....
おかえりなさい

こんばんは

おやすみなさい

こんばんは

かなしいけれど

たえてます


みんなしあわせに

ひとらしく

あったかく

ひとらしく

 ....
霧に包まれた
他人の心の造形を
誰かが見てみたいと言っている

人は形にこだわる
人は型を信じる
人は直視したがる
人は何でも欲しがる
人は、、、、、

一番大切なものは
霧の中 ....
あれから七年、今日も立川行きの快速に乗っています
いつだって反対側のホームに渡ることができるけれど
ルーチンになった行動に、諦めが付くようにもなる

あの頃を取り戻したみたいな窓から滑り込む沈 ....
施設に入っている奈良の叔父さんの夢を
見た
叔父さんの夢を見たのは
初めてだった
叔父さんと二人で電車に乗って日本海の方にある
叔父さんの別荘みたいな家に向かう夢だった
とても楽しい旅だっ ....
心に色をつけたら
きっとカメレオンみたいになってしまうだろう

心に色がついたら
もしかしたらその正体つかめるかも知れない
でも
果てしない密林の奥に隠れたカメレオンは
回りの環境に同化 ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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lack- mizunomadoka自由詩218-3-18
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ごっこ- もとこ自由詩1018-3-17
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配色- こたきひ ...自由詩218-3-16

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