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熱々のラーメンを頬張った後で
満腹だねと笑いながら腹をさする

さすれば本日の胃袋に詰め込む作業は
これで終了ですか、の鐘が鳴り

金を出す筈の財布から
麺より長いレシート出る
 ....
前にねぇ 岩手にいた時に
思い付いたんだよねぇ

歌を歌えないんじゃない
うんたらかんたら

この うんたらかんたら

すっかり忘れてしまったから
つむげんことなっちまっただ

 ....
ドーン ドーン
夜空に響く音が
心の内を 打ち砕く
哀しみや 怒りばかりを
払拭して くれますように

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
夕陽は落ちないよ
そんなツッコミが 聴こえてきそう

誰がハミングするだろう
きっと 鳥たちだ

鴉は塒に還るだろう
何処から 飛び立つのか

あの 尖がった
一番 空に近 ....
はらはらと 降る粉雪に ハラハラと
シャッターチャンス 見逃しはせず

チャンスのみ ギュッと握って 離さずに
ぼやけた姿 画面の向こう

ふわふわの 着ぐるみよりも 見たくれは
 ....
声にならぬ音を飲み込み
握りしめた手を
そっと解き 温めてくれる
一つの指先

万華鏡のように
揺れる頭

嬉しい
冷たい
でも 嬉しい
少し 悲しい

その指先に乗 ....
暗がりの中で揺れる存在感に
やわらかさを ふわり足して
葦の穂と知る

呻くような叫びも
穏やかな笑顔も
ここに 光 あればこそ
美しく 魅せるのでしょう

されば 明順応の手前 ....
だらだらと流れる水が
ダダ漏れするならば こんな瞬間
水滴が躍るのは
イルミネーションの内側だけ
例えば 光に重なった
偽りの 文字の分だけ
想いは 重りに量られて
謀られた分だけ
 ....
ミルクが甘いのは
優しさが 詰まっているからかな
ちょっと 胃が キリキリと痛む日も
何となく 柔らかなイメージで
喉を 潤して くれるから

赤ん坊を抱くと
いつだって ミルクのに ....
小さな、と言う表現は
縮こまってしまいそうな印象も受けるけれど
リトルマーメイド そう書けば
何だか 可愛らしさまで 浮かぶ

ぷちっ と 可愛らしい透明模様を描いた円を
少しずつ ....
涙ってしょっぱいんだって 
ふいに気付く瞬間ってあるよね

ふいに、じゃあないね
そう気付けるのは
涙が流れている時だものね

まさに号泣と呼べるような瞬間には
涙の味も感じられないほ ....
月が真っ二つに割れた夜
空を仰いで
これが下弦の月なんだよねと
呟いた

会話の中の匙加減は案外と難しく
ヤベエ!と思った瞬間に
間違ってイイネ!ボタンを
クリックしてしまったりす ....
ちょっと塞ぎこんでしまいそうな時に
思い出すのは

眠る場所があって 食べるものがあって 
大切な存在があることは しあわせだ ということです

しあわせって しあわせな瞬間には 
実感 ....
本日の糸魚川は風が強くてね
雨模様なのだけれども 粒が大きい

ともすれば
アラレにも見えそうな雰囲気だけど
まだ透明

山側の庭園を出る瞬間に
ふと息の白さに気付くみたいに

 ....
名前を付ける前に
白さを失ったニキビ
まるで 産まれた瞬間から
そこに 佇んでいたかのような自然さに
節々が きしみをあげながらも
叫ぶことだけ 出来ないでいる

足元を見ると
い ....
色んな物を スライスしたら
小さな畑が 出来上がる

稲穂の実る この季節
小降りの霰 振り切って

たわわな笑顔 
生み出しました

温かな湯気 転がり始め
シルバー達も 仲 ....
もう一つ
次への欲深さが 増す度に
表面張力を 試したくなる夜

〼酒に似合う一合を探す
今夜は熱燗
立冬も過ぎて 寒い頃合い

温もりが欲しくて 手を繋ぐ恋人達
はしゃぎながら ....
無理に布団から這い出ると
危険ですよと 独り言
猫のポーズがお決まりの
病を避ける 良き仕草

昔隣のおばちゃんが
倒れていなくなりました
その時知った病名が
大っ嫌いな蜘蛛に似て ....
北風の音で 眠れぬ季節がやって来た
夜の唱は 愉しいかい?
話し掛けようにも 勢いの強い風は
留まること知らず
対流しながら 我の心を 鷲掴んで
空に 飛ばしてしまいそうだと 身構える
 ....
笹川流れで頼む昼食
海岸に沿い 歩んで来た二人は
親になること 叶わなかったけれど
ここに 美味しそうな シャケとイクラが
仲良く座っているからね
慰め合うような米粒に敷かれた
彩り豊 ....
幼い頃 自転車で潜り抜けたのは
大きな世界

