職人に任せっきりなもんで 

 今までオレも多くの事を云える立場じゃなかったんだけどー

 と云って 放ったらかしにする訳にもいかぬ

 いかぬ ワケなのヨ

 つり合っ ....
透明に見える水が本当は青色だって知ってた?

真実を見抜くその瞳も
本当は透明なんかじゃないんだよね
わたしがその事に気付いた時
君は動揺を必死に隠そうとしていた
その瞳に色を宿して

 ....
きみはうす汚れた扉にもたれるのをやめて
新しいにおいのする通りのほうへと急いだ
おれは正体の知れないジレンマにすこしとまどったあと
洗面台で昨日の夢をようやく洗い落とした


冬の街は ....
こむずかしいことを言う奴は殺す
わからないことを言う奴から殺す
真夜中にひとり 径を歩いているだけなのに
それを咎めるような奴は殺す


崖の途中にぶら下がる屍体
月と陽 ....
くさかきわけて
さきへさきへそのさきへ


草かき分けて
先へ先へその先へ
変わり続けるか変わらぬか
令和のその先へも
手を伸ばす


気づいてしまったことに
常々蓋をするよう ....
天気予報の外れた日は
良くてもわるくても
一度は恨めしげに
空を仰ぎ見てしまう

人の都合と心の空模様は
予測が付かない

時には
期待していた雨を裏切られたり
晴れた空に
胸の ....
花が枯れると
心に寂しい歌がながれる

空が曇ると
心に儚げな虹が架かる

夜が息苦しいのは
心に痛い未来が怖いから

おぼろ月
ほんのりと
ほお染めて
酔っているの ....
空はダークグレーのイマジネーション
見上げるビルの谷間に昇る赤い月
乱立する電柱の影が貼りつく街並み

斬新なアートの生産の情熱は
冷めたのが多数派
愛はない

星が流れたり生まれたり ....
パロディ映画とみまごうような
国会答弁

いやいや世界は
パロディなのだ
すべてはデフォルメされ
筋も脈絡も笑いとばして
矛盾なんて屁でもない
こじつけいいわけ言い逃れ
下手でもバレ ....
砂時計の青い砂を風に飛ばそうよ。
180秒の砂を遥かな青空へ返そうよ。
ある冬の
星と月が遠ざかる
そんな夜の街で

ほんとうの
あなたを探している
木枯らしが吹く

ユーフラテス川の
ほとりからこっち
ヒト科でいつわりなく幸せだったものなど
実 ....


あれっ、お客さんも嘘をお探しですか。うち
は元々まごころ屋なんだけどねえ。ええ、い
いですよ。お代の方は必要な時間だけ、お客
さんの寿命で払っていただきます。

軽い嘘、 ....
殺してはならない

殺されたくもない

なのにさ
ゴキブリは平気で叩き殺せるし
殺さずにはおれない

たぶん神様も咎めないだろう
拍手喝采するかもしれない

戦争では
戦場で ....
死ぬまでに全てを抹消してしまおうと
無駄に生きていても天球は確実に回転して

とても言葉が軽い時に
やっぱり訃報と交換なのだが

Resetすることを恐れてはならないと想う
リセットで救 ....
たまには
月を下で眠るんだと

カッコをつけた彼の
見上げて眠った月は
わたしに降りそそぐ白い色の
月と同じ月だったのだろうか

星には
しあわせな自由を願った

月には
彼と ....
サーカスとは

ライフル銃の回転もなく
ただ無防備に
悲しみの心が
ただこのサーカスに舞うころ

流されている
こころぼそさが
ふたりの身体をひとつに溶かすけれど

そのと ....
ああ、それは、崩れた空の。
誰にも聞こえない、 響き。
どこにも届かない、  谺。
空に、  焼かれた者の。
 空に。焦がれた 物の。
崩れた、
   ジェンガの
        様なも ....
今日も

ボックスに入り
ボックスの電源を入れ
ボックスを叩くと広がる
ワーク・スクエア

ぬくもりのある
白いスクエアをいくつも広げて眺める
その片隅に
小さな赤い
サークルは ....
野菜の値段を知るということ。
そういう所から生活は生まれるよ。
今朝 坂道を下ると
空が見えた

