君には とっくに 
わかってることだよ なぁ

脳髄が八丁味噌となって 
発酵し 腐敗しかけている ことを
空虚となった 胃袋のなかで

そぅだ 
老いは老いでも
北風に耐えてる
 ....
雪が密度を増す
白の重ねに滲む陰
朝は指先すぐ
声は遠く流される
赤ん坊の目蓋の向こう
海に架かった黄金の橋
糸屑のように燃えて


光が厚みを増す
白は静かに湧き上り
冷やかな ....
夜の音が聴こえる
美しい音色だ
そのつららが砕けるような音に聞き惚れる
夜の音は小さな紫色の花をつれて
道に溶けている
大きな音と足跡の形
紫は紫色の花を見上げてやがて紫色の花に飲み込まれ ....
素直に生きる
シンプルに考える
ありのままを感じる

日常生活を楽しむ
心から幸せが湧き出す

考えすぎて
現実を複雑にしたり
迷路にしてはいけない

迷路になれば何が何だかわか ....
夕闇が頬張る曇天
無音の圧迫
うるさい

堕落しはじめた桜の花
無音の連打
うるさい

放棄された母の神殿に
散らばった音楽
うるさい

背伸びした指先が
神の逆鱗に触れる
 ....
何か見える?
いや何も
でも何かを見てるでしょ?
そうだね
どこまでも続くこの海の向こう?
そうかもな
本当にこれでよかった?
遺言だから海に還すって
そうね帰ったんだなって感じるわ
 ....
いくつもの街
いくつものビル
いくつもの恋、それから恋
行く先に来し方に
咲く花に結ぶ実に
閉じた蕾
吹く風に色がついたら
まちに名前がついたら
きゅうにひとが見えてきた

ガ ....
まちに心をゆるすのって何日目くらいだろう。300日とか、500日とかそのくらいかな。冬の洗濯物のにぶい色って、(…)。休日は気がゆるむからたいてい体調がわるい。
むすめはソファで寝ている、なんか ....
チョコレートまみれになって
無罪を勝ち取った男(私)が居た
知覚過敏でも構わない
讃岐うどんが食べられれば
そんなのりだった
中学の頃の合唱が思い出されて
泣けた
オフを楽しめないのに勝 ....
祭壇のそばで 昏い
煙草を吸う
いまはみえているけれど
そのうちに見えなくなる色の境目を
わたしはどう処理するのだっけ
甘い輪郭を 日々の、
ひと匙ほどの希望で生きていくのを
それを ....
世界には
その日の食べ物さえも
満足にとれない人たちが大勢いる中で
メダルとれた人たちは
もちろん本人の努力はあるけれど
それよりもとても恵まれている人たちだなあ!と思う
自分のやりたいこ ....
水道の蛇口をひねれば水が出る
そんな単純な思考を

私はバケツを持って川へ水を汲みに行ってしまう
そんな思考を持つ時が多々ある

こんな草臥れる疲労脳を案じてリラックスとやらを
習い始め ....
草を磨り潰して 両手の手のひらで 大空を・・
瞳に囁くその色に染めよう
どんな星が生まれることか
そんな星を個々に秘め
握りしめる此処の星
蒼穹に包まれたオブラート引く 紺碧の泉に溢 ....
名前はひろゆき 漢字は知らない聞いたかもしれない
けれど 忘れた 苗字も知らない

スポーティなマフラーをいつもしていた
身長178センチくらいでAB型
煙草はマルメンだったかマルキンだ ....
我々が望んだ西暦三〇〇〇年が遂に訪れた

病も
老いも
争いも無く
死から開放され

欲は無く
面倒は無く
不幸も無く
全てが完結した

法すら必要ない
科学が解決する
指 ....
私の間違いだった

こうして横になればわかる

じんわり沁み沁み肝臓の痛み

身体に悪いことばかりしてきたのだ

いや、この痛みはどこかで覚えがある

ああ、そうだよ

子供の ....
さよならなんて言わないよお
おおきな風が叫んでいる。
Auf Wiederse~hen
またね と 天から吹いてくる。

あおい風が
くびれた腰のトルソーをつれていった。
湖のまん中の  ....
詩の材料が見つからなくてここしばらくは書けないでいた
詩を投稿することで何かが起こる事をずっと期待していたが
何の変化もなくて詩の無力を感じない訳にはいかなかった

