はじめましてのズッキーニです
どこまで理想でどこまで現実で
どこまで成してどこまで課題か
線引きできたら線の上に立って
綱渡りよろしくバランス歩きで
何かしらの向こう側に存在する
高いのか ....
埃を被った地球儀に
息を真っ直ぐ吹き込むと
海が捲れて地面に落ちた

もう線香は消えたのに
祖父の口は真一文字のままで
煙だけが漂っていた

ユーゴが描かれた地球儀なんて
誰も使わな ....
今朝は冷たく澄んだ風と光のやわらかな壜の中
――長らく闇を枕にうつらうつら微睡んでいたのだが

凪いだ二月の日差しは眼裏を揺らめかせ熱を奪い
夢のへその緒を焼く 声を失くした叫びが黒点となる
 ....
靴擦れで出来たぶよぶよの水ぶくれ
そっとなぞって確かめる

君に伝えたい言葉なんてないよ
なんにも起こってなんていやしない
そもそも、いやしない
君なんて

冷たい音がする雨だから
 ....
誰もかも
好きで嫌いで
愛しくも憎くもある

それは普通で
そんな
からくり
今更
教わらなくても良くて
当たり前だからこそ
忘れてると
思っているから

ここで
みんな ....
舞い散る雪の冷たさが
身に沁みて凍えそうなのに
得をした気分になる
物珍しさがそのような感覚をもたらすのか
稀有な白さの仕業だろうか
それとも結晶に住まう妖精の成すことか
原因は特定できな ....
心の隙間に冷たい空気が流れ込んだのは
中が温かくて外が寒いからだっぺ

ごくごく当たり前の現象が
起きた訳さ

人間の心ってやつは
難しいようでそうでもなく
簡単なようで複雑だから
 ....
腰痛で動けなくなった私の顔面に跨り
余裕たっぷりの顔で放尿ぶちかます女神は
中条あやみさんみたいな感じの子でいてほしい
いや むしろなんかもう最近はあれですね
20代の子はだいぶみんなかわいく ....
平昌オリンピックを
平尾昌晃追悼オリンピックだと
信じて見ていたが
最後までカナダからの手紙が流れず
畑中葉子も出てこなかった今
特に思い返すこともない

ただひとつ
言いたいことがあ ....
丁度いい紐がなかったの
言い訳じみているけれど本当の事です

ふにゃふにゃの精神に健全な身体
突然の停止を夢想してみても
今日の心臓も元気ハツラツ

どの方法がベストでしょう?
スレッ ....
少しずつ冬が剥がれて春になる生暖かい空気が浸透

山々を見ながら心落ち着かせる先のことばかり考えないで

バスを待ち渋滞続き遅れ気味時間通りにならない都会

パンを焼き部屋に漂う良い香り子 ....
幼い頃 自転車で潜り抜けたのは
大きな世界

低い位置から見上げた大人達は
もっと偉大に思えた

今 こうして 眼下に広がる世界を 眺めるにつけ
登頂した 全ての山と 尾根の流れを  ....
乾いた空気の冷たさ
石畳の歩き難さ

とおに忘れていた
二月は一番寒い時期だと
底冷えのする
身を屈めてしまうほど
風に吹き付けられ

行き交う人は
愛想がないのに
すれ違う人の ....
思い出すと 苦しいことがある
顔向けできないこともある

恥ずかしくてのたうちまわることがある
いたたまれない時もある

それでも どうか
過去の 背伸びを蔑まないで

明日の自分 ....
締め切りが二日ズレただけでも
対応しづらいし首も痛む
そんな2017年12月27日だった
なごみすぎたのが原因なのか
血が充満しすぎたのが原因なのか
分からないながらも
天も迂回して行く中 ....
ミルク色の波が打ち寄せる
甘い浜にね

真珠がコロロンコロロンと
いっぱい ころがっていてね

カリリカリリと 齧って飲み込むと

うんと 力いっぱい
泣けると ねむいの

みん ....
顔を背けながら

俺はお前を愛している
お前も俺を愛している
私は貴女を愛している
貴女も私を愛している

殺しあうように絡み合う双頭の蛇で、狂うように罪の果実の香に犯されているのを人々 ....
  二月の
  雨が こおっていく

  あなたからの 一時間未満の
  電話からの ことばからの
  つめたさが こおっていく

  ひとつも
  かなしくない
  ふるえ ....
  ぼくたちの温度が
  正しいのかどうか知らんし
  きみの・ひとつを とりなよ
      ホテル・ニューオオタニ
  きみの・ふたつを とりなよ
     ビーバップ・ハイスク ....
雪が降りそうな
優しい朝でした
風がよわいので
寒くはありません

あなたの手は
夢を撫でていて
もうすぐそれは
孵化しそうです

季節の眠る年輪が
わずかな光に向かってゆき
 ....
ちょつとパッドを見せてくれんね
いや、濡れちょらん
濡れちょらんでもかえて寝た方がいいがね
いや、濡れちょらん
ちょつと見せんね
ほら!こんなにびっしょりだがね!
かえんね
後でやるから ....
鼻息荒めに帰ってきた
一時間くらいで帰ってきた
勝ち気な顔で帰ってきた
牛肉提げて帰ってきた

さも 狩ったかのように
さも 勝ったかのように
高い肉買って帰ってきた

割下は合わせ ....
中華街で
北京ダッグが半額と呼び込まれたら
皮がパリパリしない
半額以下のものだった

騙したわけではないだろが
騙されるほうも悪いというやつか

騙されるほうは
お金を惜しんだだけ ....
ひとは感情のいきものだ

なのにこころをモノみたいに使い物にしたりする

それも感情がなすわざなのだろう


太陽はひかりなのに

影をつくるように

包丁が料理をつくったり
 ....
その夜、泣いたのは、
オレだったのか、
オマエだったのか?

過ぎ去ってゆく青い時間の果てに
仲間たちの倒れゆく戦いがあった。

誰を信用していいのかわからない
嘘っぱちの恋愛 ....
心の領域に
不意に流れ込んだ水は渇いた土に滲み入って
冷たい情熱で蒸発した

過去から呼び掛けられて
振り返ると
その世界には陽炎が揺れていた

絶えず
時間にもてあそばれた
心の ....
g gシグラミンa

ももとが、れんじ 

あかみが 

シグラミンa

おでこぶつけて、くつ 

まったくない
「でね、あのヒト、こんなこと言うのよ。」

「ナニ、タエコさん。」

「あのね、この緑茶、砂糖いれたら美味いだろうねって。」

「もーぅっ、許せないっ、オトコって馬鹿よね。」

「ね、 ....
別れが近い

それぞれの道を
苦しみ考えながら
掻き分けていった
うつくしい我々

容易く感情を揺らし
気も付かずに裏切り
気も付かずに暖め
たくさん心を使った
うつくしい我々
 ....
精神の死と肉体の死の{ルビ間=はざま}に続く茫漠の荒野で
ぶつ切りにされた人間の断面を見つめていた
どんな言い訳も成り立ちどんな解釈も成り立つ
一枚の写真が辺りすべてを眩暈させる

朝の光に ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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心の領域に- こたきひ ...自由詩218-2-25
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