去年は虫に苛まれ
今年は長雨に泣く

愛するものを持つことは
憂いを抱え込むということ

悩みは執着から生まれ
拘りはただ惑いを育む

そんな中にも時折煌めく
微かな喜びを拾い集め ....
とても天気が良くて
気持ちいい風が吹いて
少し眼を細める光が射して

心を許せる友だちが数人いて
いつ聴いても飽きない音楽があって
偏見の目で見られても胸がときめくひとがいて

からだ ....
僕には、聴こえたんだよ、あの娘の
こころの(それこそ、まごころ笑、の)、
声が。

───────────────────────

あたしにはまごころしかないけど、
じぶんでじぶん ....
ああ地球の青さよ揺れる草木よ
いつしか此処が異郷となるまで
おれはずっと微睡んでいる
静かに静かに息を継ぎ
夏の朝を泳いでいる
ぱたんぱたんと街並みが
倒れ出すその時まで
星空を眺めて心静まって綺麗な星に未来重ねる

春の花明るい色が印象的陽気にさせる自然な魅力

海沿いがリゾート気分植えつけるどう過ごそうか海が微笑む

川遊び川の流れは穏やかで浅くて水は少 ....
子供の夢を壊さないように
ビー玉は瓶の中で泳ぐけど
僕等が触れようとする時には
チリンと音を立てて断るんだ

自転車がベルを鳴らすみたいに
ビー玉は透明な道を通り
トンネルの先に出口があ ....
精神科病院に入院していた頃は
前が見えない暗闇を漂い、
ぼんやりとした絶望の
森をさまよっていた

しかし病院を退院し
グループホームで
暮らしながら自然栽培を
行う作業所で働くなかで ....
小さく尖った歯で
骨付き肉に喰い付くと
遠い昔がよみがえる
自分がまだ産まれてもいない
遠い時間の記憶が

タイムマシンはまだ発明されてはいないけれど
かたちのないタイムマシンはいつだっ ....
いちどくらい
ふられたくらいで、泣いちゃ、ダメ
かわいく笑うの、女がすたるわ

散り急ぐ
乙女の恋の行方とは
春の嵐の夜のさまよい

休日も
磨いて、飾って、世界に向かう
 ....
君が誰かの胸で眠る間
ひとりで強く生きているんだから
助けてと言わない人になりたい

私とともに詩が目覚める時
いつもそこには大きな穴があり
入り口と出口を間違えながら
少しずつ背が高く ....
「内なる光」
人が一番偉いなんて事は無いんだ
動物も植物もあらゆるものには魂が宿ってる

大事にしようと思う優しさが、内なる光に呼応する

失われて行くもの、新たに命を得られるものあらゆる ....
それでも少しでも
陽気でいようとした君
その痛みの響きが夜を震わせている

どこかから落ちる夢を見て
怯えて目をさました君
今からでも間に合うならば
この手を差しのべさせて欲しい

 ....
この地球にたどり着くまでに幾つかの星を寄り道してきたかもしれないが記憶はなかった
この地球は美しい
電信柱に悪酔いしてゲロを吐かれまくってもこの地球は美しい

昨夜、居酒屋で合コンした後に若い ....
夕方の繁華街でカッブルがチンピラに絡まれた。
チンピラはいかにもチンピラでカッブルはいかにもカッブルだった
チンピラがいきなりインネンをつけてきた
カッブルの男の方がガンをつけたと不条理な言いが ....
庭のゴミが風に舞う
青嵐だ
異説に虚しい人も舞う
レイジ君が侵入して来て
大和を薄紫に変えて
持って行ってしまう
渦が私の皮膚を汚す
無視のワードが起こす風に
さらに舞うゴミ
エモン ....
家に来たとき
まだ子供で
カメラに収まらないほど
暴れん坊で元気だった

ガゼルみたいに飛び跳ねて
片時もじっとしなかったっけ

じいちゃんが倒れた時
家族に知らせようと遠吠えした賢 ....
世界は時を刻んでいく
わたしが嬉しくても哀しくても
世界は確実に移り変わっていく
(人は生まれて死んでいき)

わたしの鼓動が途絶えても
世界の律動は止むことなく
続いていく響いていく
 ....
「なので、先生、どうしてもね
 ポジティブ思考ができないんですよ」
「そうですか
 ポジティブ思考ができない症候群ですね」
「先生、なんかそのままの病名ですが?」
「そうです、それでいいじゃ ....
街並みは 死んでいるのに
        それでも 
  救急車の サイレンが
     老残の背すじを
 しゃっきと させてくる 
 とは・・・・・・・・・
         まさに
 ....
どうして君は笑わなくなったの
僕の前で見せる顔といえば
うつむきがちに視線を外して

