会社の正門を出ると横断歩道を渡って右折する
 そこに
 名前も知らない神社がある

 給料日に銀行へ寄る時だけ利用するようになった
 神社の境内のわき道
 一人通れる足幅の草だけが禿げて ....
数年前に施行された
ロボット機会均等法により
ぼくの職場にもとうとう
アンドロイドが一人配属されてきた
(伊藤です…)
自己紹介もそこそこに
早速仕事に取り掛かる伊藤さん
マサチューセッ ....
ひらかれ
すすむ

こころ、

ことほぎ

孤独、

寄る辺なき
魂の

力と化す。
自称詩人たちの
自称詩人ごっこが目に余る
優しい心のおじさんは
悲しい境遇の人々だから
ある程度は大目に見てきた
本当は
一人一人訪ねて行って
鈍器で頭を殴ってやりたいぐらいなのに
黙 ....
『生きていてもいいですか?

だれも問いたい
その答えを
だれもが知ってるから
だれも問えない』

これ、
なんてったっけ?
国語の
古文かな
の授業でかつて ....
  

水を引き 平城山宵の 月を溶く
谷田平田に 降る人の声

みずをひき
ならやまよいの
つきをとく
たにだひらたに
ふるひとのこえ


石上 其の稲穂に 乗り移る
現 ....
漬物があれば
白いご飯を美味しく食べられる
最高の組み合わせだろう

白いご飯と合わないもの
探すのは大変だろう

朝は白いご飯と味噌汁がいい
和のものがいい
日本人の体に合っている ....
遠い戦争があってまた領土資源拡張の近代戦
ゲームならゲーセンで終わらせようと思ってしまう

ある日ぼくは腕時計をすてるのだろう
どんぐりころころ
僕は良い市民であったろうか

あるいは一 ....
「では、一つの情報があります。騎士様。わたしが、
 どこからこの情報を得てきたのか、ということはお問いになりませんことを。
 イリアス・ナディは、このカラスガラの北方にある、
 バルケスの塔とい ....
「わたしはてっきり、あなた様がアースランテへ残る理由として、
 イリアス様をでっちあげていらっしゃるのだと、思っていました。
 すなわち、クールラントへは傾がない理由として。
 わたしは、あ ....
なんなんだろうね
きがつけば
あせってばかりして
どうせ自分には
どうすることも
できないことばかりなのに
書いているんだけどね
ワラっているんだよ
「アかい目の男」がね
声 ....
 どんなに望んでみても
 あの懐かしい潮風の吹く
 岬まで
 翔べるカモメには
 出逢えません

 京の都で鴨川に
 架かる橋桁くぐり抜け
 川縁を舞う
 ゆりかもめ見て思います ....
そのころ、アイソニアの騎士も、盗賊ヨランとともに、
イリアスの捜索を続けていた。
もう、イリアスが消息を絶ってから、二か月の時が過ぎようとしている。
アイソニアの騎士は焦慮した。それをなだめるヨ ....
  

そこにある
あの砂浜で拾った貝
潮の匂いがちょっとしていた

手軽なゲームと云い放ち
強がってみたあの夏の恋


目が合った
数だけあなたを好きになる
隠し ....
ぼさぼさとした月曜日に浮腫んでいた。振り下ろされた槌のように言葉はズキズキと痛かった。白くふやけている溺れ死んだような朝の水深が深くなったようにツンとしている。なんてつめたい足をしているのと言うよ .... 自らを
奮い立たせる
{ルビ焔=ほむら}を胸に
我が道を往く 
私たちの地下鉄は地下を進む
地下を進むからいつしか
地下鉄と呼ぶようになった
図鑑で虫の名を当てて遊び
折にふれ季節の果物を食した
軋む音、擦れる匂い
鼓動と呼吸の合間を縫って
 ....
春の色づき感じさせる 
今日も青空 ひろがり

優しい無関心な青空、

ぽかんとひろがり

何者だろう?
何物だろう?

ナニモノダロウ?

道端に薄茶に色褪せ
猫じゃらしの ....
無理をせず好きな仕事に精を出す好きだからこそアイデアも出る

あと少し時間が経てば冬になる気象予報士くしゃみ三回

遠くても買いに行きたいクロワッサン直ぐ売り切れる人気のパン屋

ダム底に ....
この会場を削ぎ落とすと、
すりガラスの枠線は平行軸を乱立する
無法地帯の生命
誇張した砂漠の雨を冒す瓶の 唇の重奏は確かに
胡蝶を小箱に 短銃を染まうばかりだ

かたちとは、
径路のない ....
今宵、安らぎ覚醒し
言葉、寄せ溢れ

なんの秘密もない
思考にて突き抜け

哀しみ歓び削ぎ落とし、

ジーザス 私は独り人
優しい無関心な青空を
霊性の雨降る宇宙へ
接続スル営み ....
  