低い位置から見上げた大人達は
もっと偉大に思えた

今 こうして 眼下に広がる世界を 眺めるにつけ
登頂した 全ての山と 尾根の流れを  ....
産まれた瞬間から刻まれる印
私で在る証拠
存在感が透明感
薄くなっても
クリスタルは 美しい

煌めくガラス細工
素材が儚げに見えて
軽く観てた
直ぐに 壊れるのだろうと

 ....
誰かの悪口を言う人は嫌い
唇が歪んで
涙で滲む視界よりも
もっと酷い景色を
雨樋越しに
押し付けられるかのような
不快感が あるから

愚痴っぽく火照った頬に
スコールの粒ひ ....
空気の膨張する季節には 
おしくらまんじゅうの息苦しさよりも 
少し 穴あきの 心たちの方が 
自由発想を 発送できるのかも

呟いたままで ぎゅうと詰めた餡
本当は 粒揃いの方が お ....
旦那の居ない夜 酒を酌み交わす
相手は自分の頭脳と心と身体と精神

五人に誤認 両手に華を携えて走る
へべれけの道

その先に 千鳥足でしか渡れぬ橋がある
踏み出してみるかい?
渡 ....
この素材は シルバー? プラチナ?
ゴールドじゃあ ないことは 一目瞭然
色合いを眺めるならば
先ずは 着古した洋服が吊るされている ハンガーの奥まで
一気に回想してみな
その後で 夏に ....
紅葉ツアーのバスに乗ると
初冠雪の地に 連れて行ってくれる

最近じゃあ
いつからが秋なのかが 分からない

飽き飽きするほど 考えたでしょうよ
薄手の長袖の活用法

ゴム手袋で ....
汗を掻きたい
恥よりも 先に
端に寄って持つ菜箸の色ほどには
焦がれている肌を持つ
決して怒らずムみあう

揉み合う、の 間違いではないのか
当初は奮闘した
ギザリとした瞳で
世 ....
触れてはいけぬ世界の扉をそっと開けると
ブルウに満ちた世界が広がっていて
そっと息を吐いたつもりが
余りにも早い雲の動きに目を奪われて
そのまま 立ち尽くしてしまう
そんな 夢を観た
 ....
忍び寄る 紅葉の影
ぽつり ぽつりと 話し始める
呟きのようだ

一つは雨粒と化して
一つは涙と別れ
一つは空に還る

嗚呼 だけれども
葉が揺れるたび
切ないよ

どうに ....
空丸さんの藤鈴呼さんおすすめリスト(39)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏のマヤカシ- 藤鈴呼自由詩4*19-3-4
摘む源- 藤鈴呼自由詩1*19-1-4
モエレ花火?- 藤鈴呼自由詩1*18-12-15
親不知に夕陽が落ちて- 藤鈴呼自由詩5*18-10-30
雪の結晶- 藤鈴呼自由詩3*18-9-24
冷たいから・・・- 藤鈴呼自由詩2*18-7-15
虎の尾- 藤鈴呼自由詩2*18-6-12
うみねこたち- 藤鈴呼自由詩1*18-6-2
みるくてぃー- 藤鈴呼自由詩3*18-6-1
プチポエム- 藤鈴呼自由詩3*18-5-25
そんなこと- 藤鈴呼自由詩2*18-5-16
ツリーのように- 藤鈴呼自由詩1*18-5-15
これからも- 藤鈴呼自由詩2*18-5-8
紅葉ブランケット- 藤鈴呼自由詩2*18-4-26
ブラックライトの儚さに- 藤鈴呼自由詩1*18-3-28
なんでもパスタ- 藤鈴呼自由詩2*18-3-25
ワンモア- 藤鈴呼自由詩4*18-3-22
眠れぬ夜には_- 藤鈴呼自由詩3*18-3-15
光の帯- 藤鈴呼自由詩2*18-3-14
鮭親子丼- 藤鈴呼自由詩2*18-3-6
ジオラマを囲む大人達- 藤鈴呼自由詩4*18-2-26
サクラ臀部- 藤鈴呼自由詩3*18-2-21
センブリの目線から- 藤鈴呼自由詩3*18-2-14
薄皮饅頭- 藤鈴呼自由詩2*18-2-7
エーデルワイス- 藤鈴呼自由詩3*18-2-3
首飾り- 藤鈴呼自由詩2*18-1-26
あきのゆうぐれ- 藤鈴呼自由詩1*18-1-25
かんずり- 藤鈴呼自由詩2*18-1-24
首筋と雲- 藤鈴呼自由詩4*18-1-23
夢の向こうから- 藤鈴呼自由詩1*18-1-21

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