此処が何処か解らなくなって
未知の途中で立ち往生

明日はどっちかわからないけど
今日はナヤミ尽きない

階段は昇る為に
そして降りる為にある

階段の途中で不安になった
わたしは ....
 山域は乳白色となり、雨粒が地面を叩く音が、朝未明から始まった。決まって七月は、雨が多いと、誰彼なく言うのだった。
 雨が満ちてくる。体の中にも脳内にも、まるで人体は海のように静まり、宇宙のように孤 ....
子を産めない僕は代わりに詩を書き
生命の創造

不平を言うのが仕事です
どうしたら満足かわかってない

これは難しいことだよ
要求に際限がない

僕は満足してるので
そうでしょうね ....
二〇一六年十三月一日 「廃語霊。」


な~んてね。


二〇一六年十三月二日 「こんな科目がある。」


幸福の幾何学
倫理代数学
匿名歴史学
抒情保健体育
愛憎化 ....
{引用=追憶儀礼}
二人の時間はまだらに溶けて
いることすらも忘れてしまう
美しい他者 異なる種族
愛はアルビノ ひそやかな野性





{引用=お茶碗欠いたの}
月は隠れてR ....
○「二刀流」
大谷選手
打って よし
投げて よし
菅総理
ワクチンは 不足
オリンピックは 強行

○「自然災害」
昨日までは他人事
今朝は我が身

☆「指導よりも支援の時代 ....
空は灰色、
街行く私の背は屈み
あてどなくさ迷いながら
灰色空から雨、ポツリ
ポツリポツリと降って来て
視界はかすみ歩は鈍り

(今ごろ森では紫陽花の
青白く光る群落が
ゆらんゆらん ....
自分の住んでいる街の全てを
知っているわけではない

街歩きして
良い店に出逢ったり
懐かしい同級生に逢ったり

懐かしさばかり
目につくけれど
街は年々変化している

新たな発 ....
理性的に生きている人なんて
地球上にはいない
自分とおなじように
欲望は果てしなく
ひたすら楽観的な野蛮人ばかり
小さな液晶のまどから
ひっきりなしに
逃避アルゴリズムを
見つけ出 ....
吐き出されたノイズ
掃き出されるノイズ
不要論
段ボールに分けるのは
君の仕事

社会に毒を零す
世界に波は立たぬ
憎しみをマイクに
閉塞空間とイヤホン
君の世界

浮上するの ....
最初は真面目にインターネットサーフィン始めたのにさ
いつの間にかアダルトサイトに夢中になっている
男とオンナのアレするところ動画で見たくなって
ひとりよがりの世界で果てる

一人前の男だった ....
正々堂々
正面突破




乾杯
 数日前の日曜日、めずらしく一日中掃除をした。夏の初めと晩秋に行われる保健所の巡回のための掃除である。年に二回、保健所職員と食品衛生指導員が各営業施設を見て回る。基本的になぁなぁな巡回でしかないのだが .... 建前と本音の分裂がこの奇妙な矛盾を生んだ
建前は対外重視の屈従外交に殉ずる
本音は俺らすげ~の示威行為に耽る

実際に凄ければいいのだが
凄くないんだ~
が、凄いのは僕個人であった

 ....
笹の葉そよぐ天の川
雨はなまじろい未練を透き写し
パクチー乗っけた汁ビーフンに
そぼ降る孤独を吹き流し

野良猫たちは
星を待ってわらわら揺れる

残り汁に冷や飯をぶち込んだら
締め ....
みっつのぼくは
へりぽくたーにのって
みなみのしまにいったよ

そこは
サラマンダーのおともだちが
したをぺろぺろしてあるいてて
おとなたちはみんな
はにわのようなめをしてるから
 ....
     少年と少女
     青年と恋人
  おじちゃんとおばちゃん

