deadendな夜にきみは優しい
weekendのあさにゆでたまごを食べるみたいに

はっぴいえんどを聴きながら

The Doorsのthe endをおもう

愛はやすみなく働いて ....
幾つもの黄土の波線が
水浸しの校庭を遥か越え
何処までも走っていく
わたしの意識は冷え冷えと
その光景に呑み込まれ
どんどん平たくなっていく

荒い呼吸を繰り返し
次第に遠い意識の断片 ....
○看護も介護も
ふだんの付き合いが大事!
困った時だけ助けてくれ!
と言われても
もう遅い!

○離れてみれば
有り難さがわかる
古女房も

○年を取っても
健康であれば
幸せ ....
今会社が社長に私物化されていて

そのつけがいずれは社員や株主に廻ってくる

そしたら新しい社長には経験不足の頼りない社長がいいのか

やっぱり今のまま会社を私物化している社長がいいのか
 ....
(3)
瞳は無機質にも見えるのに
それでいて裂けたように生まれている

一人で簡単に生きているのに
甘えるように近づいてくる

すべて知っているようなのに
それでいて途方もなく必然にい ....
(1)
思うほどに儚い
単純な強情さで
だからこそとてもとても
大切にしたいのに
光のようにわすれがちになってしまう
哀しみそのもの


(2)
自身の汚れを小さく見せて
それか ....
早朝の駐車場
誰かが捨てたごみ袋を丁寧に
カラスが広げている
コンビニ弁当の容器や紙クズを
ひび割れたコンクリートの上
器用に嘴を使って


秋晴れの清々しい空の下
目ぼしいものはな ....
奥さんは
認知症で入院
今度は
介護していたオジサンが
倒れた!
県外にいる二人の息子は
なかなか帰って来ない
秋の公園は一向に結実しない
紅葉の色は飛び散り
木の実は空の浅瀬に揺れる
大気の鋭さが増すにつれ
秋はどこまでも細かく刻まれ
粒子となって獣の眼に付着する
深まっていくはずの秋が
ど ....
音の無い陽だまりの
小さな影をつまむ
紙と木と水の王国
やがて火へと向かう王国


失望の羽が一枚
ふたつにちぎれ 横たわり
夢遊病者の背の月
三時三十三分の月
 ....
ナイフ刺さった心の目
痛むまんまで 虫の息
きぶんしだいで咲いた愛
真綿のように 首 絞める

ずいぶん上手にやせがまん
まくらをやぶる白い棘
目を合わせない 紙 吹雪
そん ....
思い出を
思い出さないようにと思いながら
今朝も起きて食べて現実と歩いている


寄せるしろい 腕が
知らない世界へさらいに来て
巨大なしろい フォークが
ざざざ、と遠のいて
それを ....
空気が澄んでいて
夜景がくっきり見える

山の上のレストラン
雑誌によく載っていて
若者に人気がある

昼間の景色も最高だけど
夜景のほうがもっと最高

遠く行き交う船
秋の空気 ....
 優しさ溢れるその丘で、流れゆく雲を見ている。
 草の上に寝転がって思い切り深呼吸。
 緑の匂い。小さな花の匂い。澄み切った空気の匂い。
 今の僕は寂しくないよ。
 あなたの背中を追いかけ ....
街路灯に恋したらしいサルスベリがあって
幹はもう真っ直ぐにはもどれないだろう
と 私などが案じなくとも
それでも愛しくも切ない一本であり

九月の散歩道で出会う度に花の
その数や勢いをまで ....
呼ばれている呼ばれている
この水の色開けて明るむ空に
アンテナが視界を邪魔しているが
呼ばれている呼ばれている
片足は泥水に浸かったまま
片手は雲を掴んだまま
己魂急かされて

何かが ....
眺めていると
立ち上がったので
触ったら
出てきた

月を
彼女が
あとのことはいいだろ
ていうか分からん

歩こうよ
そこまで行ったら
逃げようよ
空が呼んでるぜ

ふ ....
椅子を噛んで居る者があったので
ミンナが笑った
近くにジュークボックスがあって
デビューも接近して居る頃だった
「カス」(ハングル語の「歌手」)が
椅子に座るかと思ったら
椅子を噛み出した ....
 