美しい空があった
いつもどこでも 美しかったであろう

久々に愛してる人が見せてくれる
優しさを胸いっぱいに感じた

私は橋をわたる その優し ....
 夜の延長線上にある朝に聴くコルトレーン。
 時間をさかのぼると見事に夜へとつながっている。
 今この時までの道程に私は立ち尽くしていた。
 時計だけは正確に過ぎ行く時間を刻んでいる。
 ....
とうめいな折り紙で
紙飛行機を
折ろうかと
おもった

夜あけまぢかの
ひがしの空へ
飛ばそうかと
おもった

けれどあまりにも
なにもかも乗せているので
てばなすことがこわい ....
冬の入口で
RENの骨を拾った
十六年のいのちだった
夏毛のまま
逝ってしまったRENの
体温が残るこの手が淋しくて
白い子犬を抱いた

DANSKE、と名付けた

も吉と歩いたあ ....
そのドアは自動じゃなくて手動かもよ?
開かないドアは、実は簡単に開くかもよ?
骨の回りに肉が付いて、肉の内部に張り巡らせた管を血が巡る
それらを皮膚が袋になって包む

Jr線の駅の構内
自動券売機の上の路線図

見上げる度に私は連想してしまう

地下に埋まる水 ....
首長流の頸椎の隙間から零れ落ちたアナコンダが、寝床でのた打ち回る俺を飲み込もうと目を黄色くしている、集中しているやつの口から小さな呼吸音が漏れているのが聞こえる、最期の瞬間に人は何を思うのだろうと .... いつまでも、眠っていたい
冬の朝のことです


じぶんから逃げ出した
ふりつもる悲しみから、

追いつめられた仔犬でさえ
それでも牙を剥き
過去と戦おうとしますが、

 ....
ひんやりする土と足が何度も
手も唇もあたたかな風と一緒に
気の合う子石を胸に持ち
一本のゴールテープを切る
夏の太陽が照らすクレヨン画のように
君たちは土の上に原色で描かれる
彼はアナログの世界に産まれた
自我に目覚めて初めて眠りから冷めた朝のこと

家のなかはがらんとして静まりかえっていた
人は誰もいなくて 気配さえ感じられなかった

まだ幼い彼は泣き出した
 ....
君と星狩りに行ったことを思い出す
空が星で埋め尽くされて、金や銀の星が嫌というほど輝いていた
肩車して虫かごを渡し、小さな手で星をつかんではかごに入れていた
ときおり龍が飛んできて、尾で夜空をあ ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7685)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
(_窓_)- 墨晶自由詩2*19-12-14
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そしてがらんとした部屋のなかだけが- ホロウ・ ...自由詩5*19-12-13
ノート(56Y.11・26)- 木立 悟自由詩519-12-13
くさかれて- AB(な ...自由詩219-12-13
天気予報の外れた日は- こたきひ ...自由詩319-12-13
花と空と夜と月- 秋葉竹自由詩519-12-12
時のしずく- あおいみ ...自由詩419-12-12
パロディ映画とみまごうような- Lucy自由詩4+*19-12-12
- クーヘン自由詩2*19-12-12
あなた- 立見春香自由詩419-12-12
優しい仕事、冬- AB(な ...自由詩2*19-12-11
ゴキブリ- こたきひ ...自由詩219-12-11
亡命の星- 梅昆布茶自由詩1219-12-11
リセット- 立見春香自由詩919-12-11
サーカス__サーカス- 秋葉竹自由詩1219-12-11
無題- おぼろん自由詩7*19-12-10
仕事- 乾 加津 ...自由詩8*19-12-10
生活- クーヘン自由詩9*19-12-10
招かれた空に- 朝焼彩茜 ...自由詩619-12-10
グッドバイ- メープル ...自由詩6*19-12-10
とうめい- 立見春香自由詩519-12-10
光を嗅ぐ- たま自由詩819-12-9
かもよ- クーヘン自由詩6*19-12-9
路線図- こたきひ ...短歌319-12-9
妙に冷めた口をきくやつらばかりだ- ホロウ・ ...自由詩2*19-12-8
粉雪のように- 秋葉竹自由詩919-12-8
運動会- フリーダ ...自由詩319-12-8
脳内の積み木が崩れていく過程には- こたきひ ...自由詩619-12-8
星狩り- 山人自由詩14+*19-12-8

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