孤独感に苛まれる日常から抜 ....
爆発的に増殖したウィルスは俺のからだの免疫系と闘い敗れた

彼らが勝ったとしても人類が死滅すれば増殖する場所がなくなるだけの話だが

そもそもウィルスには目的などないのだろう

俺たちがも ....
老人の顔に刻まれ皺は
都会の橋の上を歩く雑踏の記憶
人々はただ行き
ただ交わる

日常の乾いた吐息
笑いが消えた70年前の白黒の写真
そびえるビルのアスファルトは
感情を持たなかった
 ....
要は需要と供給の問題であって
買う方が悪いとか
売る方が悪いとか
そんな単純な問題じゃないんだよ
薬だって、身体だってさ

でもね、水虫ジュク夫
おまえの自称詩は別だぞ
そもそも需要が ....
別に天国の歌声に耳を奪われている訳じゃない
地獄の底から湧き上る苦悶の呻きに眠れない訳でも

聞いているのはこの世界 尽きることのないお喋りと
拮抗しながら 解かれて往く 形あるものの軋み
 ....
空の写真を 無断で撮る
それをSNSに 無断掲載する
有名キャメラマンが開く 写真展
会場の壁を埋めつくす 空 空 空
そのときも 空にギャラは
支払われない

空は ユーティリティプレ ....
 開けてみよう 思いっきり

 見えるものは 感じるものは

 姿 形 香り 音

 開けてみよう 躊躇なく

 それだけの 自信を養い

 歩んできた道のり

 一歩踏み ....
誰かの悪口を言う人は嫌い
唇が歪んで
涙で滲む視界よりも
もっと酷い景色を
雨樋越しに
押し付けられるかのような
不快感が あるから

愚痴っぽく火照った頬に
スコールの粒ひ ....
空がとても冷たそうで
触れたくなって
腕を伸ばしてみるけれど
届かなくって
指も思い切り拡げて
踵もあげて
ジャンプもしてみるけれど
届かなくって
あきらめきれなくって
あきらめられ ....
脳が軟らかすぎて
耳と鼻から
流れ出てしまいそうなとき
朝の結露した窓を
人差し指でなぞる

「川」

唯一覚えている文字は
水滴とともに
もっと長い流れになって
やがて消えて行 ....
途方にくれて 貴方に縋る夜は
とうめいな記憶に 全てが解けて
まるで 何もなかったかのように
ただ 涙だけが 止め処なく溢れる

消えることのない 痛みと
癒えることのない 貴方とを

 ....
追い風が有利とは限らない
向かい風が不利とは限らない



スキージャンプでは
ウインドファクターとして
追い風は不利なので加点される
向かい風は有利なので減点される



 ....
お腹が空き過ぎて、猫が踊る。猫が踊る。
トイレを我慢し過ぎて、猫が踊る。猫が踊る。
締め切り前に、猫が踊る。猫が踊る。
上司の駄洒落に、猫が踊る。猫が踊る。
   ((最近私は、猫の鳴 ....
空丸さんのおすすめリスト(4907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
失題(6)- 信天翁自由詩218-2-17
アンチ- ただのみ ...自由詩3*18-2-17
夜の音- moote自由詩318-2-17
迷路にしない- 夏川ゆう自由詩318-2-17
Cold_Song- もとこ自由詩4*18-2-16
風に吹かれて- しょだま ...自由詩318-2-16
いくつもの街- はるな自由詩318-2-16
日に焼けた床、むすめのクロゼット、葉っぱをむしるのこと- はるな散文(批評 ...518-2-16
私は出所した- 間村長自由詩218-2-16
祭壇- はるな自由詩318-2-16
金メダル- ホカチャ ...自由詩218-2-16
脳を溶かす水の祈り- 朝焼彩茜 ...自由詩718-2-16
還る色(samantha_james-waves_of_ch ...- 朝焼彩茜 ...自由詩418-2-16
13年前のひろゆき- 朝焼彩茜 ...自由詩318-2-16
マジョリティ・センテンス- えこ自由詩318-2-15
マゾ、ダメ- りゅうさ ...自由詩218-2-15
A__day__in__the__life- 草野大悟 ...自由詩418-2-15
涸渇- こたきひ ...自由詩318-2-15
目的などない- 吉岡ペペ ...自由詩218-2-14
情熱- 鷲田自由詩218-2-14
白癬菌に悪が宿る- 花形新次自由詩218-2-14
自分に関する限り- ただのみ ...自由詩8*18-2-14
空は- もり自由詩318-2-14
蓋(フタ)- 佐白光自由詩3*18-2-14
センブリの目線から- 藤鈴呼自由詩3*18-2-14
言い訳だけれども- 坂本瞳子自由詩3*18-2-13
水虫ジュク夫「記憶喪失」- 花形新次自由詩318-2-13
とうめいに_しずむ- ウデラコ ...自由詩218-2-13
不利な追い風も_有利な向かい風も- komasen333自由詩2*18-2-13
踊る猫- 為平 澪自由詩2*18-2-13

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164