あふれて
あ
ふれていいよって言い寄られきみを引用夏は昼から
さくらんの肉をそぎおとすぼくらは褪せた匂いに夜を ....
雨あがりに
かわいた体をたたせると
景色がぐんぐんかわいてしまう
夏向けの恋や音楽や食べものが似合うのっていいな
おもったりしてきたことがぜんぶ
からだのおもてにはりついて
い ....
誰かのために何かできたらいい
心の中で明るい太陽が生まれようとしている
信じられない、僕は一度死にかけた
それは事実であった
その苦しみは波動の形になって宇宙を引き下ろす
願いの届かぬ星 ....
遠く 花火の音がする
――美しい闇の舞台
光たちの素早い集団行動
ここからは見えないけど
どこかで
手をつなぎ
見上げている男女がいて
はしゃいだり
肩車されたり
こどもたちもい ....
犯人は盗んでないよ逃したのミモザ咲く頃帰ってくるよ
気づかれぬように痛みを隠しても昨日と違う青くない空
夏だから踵の折れたハイヒール俺に売りつけ水着買えバカ
十三年まえの今夜
肉と切なさで結ばれたよ
暖かい夏の夜だった
人生という名の車で
夏野菜の葉の味噌汁と
コンドームを持って来てくれたよ
湯船でいっきに
痙攣し ....
堕天使の様に 煌めいている星達
悪魔の誘惑に騙されたイブよ
美しいものは 見たい 触りたい 食べたい
唇のラインが 幼い鼻先が 繊細過ぎる白い指が
きっと 夜空のイメージと同じはず
....
星のない空を描いた五線譜にこちらをじっと見るフェルマータ
深爪にしないと触れない身体親の死に目に会えなくていい
夏が走る
僕らを呑み込み
暑く 熱く 駆け抜ける
喜びも 悲しみも
痛みも 癒しも
憎しみも 憤りも
熱風の渦の中 混ざり合い
夏模様を描きながらスパーク ....
朝起きる。
新聞配達のバイクがハーモニィを奏でて
ポストに投げ込まれる
合図はわたしをきちんとコーヒーへと導く。
隣でしっかり布団に収まる夫に
声をかけるとううーんとうめいて夢に戻ってしまっ ....
窓口の銀行員は倒せそう
金が最強だと思ってるから
一万円札で防御しようとするから
おっぱいが大きいんだよ
断然
ポケモンやるよりも
本を一冊 読むことの方が大事だ
私はそ ....
物事はゆっくりと変化し続け
ふと気づいてみると以前とは違った自分がいる
いつか不毛の季節は終わりを告げて
また新しい子供の眼で世界に逢いに行こう
昨日の彷徨いの庭に朝の陽光がさすひと時 ....
ついこの間まで
艶やかさのあった影が
今は生活を滲ませて
頬に映る
ほつれた髪
白い、うなじ
水の流れる
音
「あなたはいつも
私には優しい・・・・」
お願いだ ....
わたしの中の赤ん坊がむずかり出した
わたしの中の幼児が仰向けになって手足をバタバタ
わたしの中の小学生が精一杯下品に悪口を言う
わたしの中の少年Aがナイフをチラつかせ睨む
わた ....
迫りくる(夕立の雲、許されぬ嘘、長い指、クセになる声)
撫でられる耳から恋に落ちていく高めの声は好きじゃないのに
さめ肌
身にまとい
生きる
愛会いたい
夏の凩
吹いている
みんな手を振る
白黒フィルム
セピアの彼方
行くよ、行くよ
さめ肌
....
壁壁壁壁壁壁壁
空空カ空空空壁
私空ガ空私空壁
空空ミ空空空壁
壁壁壁壁ド壁壁
道道道道道ア道
壁壁壁壁壁壁壁
私のヒトミの中に私。
私のヒトミの中の私 のヒトミの中に私。
....
いま歌っているのだろうか心から
誰かに伝える努力をしているだろうか
僕はソングライターではなかったのだろうか
きちんと生きているだろうか
きちんと本を読んでいるのだろうか
ドラッ ....