急停車すると
鉄の焼ける匂いがするのね

そんなふうにして磨り減りながらも
あの時のあの人を止めていれば
よかったのかな

もう帰れないのか
生きているのか
上りきった ....
「それはまるで、貴女様が受けた仕打ちを、
 そっくりそのまま祭祀クーラスに返すかのようですね?」
「それはそうかもしれない。なるべく穏便に済ませたいのだ。
 わたしは、必ずしも祭祀クーラスを殺す ....
思考の深掘り できなくて
水面を揺蕩い それこそ世界中

広過ぎると思いきや これは井戸の中
明日にはアメリカ でもそこはコメリだ

愛すれど愛されず 愛足りぬ故?
落ちゆく先は 愛なき ....
人生はいつも
嘘みたいな本当で
都会で降る雪みたく
瞬く間に消えていく

ある命題の
自明であるとだけの証明に
私だけが取り残される

(膨張していく未来)
(暴走していく世界)
 ....
「肉」は消費される物だからです。

「魂」は純粋に持続される、とおもいます。が、

「神」は「肉」を知りません。

いつも、それの前にさしだされるのは、

「肉」から離散した「 ....
「当てる」と「賭ける」…
 いつもどっちもどっちで、
 遠くおよばないのね。

2022・12xxから日本は。
「戦争次元」に再変換されました。

岸田総理って「メフィラス星人」に、 ....
売春を

援助交際と書き

今度はパパ活と書く

政府の通貨発行を

赤字国債と書く

亡国の記者たち
冬の滑り台は
凍ってしまって
子どもたちの
渋滞が起きている
春になると
一斉に放流されるチャイムで
淀みなく帰路に着く
足がたくさん生えてくる

(きみがいいと言うのなら
(もう ....
軽薄な笑顔で職場をやり過ごし 無表情な休日で英気を養う

何も変えたくないけど 変わらない努力もしない
維持ではなく放ったらかしを愛し だからルンバら使えない

SNSは世界を明るくするため ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
三度目の小径- リリー自由詩5*23-3-1
伊藤さん- ちぇりこ ...自由詩923-2-28
言祝ぎ- ひだかた ...自由詩6*23-2-26
いい加減にしないと絞め殺すぞ自称詩人- 花形新次自由詩223-2-26
知らなかった答え- 秋葉竹自由詩223-2-26
岩躑躅_いはつつじ- AB(な ...伝統定型各 ...823-2-24
白いご飯- 夏川ゆう自由詩623-2-24
プーチンの風船- マークア ...自由詩523-2-23
アイソニアの騎士の焦慮(四)- おぼろん自由詩5*23-2-22
アイソニアの騎士の焦慮(三)- おぼろん自由詩2*23-2-22
「アかい目の男」- ナンモナ ...自由詩3*23-2-22
- リリー自由詩4*23-2-21
アイソニアの騎士の焦慮(一)- おぼろん自由詩2*23-2-21
雲と月- 秋葉竹自由詩423-2-20
もしも言葉が選べたら- それがあ ...自由詩123-2-20
焔の道- 服部 剛自由詩323-2-20
地下鉄- たもつ自由詩1123-2-20
ぽかん_ぽかん- ひだかた ...自由詩423-2-20
アイデア- 夏川ゆう短歌723-2-20
この身を受け容れるときに- あらい自由詩123-2-20
夜想20- ひだかた ...自由詩523-2-19
もう触れることもない- AB(な ...自由詩523-2-17
祭祀クーラスとエインスベル(十二)- おぼろん自由詩2*23-2-12
不惑の慢心- 短角牛自由詩4*23-2-12
ある命題- TwoRivers自由詩6+*23-2-10
無慈悲な神の事由- ナンモナ ...自由詩4*23-2-10
いつのまにか戦時となりました- ナンモナ ...自由詩4*23-2-9
「亡国の記者たち」- ジム・プ ...自由詩4*23-2-9
春ヲ、告ゲル。- ちぇりこ ...自由詩1323-2-8
ツイッターには書けません- 短角牛自由詩2*23-2-5

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