旅先は何処にするか
直感で決めようと思う

雑誌もネットも見ず
ただ直感に任せて
それに従うだけ

何もかも決めていくより
心に残る旅になる
不安は一つも湧いてこない

直感を信 ....
ちいさなものならボルトいっぽん

デブリは秒速8キロで地球のまわりを回っている

なのに映画や漫画いがい

デブリによる宇宙空間での大事故はない

ふしぎなことだ

隠ぺいされてい ....
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
人の話もきかず
自分自身も、見ずに
なにかあるような気がして
遠くへ遠くへ
遠回りなんかごめんである
まっぴらである
なにかがあるような気がして ....
ゆっくり育つ息子が
五歳にして
歩き始めたので
日曜日の公園へ連れてゆく

小さな影は、{ルビ日向=ひなた}にのびて
ひょこひょこ歩き
地べたに尻餅をついては
砂を、払ってやる

 ....
月面なんとかレースがお金がなくて中止になった

宇宙開発にはお金がかかる

想像するのはただだけれど

実際問題お金の話は避けて通れない

小型核開発で軍産複合体は大喜びしている

 ....
ここは敗戦の昼下がり

夜はここは船室

昔なら観たければ借りたり買ったり

いまは繋ぐだけでいい

人影は自由

温かいビルや気にならないほどの緑

時間が経つのってなんて遅 ....
1
歩いている橋の下を流れる川は澱んでいる
ぬかるんだ川の底では水の香りは土の茶色に掻き消され色彩を失う
透明な景色を一体どこで見ただろう
眼に見えた草の形は項垂れていて 写真には真っ直ぐに伸 ....
睡魔に全身を覆われているようだ

身体の芯が揺らぎ続け
目を閉じることも見開くこともできない

指先に力が入らず
涎が流れ続けているような
そんな気さえする

羞恥心などとうに捨てた ....
いつかゼロになるとしても、一歩ずつ進んでいこう。
いつかゼロになるとしても、1を足せば、すぐにゼロじゃなくなる。
それに、いつかゼロになるとしても、決して無になるわけじゃない。
ゼロという数が、 ....
風呂で溺れた
ダウン症児の周ちゃんが
救急車で運ばれ
一命を取り留めた
子供病院

入院後の回復は順調で
3日後に人工呼吸器は外れ
ゆっくりと目を覚ました

日が暮れて、パパは
 ....
遠くに数羽の鳩が舞う
あの泉を目指し
時の川をのぼりゆく

(空ノ青サガ 私ヲ 呼ンデイル)

夢の鞄をずしりと背負い
快い逆風を裂きながら
いつしか爪先は方位磁針になる

この足 ....
宇宙を食べ過ぎてお腹が脹れてしまった
赤ちゃん
大人たちのなかに入って
目玉に浸り
脳みそをくり抜いて
食べてしまえ
赤ちゃん
パンダのように
ころりと転がる
ユリウス暦 ....
屋台とは芸術である。

何故、芸術足りえるか。それは、桜が美しい。と言う事と同じで、
簡単に定義でどうこうと言える問題でもない。
桜が何故美しいか。と言えば、散るからとは限らない、咲き誇るから ....
コの行列

撃鉄におされて

くるしいや

僕はあと何番目?

友達は何列うしろ?

パチン

パチン

規則正しく一歩一歩

われわれは進んでいくのである

おい ....
傷まないミルクのあふれる
断面を
あなたは菫といい
蛇といい
わたしは腕としるした
このまま
星の時刻を待とうか
誰も知らない海岸だから
澄み切った空 静かに
月の横顔の
化粧を落とした白さだけ
深々と冷気は立ち込めて

木々と木々の間を渡る
鶫や連雀の羽音は
はたはたと 重ねられ
地にふれず かき消され

今朝わた ....
ゴミはゴミ箱に、だってさ。
よく言うよ。
自分だってそう変わらないくせに。

え、何の話でしたっけ。
そうそう。お金の話でしたよね。僕の。
予定通り折半にいたしましょう。

そうして手 ....
山際に故郷を茂らせて
霧立つ河は唱和する
悠久の径を手引くように
水面には明かりの灯った小さな神輿が流れ
その一つ一つに幼子が蹲っている
名付けられた世界を知らず
生誕の由縁も語れぬまま ....
誰かに優しくできないのを時代のせいにしないでよ
誰かに優しくできないのを社会のせいにしないでよ
みんなが幸せになれる世界が一番いいに決まっている

