鬼ヤンマフォークリフトに羽休め俺の仕事の邪魔をする

太陽は発電力を発揮して儲ける奴がいそうな夏だ

ヤバイ夏長袖着ないと火傷する屋外仕事さ定年過ぎて

一時間八百円は安すぎる?足元見られ ....
月に、なにする?
月に、って?
吠えはしないで、
月に、嘆く? 

ああ、人生って、
嘆いたほうが勝ちだったっけ?
負け、だったっけ、生きるって?

子供のころ、
きっとい ....
幸せにするよという
約束とは違う

地獄の底でも
おめかしをして
腕を組んだり

傘を盾にして
絶望の雨から
君を守りたい

刻々と変化する
心の形を
交換しながら

返 ....
かたいかたい土を破って死ににくる蝉。六角形の頂点で、
わたしたちは夏を迎えた 地味で可愛い花とか、葉っぱ
とか、きれいな石や安くてぺらぺらの靴。32階建のビル、
眼鏡のあの子、クーラー ....
素手でごしごし食器を
洗うようになった
ゴム手袋は着用せぬようになり
ゴム長靴はタクシー会社に
置いて来た
だって私は毒殺犯ではないのだから
湯呑やピペットは要らない
赤痢が猛威を振るっ ....
みんみん蝉の鳴き声が
ギラつき始める昼下がり
私は君に沈み込み
君は私を受け入れて
二人は一つに溶けていく
天蓋が開くのを待ちながら
苦痛と陶酔入り交じり
骨の髄まで溶けていく
意味を為さない言葉の灯が
夜の行方を照らしている
歯並びの悪いひとりの捕食者
誰もいない街を割る白い瀧


涙の側を飛ぶものが
光を手のひらに受けている
もう発つものも ....
平和なひとにしか着られない服があるらしい。あたしも着たい。「似合わない」の散弾銃を浴びたい。身体中ぼこぼこに開いた穴から零れるのがうつくしい宝石なら生きた価値を見出せる気がしている。証明させてよ。フリ .... いちゃいけない人が
ここにいるでしょ?

あたしのことだよ、もちのろん。

ダメなのに、
こんなところにいちゃ、
嫌われるのに。

わかっていても、
どうしても
逃 ....
そう言えば
小学生の時給食費を持っていけなくて
担任の女の先生にクラスメートの前でズポンとパンツを脱がされて
尻を剥き出しにされた事がある
何十年たってもそれが脳裏にこびりついて離れない

 ....
「錯乱」

しをかくひとは
胸や、胴体に肢体、に
まっくらな、まっくらな
あなが、ありまして
のぞきこむのが
すきなのです
のぞくとき、
のぞきかえされていて、

くらいあなから ....
手ぶらのままでは帰れないという
骨格の上に成り立つ体を

優しい言葉のレシピを添えて
引っ張ってくれる人が良かった

甘えたくなって誰もいなくて
黄昏にダイブしてもいいよね

寂しが ....
天秤座
生まれだけれど揺れている
ばかりじゃないのよ、切り裂け自分を


やめた恋
ひつじが深夜の安らぎ被(かぶ)って
やたらめったら、やって来る柵(さく)
 ....
広島市の目の前にある似島
フェリーで二十分くらいかかる

海水浴場もあり
海水を使ったプールもあり
山登りも出来る

小学生の頃
臨海学校に行った
その時に似島を好きになった

 ....
匂い立つ草に絡めとられ
探している君はいったい
いつの間に探すことを忘れたのだろう
夏というこの機械仕掛けの季節に
試している君はいったい
いつの間に試すことを止めたのだろう
夏は単純 ....
隣の工場の煙突はワケわからない煙を吐いてた。
匂うし、目が痛くて仕方なかったのは最初の内だけだった。
今は慣れて何も感じない。

筑波山が見える辺りの空に入道雲がたちのぼる季節だ。
工業団地 ....
君の頭のなかに幾千もの数が降り続けている。
暇さえあれば君は、暇さえなくとも君は、一心にノートに数式を書き続ける。
あまりにも君が夢中だからみんな不思議がるけど、なんのことはない、数が降ってきてい ....
真夜中のスーパーマーケット。どこにも行けないわたしを守る光の零れたシェルター。その隅で半額のお刺身を手に取る。賞味期限の近い3割引の食パン、腐りかけの安いバナナ、廃棄寸前の玉ねぎサラダ。見放されたもの .... 尚も人は、
七つの哀しみにわかれて
凍りついた虹の椅子に着座する
空はまだ無い

