何もできないので
何かをやっていたら
何かでいられた
ような気がしていた
でも本当は
ほっとかれただけ
いてもいなくても
どちらでもいい
そういうふうなものとして

満足にヒモも結 ....
ナンパ


素面

ミステイク


懺悔
日々はたんたんと過ぎていく
何も変わらない
何も変えられない

他人の眼には
一見健康な生活に見えているだろう
おだやかな暮らしに思われているかも知れない

私は私の余命を知らない
 ....
はなしを食べたおかあさん

おとうさんはまだ会社にいる

ボクは画用紙にクレヨンをはしらせる

えんぴつでなまえのつづきを書いている

いろはたのしい

赤や青や黄色

た ....
 
 出会いはどこからやってくる

 そびえる山のむこうから

 やさしい流れ 川岸の散歩から

 自分を隠して通信交換から

 きっかけはどうでもいい

 自分の知らなかったこ ....
唄い終えた後に
「宜しかったら
食事をご一緒しましょう。」と
ネパールの
家庭料理バイキングに誘ってくれた

国際交流に参列してる日本人の中には
手で食べてる人も居て

あぁ。ボクは ....
がらんと、芯が
落ちた鉛筆。

そばにころがっていた、
ボールペンをアナトミア!

芯を、がらん洞化した
鉛筆の穴に異種結合。

ささっと、
代筆業再開す。
月の灯り陽の光り

誰もいない銀の馬車 

不幸など誰が予測できるだろう

誰も予測できないから不幸ではないのか

あの人たちも

傍らで見覚えのない家族が啜り泣いている

 ....
「どうか私を起こさないで」
最後に姫は言いました
「夢ではきっとあの人が助けてくれるわ」
姫の周りには沢山のぬいぐるみがいました

白い部屋に響く呼吸音
心拍数がぬいぐるみと仲良く歌い出す ....
月は夜空に煌々と
波は浜辺に打ち寄せて
酔いどれ共が歌っていく
銀の夜道に眩めきながら
酔いどれ共が歌っていく

波は白波
満月の
光に照らされ
行くあてなく
土塊と化した酔いどれ ....
西大路五条のロームのイルミネーションが
クリスマスを飾る季節が来ると
僕らはいつも冷たい空気に
羽を震わせながら巣籠もりして
ローソンの食糧を買い貯めて
ぷるぷる震えながら
やがて来る春を ....
冬菊のぽんぽんのよな陽の{ルビ屯=たむろ} 🌼

湯豆腐や小窓一箇所開けている ♨💭

冬麗にすすれば{ルビ洟=はな}も空の筈 ( >д<)、;'.・ハクション!

書きかけで ....
古書店の角を折れると、そこには煙突の何とも可愛いベーカリー。
この界隈には酵母菌がふわりと漂っていて、よって古書も芳醇に。
柿の木には柿の実がなる
栗の木には栗の実が
畑には麦や蕎麦が
田んぼには稲が米を実らした

貧困を絵にしたような暮らしの家は
藁葺きの古くて粗末な佇まい
それでも庭はそれなりにあった
 ....
過去をつくる
慣れてしまえば
私の額から
表象を消せばいい
プラグは抜かれては
いなかった
電子は送られて
なにかにいらだっている
亡霊となれない
機械たちに
羨望している
 ....
 十一月十七日、前日まで杉林の除伐を行っていたのだが、その作業をいったん中断し、ブナの植え付け作業を開始した。あらかじめ秋口に植え付け面積を刈り払っておき、そこに一・五メートル間隔でブナの稚樹を植え付 .... ドアは開いたままにしておいた
大型の遺体処理装置が台車に引かれ入りやすくするために
小さな窓からレース越しに薄く幅を調整したLEDの光が差し込んでいた
朝だ!ピクセル形式に時間は感覚に標す。 ....
遠くで
どこかで
風が吹いている

耳たぶをさわりながら
少し冷静でいよう

三つ葉のクローバーを
親指と人差し指のあいだで
やさしくしよう

生きている
だけで
何かをよご ....
血を捨てる人もいれば血を拾う人がいる。
否定された/言葉は宝物
どちらにせよいったん保留してしまえば人間であることに違いはない。

