曖昧な
真の時空に咲くエバァと小鳥
 ひっそり想い出かたり

狐と狸
蕎麦屋うどん屋に鎮座する
鳶と猫の視線を意識して

雨上がり
ボラは唐突に跳躍をはじめる
これ見よがしに

 ....
世界のことなんて
次でいいよ
つよくなる夢と濡れてく体
寝そべって目をあけて思い出を忘れていく
いい感じに傾いた
記憶を引き剥がしてさ
錆びた鋏みたいな
つまんないものばかり目に ....
謎が多すぎる
のに
肝心な謎の正体がわからない

謎が謎を呼んでいるからだろう

謎の数を数え出すときりがない
羊みたいに眠れなくなった夜に数え出したが
余計に眠れなくなった

夜 ....
高い夜空が澄み渡り
晴れてはいても、なんともさみしい
きらびやかなネオンサイン
きれいだけれど、中身はからっぽ

あゝどうしたらたどり着けるのか
あゝどうしたら充たされるのか

途方も ....
14歳の頃 心から信じていた先生が言った
「今の君には無限の可能性がある」
「でも君がそのうちの1パーセントの可能性を選択した瞬間に、残りの99パーセントを失うことになるのだ」と
それは冷酷な  ....
夫が「コロナ感染者濃厚接触者」になって帰宅した

お相手とお互いマスクはしていたけれど
数時間対面で事情を聞いていたので
後からわかったのだけれど
「コロナ感染者」との濃厚接触者と認定された ....
 白夜はいつも寝不足になる。

 夜になっても沈まない太陽のせいだ。こんなあたしでも人類の、はしくれ。太陽の光に含まれる活動エネルギーが、自律神経を乱れさせてしまうのだろう。
「おはよう、リン ....
水しぶきをやり過ごせよ
   虹の架け橋
背負わない傷跡を見せたくないから下着も脱がないわ
お尻の大きい外国人のお姉さん
牛さん牛さん、ダッシュダッシュ! ああ腕が回らないお年寄りな実態把 ....
かつてこの星には100万の
小世界があった

1億の集落と1千の都市国家
黄金の旗がなびくここちよい風が

すべてのサーガがいまでも生きている
きみは英雄でもなくパーティーもなく
大河 ....
カシュクスの巫女は、この世の全ての理を知っている。
過去のことも、未来のことも。
ある日のこと、うら若き青年がカシュクスの巫女の元を訪れて尋ねた、
「永遠の生命を得る術を教えてくれ」と。

 ....
詩人は黒ジャンパーに
ポケットハンドで
凍てつく街を歩いている
転んで手をつくよりも
言葉を書き留める
指先を温めている
ごめん違った
自動販売機で立ち止る
コインを入れるために
指 ....
神代、人新世最初期のtypewriterを攫取。

(論理破綻前提、送受信。)


考えることの大事さを感じる人はかつて考えることに救われたのだろう。
考えることの大事さを感じない人はか ....
この夜陰、
独り在ることに寛いで
宇宙の時流に乗っていく
すっと孤独に留まりながら
この隙間だらけのあばら家に
雷鳴が轟くのを待っている

境界の門が開く、その時に
意識は異界の木霊に ....
アドスの平原に竜は舞い降りると、
カシュクスの巫女は予言した。
それは塒を求めるためか、
今宵の獲物を狩猟するためか。

カヌカの大地に、生贄に捧げられた少女が立つ。
その心臓を神に捧げる ....
洋画なら
ザ・エンドとかファインとか最後に文字が出る
邦画なら 終わりか、完結の完の文字が出る

最後にそれが出て初めて終了になるんでしょ
始まりから終わり迄の途中経過を鑑賞するのが
映画 ....
そこにいたねこ
にげてった

ねこどこいった

そこにいたねこ
どこいった

にげたねこ
こっちみてたよ

もうこないかな
あのねこは

ねこにげて
ねこのいたとこ
い ....
ちょっと寂しいけれど熱っぽい宇宙
ワンダークールな時間の始原をゆめみる

いつも隙間だけで君を愛せたのだろうか
それともそれはただの幻想だったの

いつも反論がむなしいように
そのひとが ....
削除しても削除したという事実だけが
追加されていくわたしにおいて
忘却さえも記憶の一部となる

無表情の女が追いかけられて
空回りしていく足元

もうだめだと思ってからの記憶は
今日も ....
{引用=雨。
時々、蛙。

波状に、しきり
たゆみなく
それでいて、まろく
忘れてしまう。

よいものはみな
うっとりの
忘却の底。

じつに
屋根も素敵に育ち。

巻貝 ....
春の約束
永遠に叶わない約束
散るときを知って
失墜しながらそれでも
対の自分をさがす
さがし逢えたら手を繋ぐよ
ひとのまばたきより短い時間を使って