正しいとか間違いとかそんなのは関係なくて
 ....
空気の膨張する季節には 
おしくらまんじゅうの息苦しさよりも 
少し 穴あきの 心たちの方が 
自由発想を 発送できるのかも

呟いたままで ぎゅうと詰めた餡
本当は 粒揃いの方が お ....
雲が泳ぐ青空
太陽が今日の仕事をしている

降りしきる光は高級だから
散歩の理由はできる。


ざっざっざっ…
赤いスニーカーが2つ楽なリズムで交互に前へでる。
揺れる腰にかかったズ ....
地球は美しく書きます

太陽を
吸うと夏
吐くと冬。です。





鏡は女性を呼吸します。
 ふたば

冬の午後
水に挿した豆苗を見ていた
光を食べたその植物は
飛べない二枚の羽を
明日へ広げる


 さよなら

星はどこへ還るのだろう
色あせていく夜空
朝の襲来
 ....
その夜空に
つよく金色に光らせた
するどい星で
屠るように
線を引いてしまった
星は消えそうして夜は終わり――


(やがて陽は昇った)


ぼくは
ぼくの目は
ぼくの頬は
 ....
誰かが知ってる
言葉はいつも
僕の王国の
使者になる

扉を叩いて
胸に手を
見つけた星を
売りつける

クソにはクソの
幸せを
一人でいれば
二人分
くれてる光の
 ....
自分が今ここにあるのは
ずっと昔に誰かがいた証明でもある
そこから続いたずっと先に自分がいて
ここに立っている

生きていても
誰かが自分を
ほめたり
責めたり
勇気をくれたり
怒 ....
○(葬式)
死ぬということは
すべてのものからの
解放である
葬式に行き故人の顔を見ると
お疲れさまでした、よく頑張りましたね
と声をかけるようにしている

○(リタイア夫)
リタイ ....
感謝するどんなことにも感謝して心穏やかに優しく過ごす

練習をすれば何でも上手くなる成長してく自分に気づく

雪下ろし大変だねと君が言う自動雪下ろし機あれば楽だね

海の色いつもと違い美し ....
おもたい水がからだのふちに集まって出ていこうとしている
すぐに 今
扉はわたしたちの愛を肯定する
よごれたタオル 柔らかく美しい
生活の哀しさと危うさよ
ジャンプの得点を
時間に換算するなんて
どう考えても無理があんだろ

クロスカントリーのコースに
幅100M、深さ100Mぐらいの谷を設定して
みんな一斉に飛んで
越えられなかった奴は
 ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
直感- 夏川ゆう自由詩118-2-10
デブリ考- 吉岡ペペ ...自由詩318-2-10
遠回り- 次代作吾自由詩518-2-10
日曜日の公園- 服部 剛自由詩12+*18-2-9
お金と未来- 吉岡ペペ ...自由詩118-2-9
敗戦の昼下がり- 吉岡ペペ ...自由詩318-2-8
断片- 鷲田自由詩318-2-8
小さな願い- 坂本瞳子自由詩3*18-2-8
いつかゼロになるとしても- 水宮うみ自由詩3*18-2-8
子守唄- 服部 剛自由詩618-2-8
空ノ声- 服部 剛自由詩618-2-8
赤ちゃん世紀- ツノル自由詩2*18-2-8
屋台の味- 散文(批評 ...118-2-8
ホッチキス- 次代作吾自由詩1118-2-8
untitled- かとり自由詩318-2-7
ひらきかけの箱- ただのみ ...自由詩12*18-2-7
20180207_work0000@poetry- Naúl自由詩118-2-7
◎裸身- 由木名緒 ...自由詩1418-2-7
いいに決まっている- 1486 106自由詩618-2-7
薄皮饅頭- 藤鈴呼自由詩2*18-2-7
スパっっ。こんなもんです。- 幽霊自由詩218-2-7
綺麗ですよ..- 幽霊自由詩118-2-7
のびていく豆苗の先はどれも、ふたば- そらの珊 ...自由詩17*18-2-7
星のタトゥー- 本田憲嵩自由詩918-2-7
どうしようもなくならなきゃ安心なんて- 竜門勇気自由詩2*18-2-7
生かされる命- 電光石火自由詩218-2-6
独り言35集- ホカチャ ...自由詩218-2-6
海の色- 夏川ゆう短歌118-2-6
タオル- はるな自由詩218-2-6
スキーノルディック複合- 花形新次自由詩218-2-5

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