二度と汚されてはならない

新しい、昼と夜のために
星もなく陽もなかった
罪に染まった息を幾度もくり ....
からみつく
からだのいちぶが運命の
こんな闇夜を灯すしろがね


べろべろと
なめたアイスの色の舌
ちょっとお下品とろける腰つき


なんという!
好きを好きではない ....
ゆれながら
ふれると
濡れる

てのひらがあついことは
天使みたいに
すばらしい

朝がきて
夜がきて
また朝がきて
夜がきて

鳥がとんでいく
名前をよばれる
ふり ....
あなたが不在の永遠を生きる
それが孤独な愛の証だから
パズルのように未来を埋め尽くす

いつかはと願った希望を胸に
時を過ごすのは退屈じゃないよ

あなたはまだ私の目の前で
笑ってくれ ....
「今ある命を精一杯生きなさい」
なんて綺麗事なんだとしても

鳥や花や、
木々たちに
恥じないよう
「今ある命を精一杯に生きる」
いや、生きてゆきたい。

小さな思いやりや
人の優 ....
かさぶたは自己治癒能力の集大成で
自分も知らない、意識しない間に
細胞が傷を癒そうと努力してくれる。
形成されて行くその様子はまるで
傷がついたその箇所だけ
自分 ....
 我慢してきた

 あなたの為に

 辛抱してきた

 会社の為に

 我慢して辛抱したのは

 自分の為だと分かった時

 我慢していると思うことも

 辛抱している ....
時の扉に挟まれた爪で
やり直せない歴史を引っ掻く
それは黒でした

傷付いた方が爪だったとしても
切れば伸びるから痛くはなくて

蝶のように死んだ体でも
美しいなんてちょっとズルイね
 ....
極めて下品な物言いになるかもしれないけれど
けして女性蔑視の意図はないので容赦ください。

さいわいか不孝かは計りかねるけれど
人間の女の股ぐらを通り抜けてきた
から
人間に産まれてこれた ....
――誰もが探しているものは何?

ふり返ればずいぶん
{ルビ流離=さすら}ってきたけれど

――わたしが探しているものは何?

  青い光
  ヨコハマの
  青い光

それは観 ....
{引用=悪徳商法}
架空請求書が送られて来た
金額は自分で書き込むようになっている
魂の値段と 生の負債総額
その差額を生きている間に振り込めと言う

この後なに一つ善行をする予定はない
 ....
死んだ人ばかりの町で悪口を言いながら酒を飲む。その後は近くのダムから流れてくるせせらぎに沿って歩き、誰もいない土産物屋を覗いて、峠にへばりついている古い駅に辿り着く。そこまでは一言も喋らなかった。駅舎 ....
空丸さんのおすすめリスト(4850)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
入道雲が- こたきひ ...短歌218-8-14
月のかがみ- 秋葉竹自由詩418-8-13
- ミナト ...自由詩218-8-13
- はるな自由詩418-8-13
となえてこらえた- 間村長自由詩818-8-13
法悦- ひだかた ...自由詩518-8-13
ひとつ_走夜- 木立 悟自由詩318-8-13
シースルー- 青花みち自由詩518-8-13
逃げられない真っ白な希望- 秋葉竹自由詩818-8-12
- こたきひ ...自由詩418-8-11
ちいさなちいさなことばたち- 田中修子自由詩8*18-8-11
革命の旗- ミナト ...自由詩118-8-11
森の陽- 秋葉竹短歌418-8-11
似島- 夏川ゆう自由詩218-8-11
夏のからくり- 葉leaf自由詩218-8-11
魂は瓦礫になってしまいそうです- こたきひ ...自由詩218-8-10
数が降る- 水宮うみ自由詩2*18-8-10
真夜中のスーパーマーケット- 青花みち自由詩10*18-8-10
アメジスト- atsuchan69自由詩5*18-8-10
灯すしろがね- 秋葉竹短歌218-8-9
紙のふね- はるな自由詩1018-8-9
孤独な愛- ミナト ...自由詩218-8-9
生きる- 八木ヒロ ...自由詩118-8-9
かさぶた- 中山 マ ...自由詩418-8-9
我慢- 佐白光自由詩2*18-8-9
地獄- ミナト ...自由詩118-8-9
約束は- こたきひ ...自由詩118-8-9
言葉の船_―横浜詩人会六十周年に寄せて―- 服部 剛自由詩918-8-8
終りに三つ- ただのみ ...自由詩13*18-8-8
高原にて- 春日線香自由詩318-8-8

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