きりすと
ひっかき傷
yes.

でも
葡萄の花


帰り道

あいつ

サイダー

本当は

好き

あたたかい
マリア
私の胸に
手を当てて

 ....
うすく欠けた月を
つつく
くちばし
埋もれたはねの
なめらかな湿りを
靡かせた風の
まだ
つめたい季節

いちまいずつ
剥いだら
花も
あめをよぶ
春はさらさら
なが ....
また、書けない日々が続いている。書けないのではなく、書かないのだと、つぶやいてみる。つうか、詩なんて書いたことがないのかも、詩のようなものを書いては、詩かもしれないと、思い込んでいたかっただけかも。誰 .... 周りは見ているものなのだから
生活はきちんとしてねと
忠告ありがとう知ってる

良い思い出があたしをぎりぎり締め付けて
真人間の型を取ろうとして
逃げ出したくなった、けど

水に満たさ ....
テレビをみる
みんなでみる
箱にむかってすわる

少し話す
テレビの話題で話す

ちくり
とする

だれのことでもないはずの
話はときどき人を刺す

箱にむかってすわりながら ....
おばはんの口の周りは
地球より青い
━━ 前衛自称詩人 加賀りん

それが、おばはん全体を
ボーイ・ジョージ似に至らしめている
そして、青みが濃くなればなるほど
頬紅は鮮やかになる
 ....
「ミートゥー!」

突然叫んだ僕に
先生も皆も驚いている

卒業間近の川の水は
まだ冷たいけれど何だか
優しい温度に感じた

今日は伝統行事
使用した机椅子を
河で洗い清める日
 ....
あなたの云う、地獄と名のつく場所に連れていってくれと、私がいうのもおかしいので、その方へむかっていく背中を、みていた。煙草の煙にまざって、ゆらゆら幻影、だんだん、見えなくなっていく。私は噛む。爪を、噛 .... お尻に何かが顔を出す

椅子に座ると痛み放つ

これを痔と言わずして

何と言おう!

痔主とはよく言ったもんで

主人としては病寺へ直行

若い看護師天使なる

指先でち ....
 白いシャツには必ず着ていた

 濃紺のVのセーター

 キリッとしまった感じが好きでした

 気づいたのは時計を見た時

 袖口から一本の糸がほつれでている

 この気持ちの ....
誰にも会わなかった休日が過ぎた
もう 僕の部屋の窓は 暗い 
映画だけでも見なければと思っていたが
だけど 今日は少し 寒い日だった


僕が何をしなければならないのかを
時々 僕は ....
寒い夜
床に耳
ドクンドクン
心臓の音

眠る森
静かな切り株
深い虚
地下を流れる川

三十度目の春
onとoff、onとoff
命が点滅してるみたい
破れた頁

3月 ....
今日は午後から
晴れが降り出すでしょうと
テレビの予報官が言った

すぐに雨が降り出すでしょうと
訂正が入った

晴れが降り出すのも
いいかもしれない
想像してみた

晴れが降り ....
退屈な日々の中で、些細なことに幸せを感じながら生きるもんだ
煙草が美味いとか、コーヒーが美味いとかさ
つい最近まで俺は宗教、宗教と、宗教のことばっかり考えていたんだけど
宗教なんて今はどうでもい ....
跳ね上がる、湧き上がる、躍り上がる、
歌う、歌う、歌う、歌う、
躍動感にみちみちた空気、
あちこちに飛び交う音符の羽虫たち、
唐突に鳴るクラッカー、

輝かしい照明は目も眩む、白、
白の ....
悴んでしまったかの様に
何も感じられない 指先
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた先に何もない

歯が砕けてしまうかのように
鉄の錆びた味がする唇は
柔らかいのかい 硬いのかい
触れた ....
嘘の扱いに慣れて
言葉巧みに女を騙せたら
それはそれでしあわせなのかもしれない

嘘の扱いに慣れていて
言葉巧みな男に騙されたら
それはそれでしあわせなのかもしれない

女の紅く濡れた ....
こうべの垂れた敗戦間近だ

薬を飲んで飛ぼうとした

情けない親だ、幼い子供に止められた

敗北と隣り合わせ

私はもう出鱈目だ

矛盾したいきさつだ

嗚呼生き過ぎた

 ....
見上げた空は
ただくすんでいて
希望の光とやらの
筋さえも見えず
暖かな陽射しの兆しも
白い月の欠片も
一点の曇りも明るみも
なにもなく
ただそこに広がっていた

そんな空をただた ....
それはどこにもなく
それゆえに誰もが乞うもの
その美しさとは何か
失われる前のその前の何かとは
放埓な瞳は射貫かれしこころを知らず
焦点は結実する光の表情へ
恐れを
そして揺らぎを生きて ....
ひたち
やろう
としま
おんな
でも
わりと
かわ
いい
から

しわ

おお
めに
みて
いて
かわいさ

かmじ
なが

みて
いて

こ ....
春、また
海のない街で
想いで腫れた胸のうちはまだ
ことばにならない

ばらが枯れ あじさいが枯れ
百合が枯れ 菊の花が枯れ
それでもまた 蕾がふくらむ
風が行き 雨が落ち
 ....
一つの知らせ
一枚の枯葉のように軽く
風の悪戯な囁きのようで

隕石のようにこころ深く
波立たせ沸々と滾らせる
一つの知らせ


冷たい火夢を注射した男が蜥蜴になって
すばやく夜の ....
小説の最後数ページ手前で
パタンと閉じて 深い深呼吸をする君
ボクはそれを馬鹿にして笑ってた

子供染みていて

もう一度 君は小説と向き合って
その馬鹿正直なその突き刺すような
眼差 ....
パラリンピックをテレビでみながら
すごいなあすごいなあと感心する

ないものをみようと凝視している
あし 腕 視力

だれだっていつかは衰えてゆくんだけどなあ
そっとつぶやく

満杯 ....
何も無い
この時間(とき)
何も無い
この心

何かを求める訳でもなく
何かに縋る訳でもなく

ただ
何も無い

真っ暗な部屋で
ただ
何も無いことに
何も無い。。。

 ....
銀河の高さの
白い霧
夜に架かり
動かない


左の肉の寒さが目覚め
右より細く震える時
月は余計に そして速く
見るものの方へと割れはじめる


光に光をこぼ ....
あ、という声とともに
我がもの顔でもなく 他人行儀でもなく
整然とボクの外を滴る血液

ボクはその血液をまた自分の中に
取り込むように飲む
噛み癖の治らならない 傷だらけの手を

錆び ....
あなたの正義はいつでも研ぎたてだ
あなたは祖国の問題に敏捷に反応しながら
その刃は飽くまで内側へ
あなた自身に向けられた
あなたはいつでもあなた自身に試されていた
もっとも厳しく鋭く重い ....
コーヒーは苦かった
ビールも苦かった
君のも苦かった
みんな我慢して飲んだ
だって背伸びをしないと
水面に浮上できなかったから

細い夕陽が差し込む
放課後の体育倉庫
湿ったマットの ....
空丸さんのおすすめリスト(4850)
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テレビ- 朧月自由詩118-3-19
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ミートゥー!- しょだま ...自由詩318-3-19
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