       
       今

 
 世界のいたる場所から聴こえる
     くちづけの音に
     ....
あなたを愛した瞬間に
なにかが変わる
音がした

淀みやしない想い抱き
眠れぬ夜を
愛のせいにして

このまま私を離さずに
一秒たりとも

全てのドアを開け放して
あなたが ....
舟を漕いで
午後に漂おう

夏の光が
足の指先に
届くほんの少し前

レースのカーテンが
時間を揺らすよ

忘れたものは
何かしら

思い出した声は
誰かしら

大切な ....
          - A Summer Evening in Provence


 サラダを食べつつ

「まだオレはマヨっテイルんだなあ」と思う

 昨日の葬儀ノアと

「クヨ ....
○「2021ノアの箱船」
これは僕の妄想かもしれないが
書きたいことである
新型コロナ感染とワクチンで
全人類の生殖機能が
やがて停止する
これは現代版ノアの箱船である
旧約聖書の状況と ....
平成に生まれた僕は
常に時代の先を行き
新しい時代の風を浴びていた
そして時代は令和という名前に変わり
どこかへ消えていった
取り残された僕の前には埃のような風が
僕の日本地図はけっこうゆがんでいる
大陸文化を隔てた極東の地理的条件
喪失するすべもうしなわれた子守歌

僕の世界地図はききなれない地名でみたされ
国際情勢は新聞の活字とTVのアナウンス
 ....
二〇一六年十二月一日 「不安課。」


きょうは、朝から調子が悪くて、右京区役所に行った。
なぜ、調子が悪いのか、わからなかったので、とても不安だった。
入り口に一番近いところにいた職員 ....
もう一人のわたしに
もう一人のわたしが語りかける

そんな非現実が何度か起きてしまうと
どちらのわたしも精神病んでしまったぽいのだ

なので
もう一人ともう一人が
一人になって
医者 ....
夕焼け 遠い空の向こうに 小さなニュースが消えていく

戦争について語る夕刊紙 読まないまま 駅を降りて
選挙の演説をしている人たち 何も聞かないまま 通りすぎて
駅前のロータリー バス停 ....
今夜、懐かしく
灯が点り
生まれたばかりの感情が
せわしくせつなく
揺れている
(遠い故郷を追いかけた
夢見の中に居るように
深い夜は透明な
滴に濡れて更けていく)

 心の底の永 ....
その灯りが灯ることの全てがわたしの全てで、公園に腰かけたり、元気そうな集団を避けて歩いたり、目と耳と鼻と口と手と生き物と複数の壁、この部屋での暮らしが綺麗な明るさになれない。

マンションの知らな ....
もろバレなキミへの気持ちは
どこからが恋で
どこからが愛なの?

駆け引きも
ままならないくらい
あたし うわの空

こんなに夢中な恋愛
初体験 未経験

いろんな思い出 作 ....
テレビを見ていて知った
今人気のある観光地

行ってみたくなり
色々インターネットで調べて
泊まる旅館を決めた

都会暮らしの疲れは
田舎の環境に身を置けば消える

ネットだけでは ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
此処が何処か解らなくなって- こたきひ ...自由詩621-7-11
七月の雨- 山人自由詩5*21-7-11
騒がしい沈黙- りゅうさ ...自由詩3*21-7-11
詩の日めくり_二〇一六年十三月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-7-11
憑きものばんざい- ただのみ ...自由詩5*21-7-10
独り言7.9- ホカチャ ...自由詩1*21-7-10
何処へ- ひだかた ...自由詩1121-7-9
街歩き- 夏川ゆう自由詩421-7-9
フロッグピット- ナンモナ ...自由詩3*21-7-9
国葬祭典- ブルーベ ...自由詩121-7-8
インターネットサーフィン- こたきひ ...自由詩421-7-8
- ヨロシク自由詩121-7-8
掃除- 山人散文(批評 ...5*21-7-8
分析の後- りゅうさ ...自由詩421-7-8
ひとり飯- 自由美学自由詩121-7-7
子ども王と影- AB(な ...自由詩221-7-7
石庭- 服部 剛自由詩421-7-7
あなたの女- 花林自由詩521-7-7
白靴下の猫- ガト自由詩1*21-7-7
プロヴァンスの夏の夜- 墨晶自由詩1*21-7-7
独り言7.6- ホカチャ ...自由詩1*21-7-6
風化- リィ自由詩1*21-7-6
我が祖国- 梅昆布茶自由詩1021-7-5
詩の日めくり_二〇一六年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩15*21-7-4
もう一人のわたしには- こたきひ ...自由詩421-7-4
夕焼けのニュース- 鈴木ぽろ自由詩621-7-3
- ひだかた ...自由詩721-7-3
その灯りが灯ることの全て- 水宮うみ自由詩14*21-7-3
100%- 花林自由詩5*21-7-3
旅先- 夏川ゆう自由詩321-7-3

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