輪郭をなぞるための愛撫に
シャボン玉の泡でも近付けない

どうして君はすぐ行ってしまうの
追い駆け ....
 夢のような暮らしの中で今日もまた朝を迎える。
 夜の魔力が次第に解けて、鳥たちの声が聞こえる。
 テラスに出ると庭のあちこちで色鮮やかな薔薇が咲いている。
 私は今ここに在る事に感謝する。 ....
夏独特の匂い
夏の揺らいで見える街

留守電に入れた「逢いたい」と
逢えない夜は切ない
逢っていても何だか切ない

「今日は逢えない」と電話があり
そのまましばらく話した

仕事の ....
たそがれよいとこいちどはおいで

やってくるなつ夢みてうきうき

うたをうたってようきにわらおう

しあわせいろのみらいがみえる

やまのかなたのおれんじそまった
 ....
伯母さんがキュウリを持ってやって来る母は抜歯の治療を受けに


アーモンドチョコレート五個黒砂糖一個のおやつポカリにトマト(ジュース)


午前中仮眠の後に微熱出る三回も来る伯母さん哀れ( ....
色々と、忘れて淀む

沢山の核心が稚樹のまま死んで土に還ってゆく
僕は毎日夢を見る

何もかもが分からない
自分が在るという事以外存在するものがない

人は僕を何と呼ぶのだろう
まと ....
忘れて気に病まないで明日のために
忘れて気にしないで生きるために

あなたの苦しみ雨と一緒に
胸のかたまり握るこぶし過去にしなければ
空は何も答えないと泣いた日も
自分を信じていた青い虚栄 ....
線路沿い歩く耳に
懐かしいアカペラ
僕にだけ聞こえるように
体を寄せながら
二人の思い出の曲
君は歌ってた
突然会えなくなって
メールが来たとき
また会えるのかなと
元々が別々の僕ら ....
先輩死んじゃったの
同窓生だと聞いてAmazonで古本買っていたけど誰かわからなかった。

先輩死んじゃったの
ネットで本名を検索して誰だったのかわたしの中で一致した。

生きている時に先 ....
 パリ、モンマルトルの享楽街の中でも、ひときわ輝く大きな劇場があった。
 名を『ムーランルージュ』という。

 彼らはそこで活躍する芸人だった。
「ねえジャン、あたしたちがコンビを組んでもう ....
世界は夜に浮かぶ星
心はあたたかなものを求めるのを止まない
明りのともるところに人はいる
歩き疲れて痛む足
傷ついてもひねくれまいと思う想い
明日を信じる力はなくても
時は受け入れて行こう ....
空丸さんのおすすめリスト(4850)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
満開の花園にしつこい雨が降る- Lucy自由詩10*18-7-3
幸福への歌- HAL自由詩16*18-7-3
あの娘のこどくな微笑みを美しいと思ってしまった僕は- 秋葉竹自由詩618-7-3
夏の朝- ひだかた ...自由詩418-7-3
川遊び- 夏川ゆう短歌118-7-3
ラムネの詩- ミナト ...自由詩418-7-2
精神科病院より- 八木ヒロ ...自由詩118-7-2
野性の夜に- そらの珊 ...自由詩13*18-7-2
乙女の恋のゆくえって- 秋葉竹短歌5*18-7-1
人間開花- ミナト ...自由詩118-7-1
散文詩の初投稿です。- ふうらい自由詩118-7-1
この夜の向こうへ- 塔野夏子自由詩3*18-7-1
地球を- こたきひ ...自由詩218-7-1
チンピラ- こたきひ ...自由詩118-7-1
庭に舞うゴミと回想- 間村長自由詩2*18-6-30
ばあちゃんと犬- ガト自由詩6*18-6-30
夏空- ひだかた ...自由詩318-6-30
ポジティブ症候群- イオン自由詩4*18-6-30
消失- 信天翁自由詩318-6-30
レイニーブルー- ミナト ...自由詩218-6-30
アトリエの休日- ヒヤシン ...自由詩9*18-6-30
切ない恋- 夏川ゆう自由詩218-6-30
たそがれおれんじやさしいめろでぃ- 秋葉竹自由詩418-6-29
四首- 間村長短歌4*18-6-29
無題- 雲野しっ ...自由詩5*18-6-29
忘れて- まみ自由詩3*18-6-29
アカペラ- 腰国改修自由詩2*18-6-28
ただ悲しい- 鵜飼千代 ...自由詩12+*18-6-28
ムーランルージュのふたり- そらの珊 ...散文(批評 ...718-6-27
おとぎの灯- まみ自由詩4*18-6-26

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