朝八時過ぎに冷えた庭へ出る
日差しが降り注いでいる
枯れた葉が散り落ちている

遅れて咲いた花たちが
弱い抵抗を続けている

もう何もしてやれない
バッサリと時間を切り詰めて
 ....
遊歩しよう
忘れられた花園を
青ざめた果樹園を
影色の桟橋を
空中に漂う墓標たちのあいだを
谺たちが棲む迷宮を
天使の翼のうえを
玩具箱の中を
空へと伸びつづける孤塔の尖端を
傷だら ....
ひと晩中
雨が降ってる

長い夜を
長い雨が
覆い尽くして

時が
止まったみたい

許すよ

とか

許さないよって秋の会話が
心の中に始まって

私は目の前が水浸 ....
止まない雨のせいで
人の心が落ちてく

深い水底に
ひとり

またひとり
ゆっくり沈んでいく

かかる電話は悲しい知らせ

孤独と孤独を結ぶ線のはずなのに
聞けばもっと孤独にな ....
流れる血で
自分を 命を 心を
描いてみた

けれど

白いシーツに残ったのは
のたくった赤茶けた染み
いずれ黒くなり
不出来な糊のように固くなるだけ

自分も 命も 心も
き ....
手稲山の頂辺りに白いものが見える
――書置き 今朝早く来て行ったのだ
見つめる瞳に来るべき冬が映り込む
雲間の薄青い空
氷水に浸した剃刀をそっと置かれたみたいに
張り詰めて でもどこか 痺れ ....
県道沿いの山は粘土質だ。
いつも湿っていて、
一歩ごとに靴底へべったりと張り付く。
私は墨染みた卒塔婆を背負っては、
暗き夜に忍び歩く。
夜露は私の身体をぬらす。
ぬれながら、泥で汚れなが ....
あったかも知れないもう一人のぼくを

過去もみらいも夢想できないけれど

傷つけることなんてもっとできないや


きのうあのひとが嬉しそうだった

ぼくがいなくてもみんな大丈夫だ
 ....
ふかく息をすいこむ
落ち込んでいたこころが
いくらか楽になる
陽の光はとおいな
からだが冷たい
きえてしまいたいな
そう思うことがある
女々しいけど
しょうがない
よわいだけ
ひと ....
でこぼこ道を
なんとか歩いている
つまずいたり
たおれたり休んだり

よわいから
まけてしまうのだ

ゆがんだ心に
ふりまわされて
いつもひとりきり

こころ折れて
ふさぎこ ....
小刻みに震えながら重い足取りで進む俺
どこまでもリアルに灰色に広がる地平が
奇妙な高揚感を誘う
不意に吹き抜ける強風に
踊り出す手足はてんでばらばら
関節の軋む音 辺りに響き
俺は自分が薄 ....
黒い夜の画布を背に
彫刻刀で刻まれた白骨のように
浮かび上がる鋭い流氷の切っ先が
すばやく流れる雲の切れ間に
瞬時に現れた細い三日月を
祈りのように照らし出し

私が確かに聞いたのは
 ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
プリンテッドアウト- 梅昆布茶自由詩517-10-22
境界域- ひだかた ...自由詩417-10-22
独り言25集- ホカチャ ...自由詩1*17-10-22
新しい社長- 吉岡ペペ ...自由詩117-10-22
題名なんでしょう2- ◇レキ自由詩2*17-10-21
題名なんでしょう- ◇レキ自由詩2*17-10-21
ルールとマナー- ただのみ ...自由詩9*17-10-21
介護難民- ホカチャ ...自由詩117-10-21
深秋- 葉leaf自由詩217-10-21
夜と爪- 木立 悟自由詩317-10-21
ナイフ刺さった心の目を痛むままにして- 秋葉竹自由詩217-10-21
ほろほろ- 唐草フウ自由詩3*17-10-21
秋の夜景- 夏川ゆう自由詩117-10-21
- ヒヤシン ...自由詩2*17-10-21
いざない- もっぷ自由詩517-10-21
臨む空- ひだかた ...自由詩417-10-20
空が呼んでるぜ- moote自由詩217-10-20
可決- 間村長自由詩2*17-10-20
終焉を静かに見届けたい- Lucy自由詩8*17-10-20
遊歩療法- 塔野夏子自由詩10*17-10-19
水と水の間- ガト自由詩4*17-10-19
光の回路- ガト自由詩9*17-10-19
いのちを描いて- 綠春自由詩317-10-18
白髪の朝- ただのみ ...自由詩14*17-10-18
卒塔婆を背負いて山をゆく- 渡辺八畳 ...自由詩1217-10-18
楽しそうなみんなよ- 吉岡ペペ ...自由詩417-10-18
冬が来るんだな- 星丘涙自由詩3*17-10-18
待つだけ- 星丘涙自由詩3*17-10-18
現夢〇荒野- ひだかた ...自由詩617-10-18
冬のオホーツク凍えながらたった一度でいい最後に私は意識の勝つ ...- Lucy自由詩13*17-10-17

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