ソリティア
umineko
ソリティア
白は孤独
白は正しく
やがて 汚れる
自分を守れ
と
私は言いたい
逃げて
逃げて
ぶざまに
転んで
泥だらけ
スーツも何も
あったもんじゃ
ないんだけれど
ソリティア
ひしめく流氷が
何かに押されて
ぎぎっと
鳴いた
ソリティア
あなたの風景の
斜め後ろに
私はいるよ
迷って
なんかいないから
お久しぶり、って
なんか
笑えた
自由詩
ソリティア
Copyright
umineko
2013-02-23 01:12:44