休憩時間になれば袋からピーナッツを取り出してポリポリと囓 ....
眠りに落ちるまでの
時間を持て余す
今夜はどんな夢を見よう
眠れない夜は更けていく
不眠と過眠を繰り返し
私の日々は過ぎていく
王子さまのキスでは目覚めない
目が溶けるまで眠っていたい
 ....
純水とは何も生み出さず何も破壊しない。   by 多児眞晴

含有量0,1パーセントしか含まれてはいない精液のことを精子と呼べるのだろうか。 みんな死んでいる。
これを愛の力強さで甦らせてみ ....
民間製ロケットが無事、
宇宙ステーションにドッキングできたらしい。
ついてみたら定員がひとりオーバーしていたらしい。
地上はコロナ渦で目まぐるしく回っている。
宇宙飛行士たちは大丈夫だろう ....
真っ直ぐなんて歩けやしない
平らなところで つまずいて

ぬかるみで ぐっちゃりなんて いつものことだし
おいしくない水だって 飲んでしまうし
 ....
鼻が詰まる季節にはガソリンに気をつけなさい

「こ、この腕、ぃ一本、ぉおいくらでしょうか」?

宣伝(CM)の前には障害のある子にそう言わせている

これが世間的には欲望の話題の対象に ....
生まれたときは黒曜石のかけら

溶け出した粘綿のように

光の粒が眩しかった

唐突に
 知覚らは認識の文字を学び

記憶を辿ればただの生き物と叫ぶ

そこはかとなく 溜まる ....
いつか未来の空の下で、
人の生という事象を、
回顧してみよう、
などとおもっています。
多分何事も選ぶ世界など、
ということは忘れられ、
明るみの中で、
精神と環界が融合されて、
 ....
名声をえたとしても、
人類はほろびるだけである。

子孫なんて残せやしない。
親と同じく死ぬだけである。

詩を書けるのは自分だけである。
いい詩が書きたい。

こころに。あなた ....
昨夜の夢で、「文政四年」だけが、
あざやかに目覚めたのちでさえ、
記憶に残ってしまった。
花が咲いた

わたしの頭に
きれいな花が

とりえのない
わたしに
とりえのない
あたまに

人は近づき
はなれていく
花に近づき
はなれていく

わたしは
わたしの名 ....
冷たい雨

青い雨

ノイローゼのように震える雨垂れ

記憶を宿した暗い雨

金色の雨の音

昆虫たちの巣に流れ込んでいく雨

秋のやらずの雨

湿った車の音

国境に ....
空丸さんのおすすめリスト(4850)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
実習場- 道草次郎自由詩2*20-11-25
一夜- ヨロシク自由詩120-11-25
何も変わらない_何も変えられない- こたきひ ...自由詩720-11-25
色を食べたなまえ- アラガイ ...自由詩9*20-11-25
ま_た_ね- 佐白光自由詩2*20-11-25
思い出したことⅡ- 板谷みき ...自由詩2*20-11-24
アルバイト- ナンモナ ...自由詩3*20-11-24
Raman__(分光)- アラガイ ...自由詩16*20-11-24
眠り姫のシンデレラ- 月夜乃海 ...自由詩3*20-11-23
酔いどれ共の歌- ひだかた ...自由詩720-11-23
この世の地獄上る天国下る悲しみ東入ル- TAT自由詩5*20-11-23
ぽんぽん- 道草次郎俳句120-11-23
ベーカリー- クーヘン自由詩2*20-11-23
無花果の木に無花果の実がなる頃に- こたきひ ...自由詩1220-11-22
機械の気持ち- ナンモナ ...自由詩3*20-11-21
ブナを植える- 山人散文(批評 ...5*20-11-21
どこまでも透明なルビー- アラガイ ...自由詩10*20-11-20
そこへ行きたい- 道草次郎自由詩720-11-20
かきもち- アラガイ ...自由詩5*20-11-20
眠り姫- 無限上昇 ...自由詩320-11-19
純水メタル- アラガイ ...自由詩6*20-11-19
民間製- ナンモナ ...自由詩2*20-11-18
わらしべ長者- 鵜飼千代 ...自由詩15*20-11-18
ザッツ*ユーチューバー- アラガイ ...自由詩5*20-11-18
孔雀- アラガイ ...自由詩8*20-11-17
希望- ナンモナ ...自由詩2*20-11-16
こころに詩- ナンモナ ...自由詩2*20-11-14
過記憶- ナンモナ ...自由詩2*20-11-13
突然変異- TwoRivers自由詩9*20-11-8
- 由比良 ...自由詩720-11-8

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