すべてのおすすめ
願い事した?
あなたにきいたのに
花火みたいな夢を追っていっちゃった

バーベキューしてる団地
地べたにすわる家族
でもいいな
おんなじ顔だね

ふたりがひとりになって
夏なのにさ ....
部屋の片づけをするって
自分をバラバラにして
いっこいっこ捨てること

それってちょっと痛いし
それってちょっとしんどい

だから掃除ってきらい
でもしないと心が濁るよう

すてる ....
こんぺいとうは
あまいけどとげとげしてる
さっちゃんは
やさしいけどとげとげしてる
しってるの

みんなをあまくきずつける
いいな
さっちゃんはいいな

どうして
みんなはちをな ....
今はもう
友達がほしいとは思わない
ひとりがいい
だれかにあわせたり
あわされたりしたくない

なにを想っているのだろう
考えるのは無駄だと知ったから

同じ理由でペットも飼わない
 ....
悪口をいう人がいる
悪口をいっていたよと教える人がいる
そんなことがあったんだってと広める人がいる

なぜか目が光っている
私もそうなのだろうか

クラス委員はけむたくて
熱血先生はう ....
なにをしてもさむい
ペットボトルにお湯をいれて抱く

あなたの足がすぐそばにあるのを
ちらりと横目でみながら

私たちは今日
小さな境界をみつけた
優しいだけの人も
冷たいだけの人もいないって
わかってる

だけど
どっちかだけの人でいてほしかったよ
あなたの言葉が
表面をすべっていった

向いている方向が
違うまま歩く夜
 ....
迷っているひとほどしをほしがる

おなかがすいたらしは遠くなる

絶望のとなりにしはある

しという文字はまがってる

それは釣るためひとを

私は釣られないぞ

そうおもった ....
なにかを聞き返すときの唇は
え という音のかたちがいい

あ という風にききかえすと
無用な風がまきおこるし
結んでしまうと唇は
意思を表明してしまう

え というかたちは平和のかたち ....
雪は白い
なぜ白いのか
私は知っている

白はあたたかいから
白は邪魔しないから
あなたの色も
あなたの命も

あなたが生きている事を
白は邪魔しない
だけど
優しくはないから ....
自分の中に決め台詞があると
生きやすいのではないかと思う

イキオイは
指先にではなく
足先にあった方がいいとも思う

年が明けてすぐのせいか
理由がないと歩けない
元日から仕事をする
少しえらくなったような
いい人になったような気がする

帰り道の
閉店している店をみながら
ふっとほほ笑んでいる

一年中いい人
そんな人は目指さない
だけど
 ....
綺麗にするぞといきまいて
部屋の掃除をしてみました
どんどんどんどん捨てていくと
いらないものの多さに驚きました
どうして私は買ったのだろう
いらないのに
ためこんだのだろう
その時の自 ....
外に臼がほしてありました
もうすぐもちつきだからです
家族はそれぞれに白い息をはいて
うったり
うたれたり

白くて柔らかいもちを
家族の手でまるめて
少しいびつなそれは
部屋に飾ら ....
夜の川は静かに立ち上がる
ネオンをうつしながら
世界を飲み込んでゆく

だから男は川にひかれ
だから女は川をみつめる

夜の川の素顔は
やさしくなんかはない
だけどそのせいでひとは
 ....
私の耳
補聴器の電池に支配されている

あなたの足首
ソックスのゴムにしめつけられている

そんな風に
みんななにかに支配されている
おおげさに言うと戦っている

会話せずに繋がっ ....
朝がこない夜もいやだが
夜がこない朝もいやなものです

がんばっても
がんばっても
がんばれと言われるような

がんばらなくても時間は流れるのにね
ひだかたけしさんの朧月さんおすすめリスト(17)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜の影- 朧月自由詩117-7-17
お片づけ- 朧月自由詩217-7-17
こんぺいとう- 朧月自由詩417-2-20
ひとりとふたり- 朧月自由詩317-2-15
妥協- 朧月自由詩517-2-12
境界線- 朧月自由詩217-2-12
重ならない影- 朧月自由詩517-2-4
しの病- 朧月自由詩517-1-29
ほほ笑みのかたち- 朧月自由詩317-1-28
熱く雪のように- 朧月自由詩217-1-24
理由- 朧月自由詩417-1-4
いい人(期間限定)- 朧月自由詩417-1-3
影分身- 朧月自由詩416-12-29
臼の陽の目- 朧月自由詩516-12-25
夜の川- 朧月自由詩316-12-23
二人ぼっち- 朧月自由詩116-11-4
時間- 朧月自由詩216-9-9

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する