もしも一対になれたら
空へはば ....
人生が五十年だった時代に織田信長は辞世の歌を詠んでいる。
歌は省きます、

戦乱の世の中に風雲児となってあらわれて
天下統一目前に逆臣によって命奪われてしまった。
戦の才能はたけていても、人 ....
風は帰っていく
見えない世界へ
この世の熱を帯び
(孤独の歓喜に覚醒し)
極北の地に、極北の地に
すべてを担い
帰っていく
嘘なんかいつもついてる四月馬鹿

入社式先輩風で風邪をひく

花粉症霞んでるのは目か空か

春の雷見て見ぬふりの自己嫌悪

誕生日もうロウソクは増やさない
、!おいサキッポ、おまえ火傷したって?だから餃子は包皮に包んであるんだよ。やってる? 歩け歩け、逝かれて Wong 具?
ダメダメ、ジェルやクリーム、何をつけてもLovejuiceにゃ勝てないか ....
好きなのはどっち?

どっちもなんて
許さないから !


そんな意地悪な質問を
ニタニタ笑いながら
きいてくる

君と一緒のミステリ―談義

クリスティは
ホームズが嫌いだ ....
高原に
凍てつく
朝が来た

一人幕内で
くるくる回る
ストーブファンを
見ていると
僕の記憶の底に
ひっそり息を潜める
誰も知らない淀みの闇が
音を立てて
回り始める
そん ....
足下の散り切った花弁は
少しずつ汚れていく

達観した振りして
本当は泣きたくなるほど淋しい

何年こうしてきたのだろう
何年こうしていくのだろう

(ヒヨドリの発狂)

本 ....
透き通る鎖骨が

敷きつめられた校庭に

夢は散りつつも

サクラ満開。


もう

ジャングルジムさえ

帰りたくは無い。


縄跳びの赤いスカートの女の子
 ....
連れてきて5年は経つだろうか
当初から敷き詰めた砂を蹴散らしては小さな魚を追い廻す
我が物顔で水槽の中を暴れ廻っていたおまえも
わたしの姿を見つけてはじっと動かなくなる
大きく成長するのも ....
凍えるように
寒い日となるようです

四月の二週目というのは

半ズボンでふるえていましたよ
小学校の入学の式では

輝いていたのは訓示する
校長先生の頭ぐらいで

体育館の ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
壁を叩いた提督- 足立らど ...自由詩5*21-5-14
花の午後- はるな自由詩1121-5-13
謎が多すぎて- こたきひ ...自由詩821-5-13
不在通知- ひだかた ...自由詩1121-5-12
空の扉- Lucy自由詩12*21-5-11
「コロナ感染者濃厚接触者」ですって- 鵜飼千代 ...自由詩20*21-5-10
明日、世界が終わる- そらの珊 ...散文(批評 ...421-4-27
下げちゃいなさいよ- アラガイ ...自由詩8*21-4-27
サーガ- 梅昆布茶自由詩1021-4-25
カシュクスの巫女- おぼろん自由詩1*21-4-25
ポケットハンド- イオン自由詩4*21-4-25
墓やぶり- 道草次郎自由詩321-4-25
境界域- ひだかた ...自由詩421-4-25
アドスの竜- おぼろん自由詩2*21-4-24
さよならを言ってくれないと- こたきひ ...自由詩4*21-4-24
ねこ- TwoRivers自由詩4*21-4-23
うた- 梅昆布茶自由詩1521-4-20
Delete- TwoRivers自由詩4*21-4-17
春雨は途切れることなく葉から葉へ- 道草次郎自由詩9*21-4-17
対の羽- そらの珊 ...自由詩15*21-4-17
人生が五十年だった時代- こたきひ ...自由詩3*21-4-17
風の行方- ひだかた ...自由詩1021-4-16
君も僕も四月- TwoRivers川柳4*21-4-13
毬藻walkディスるway- アラガイ ...自由詩5*21-4-12
ホームズ_VS_ポワロ- st自由詩421-4-12
回る- Giovanni自由詩321-4-11
葉桜- TwoRivers自由詩5*21-4-10
春風うらら- 道草次郎自由詩421-4-10
眼場馬の流木- アラガイ ...自由詩10*21-4-10
入学の式の思い出- ナンモナ ...自由詩5*21-4-9

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164