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見ているものから遠ざかる
感覚と それから
見ているものを知る 手足
山や 川 景色としての海


見ていることで それを
知っていることで
理解しているのだ
それを ここに書くこと ....
風が吹き付けている夜は
遠い 山から 
この部屋にも
電車の音を混ぜながら
僕のいる意味を問い続ける


このつった首は
肩こりなのかはわからないけれど
あの頃 新宿で
フリーイベ ....
考えている 詩の文章に 目を閉じている
車の窓の 遠くの方から 音がしてくると
僕はまだ少なからずの友達がいた頃を思い出すのだ
窓を開けて 部屋の中から 顔を見せては
感じていた 生きているこ ....
僕は思うのだ
空を 僕は
でも この 目に
僕は壁を感じさせられながら
誰もいないから見ていたのだ
午後の空のボールを
角の僕はまだ見たことのない空を
見ていた 僕は 十字架に


そして遠くに見えた 街並み
僕は思い出していたのだ
海に家族で出かけた日
 ....
空を見上げて歩いていた海で 
カレイを拾ったことがある 砂の中にいた
それを投げ上げたけれど 空の下で
ざらついていた それを 拾わず帰った
月曜日の朝が来ると
ゲームセンターのいつも古びた横を通って
働きに出ていた 僕自身の姿があった
人の匂いのするあの部屋の中に


キーボードを打っていた午後
自分であるのだということばか ....
海の見える窓は
花瓶と 古びた鉛筆の
水中のような色の部屋だ
幸せを運ぶリモコンで
僕は そして
テレビに目を閉じさせられていた
過ぎた日の でも 僕は
友達の残した言葉に微笑んでい ....
あの日 バンコクの高架下で
僕は一人ぼっちで寂しくご飯を食べたのだった
薄暗い屋台の席で カオマンガイと
闇の中を行くバイクを 一人で 静かに眺めていた


今年のクリスマスの印象としては ....
僕は半年ぶりぐらいに そして
しかし テレビのサッカー中継に海を思いながら
飲み屋で 僕は でも yに会い 目を 閉じていた
前と同じ食べ物を そんな 隣で注文されていた 僕は飲み屋で

 ....
昨日sと隅田川をいつものように歩いていた
特別なことをすることもなく ぼんやりと ただ
そこで見つめているだけで なんとなく幸せだった景色を
だんだんと 日の沈んでいく景色の道を


 ....
誰もいない小川に
僕が 釣り糸を垂らしていたのはいつだろう 小川に
冬のある日 釣り糸を
しかし冬の日に小学生だった 僕は一人だった 


だけど 今でも僕は川に釣り糸を垂らしてはいる ....
外は天気が悪いので出かけなかった
ただ 夜のほうが 心は落ち着く気がする 
誰も部屋の中のように関わり合いは求めてこないから 
僕は 昼頃 肉を買いには出かけたけれど  


氷に塩をふり ....
窓に映る 不気味な 地下鉄の
男たちの姿を 時々 窓に 見る 
だが 立ち止まること無く 彼らも  
時代も ここまで流れてきてしまったわけだが 


そして 若い女は 素知らぬふりで 
 ....
sと会い
僕は彼と話していた 六本木は
肌寒かった 今日も カフェのテラス席で 
あまり面白くもないことを


風は真冬のような冷たさで
僕らはヒルズの中で行き場を失い 
やはり  ....
目黒川へ桜を見に出かけた
もうすでに あの桜並木にも飽きてしまった気がするけれど
しかし 私の足は ペダルを踏みこむ時
力が入れられているような感覚がいつもよりもしたのだった


そんな気 ....
誰にも会わなかった休日が過ぎた
もう 僕の部屋の窓は 暗い 
映画だけでも見なければと思っていたが
だけど 今日は少し 寒い日だった


僕が何をしなければならないのかを
時々 僕は ....
僕がsと外苑前を歩いた土曜日
通りは肌寒い 春先で
人気のない暗がりの道で地図を頼りにした僕は
歩いていた ただ 美術展を見るために


アングラだった 映像作品などや そして
そこ ....
私は 肌寒い街を歩いた
そして 最近は 私は聞きたい音楽もなく そして
好きな女優もいないし 最近は それから
何も食べたいものも 私はなかった 


世の中にある興味を寄せていた多く ....
土曜日にsと会った
代々木公園の 酷く寒い道を 土曜日に
彼と歩いた 道を 何も考えずに でも
僕は 生きるということを考えながら


憂鬱な時は流れる ぬかるみのない 地面を 
公 ....
僕は年明けにsと明治神宮に立っていたんだ
多くの参拝客に混じって そして
僕はこの歳で願うべきものとは何だろうという思いの中で
新しい仕事がうまくいくようにと 願ったんだ


口の中で甘す ....
年末に新宿でSと待ち合わせた
どうしようもない 男が二人
しかし進むべき道を誤ってきたからなのか
そうせざるを 得なかったからなのか


そんな事を考えながら入った
閉店ギリギリのサ ....
空丸さんの番田 さんおすすめリスト(22)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
瞼のファインダー- 番田 自由詩123-11-9
北風とリリイベ- 番田 自由詩222-12-24
詩と窓の外- 番田 自由詩421-6-17
どこかの道で- 番田 自由詩221-3-18
消えてゆく街- 番田 自由詩221-3-17
潮干狩りとカレイ- 番田 自由詩421-3-16
埼京線から降りて- 番田 自由詩421-2-16
別荘の部屋で- 番田 自由詩321-1-14
かつて祖母の家で- 番田 自由詩218-12-25
6月の海を行く- 番田 自由詩318-6-24
隅田川を行く- 番田 自由詩318-5-13
釣り、夕暮れ- 番田 自由詩918-4-30
休日の僕- 番田 自由詩118-4-15
悲しいひととき- 番田 自由詩218-4-9
うすぼけた休日- 番田 自由詩118-4-8
そして今年も目黒川- 番田 自由詩318-4-2
折った筆- 番田 自由詩118-3-18
外苑前を歩いた日- 番田 自由詩318-3-12
何もないこの街で- 番田 自由詩318-2-19
夕方の待ち合わせ- 番田 自由詩318-2-4
明治神宮と夜闇- 番田 自由詩118-1-8
他人同士の二人組- 番田 自由詩318-1-3

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