眠るように
堕ちてゆく
空から一直線に
落とし穴へと向かって
洞窟のような
通路の中を
ただ真っ直ぐに
堕ちてゆく
一定のスピードで
速くもなく
遅くもなく
ぶれることな ....
壁を求めて、森は
燃える
壁のない森
なんて
美しい森
わたしの暴風を
かなしい
金槌の硬さに例えて
燃やす
焔が先端を追いやる
あ、らわれる平原
泣くほどの
水がめは
どこ ....
輝けぬ星を数えて深くなる闇でときどき君が待ってる
約束を誓う小指を離すとき君の香りが耳を掴んだ
夕方 喫煙所に入ると
クーラーが効いていて
とても煙たかった
今日も一生懸命仕事をサボった
煙草の火は燃え続けていて
灰皿に灰だけを落としていく
もうここで倒れてしまいたい
なにもかも終わらせてしまいたい
この瞬間に時刻が止まってしまえばいいのに
何度もこんなことを思って来た
繰り返し打ちのめされて来た
再起不能と何度も思った
....
エロ本の雨を降らせるUFOに50年後の僕が乗ってた
煮えたぎる憎しみの目を隠すため涙を拭うハンカチじゃない
ひだかたけしさんのおすすめリスト
(7809)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
肉
-
阿ト理恵
短歌
3*
16-8-4
雨あがり
-
はるな
自由詩
6
16-8-4
しっかりとは生きれなくても
-
杉原詠二 ...
自由詩
4*
16-8-3
花火
-
ただのみ ...
自由詩
8*
16-8-3
犯人は盗んでないよ逃したのミモザ咲く頃帰ってくるよ
-
北大路京 ...
短歌
2
16-8-2
気づかれぬように痛みを隠しても昨日と違う青くない空
-
北大路京 ...
短歌
2
16-8-2
夏だから踵の折れたハイヒール俺に売りつけ水着買えバカ
-
北大路京 ...
短歌
2
16-8-2
無常と常住
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
16-8-2
夜空のイメージ
-
星丘涙
自由詩
4*
16-8-2
星のない空を描いた五線譜にこちらをじっと見るフェルマータ
-
北大路京 ...
短歌
2
16-8-1
深爪にしないと触れない身体親の死に目に会えなくていい
-
北大路京 ...
短歌
3
16-8-1
夏が走る
-
星丘涙
自由詩
3*
16-8-1
ハピネス
-
かんな
自由詩
6*
16-8-1
謳歌してるフュージョン
-
黙考する ...
自由詩
1
16-7-31
新しい朝に
-
梅昆布茶
自由詩
7
16-7-31
死にたくなる
-
花形新次
自由詩
2
16-7-30
憂鬱なマトリョーシカ
-
ただのみ ...
自由詩
6*
16-7-30
迫りくる(夕立の雲、許されぬ嘘、長い指、クセになる声)
-
北大路京 ...
短歌
1
16-7-30
撫でられる耳から恋に落ちていく高めの声は好きじゃないのに
-
北大路京 ...
短歌
2
16-7-30
夏の凩
-
吉岡ペペ ...
自由詩
2
16-7-30
優しい「の」は吐血している。_頭イタイいたい。
-
幽霊
自由詩
3
16-7-29
ソングライター
-
梅昆布茶
自由詩
10
16-7-29
堕ちてゆく
-
坂本瞳子
自由詩
4*
16-7-29
森
-
乾 加津 ...
自由詩
5*
16-7-29
輝けぬ星を数えて深くなる闇でときどき君が待ってる
-
北大路京 ...
短歌
2
16-7-28
約束を誓う小指を離すとき君の香りが耳を掴んだ
-
北大路京 ...
短歌
1
16-7-28
曇りの夕暮れ
-
藤山 誠
自由詩
2
16-7-27
血潮の熱
-
坂本瞳子
自由詩
1*
16-7-27
エロ本の雨を降らせるUFOに50年後の僕が乗ってた
-
北大路京 ...
短歌
1
16-7-26
煮えたぎる憎しみの目を隠すため涙を拭うハンカチじゃない
-
北大路京 ...
短歌
1
16-7-26
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