めをつむり
色んなことを考える
詩が座っている
手招きする
まごまごとしている
今日は座ってるか
そうするか
そんな日もある
めをつむり
もう一度
色んなことを考える

じき
 ....
{注石核という石器=打製石器の一種}ありうらめしや

大小の岩に{注{ルビ雪客=せっかく}=鷺の別称}千曲川

折角の{ルビ渡=わたり}も果てず{ルビ屍=かばね}{注狐狸=たぬきときつね}
 ....
秋、畑を耕すことを秋耕と云うそうです。晩秋や初冬に植え付けをする作物の為の下拵えを、土にほどこしてやる必要があるのです。苦土石灰をばら撒いて、鍬を入れ、もう一度石灰を力士が塩を土俵にまくように放っ .... 長い時間、詩から遠ざかっていて
その間、私は死について考えていた(現在進行形で)
言葉を紡ぎ出そうとしても
頭が回らなくて片頭痛に悩まされる
歳を重ねて自然死が近くなっても
この世界から消え ....
整髪料
イヤホン
マスク
メガネ
立ち姿
スクロールする指
2人以上なら関係

近くにいると猛烈な勢いで飛び込んでくる
繁華街の広告看板くらい鬱陶しい
テレビのように消せない
情 ....
選ばれる事に挑戦するのは苦手
ずっと子供の頃から何にも選ばれなかったから

のど自慢にたとえるならいっつも鐘一つしか貰えない人
鐘一つと鐘二つの計り知れない差異の大きさを悩みになやんでいた青春 ....
下手くそ野郎
と、内心思っていても 女は嘘付く
演技するんだよね

女はその体の構造上
男には受け身だからさ

男の気持ちを思いやって、傷付けまいとしてさ

だけどさ
女の気持ちが ....
こるが一番うまか
そう言ってオヤジは
宝焼酎のお湯割りを飲んでいた

焼酎九、お湯一
ほとんど宝なその飲み物を
旨そうに、グビッ、と飲むオヤジの顔は
幸せそのものだった

おれは そ ....
秋の虫たち るうるう

無残に刈られた草むらの

最果てみたいな端っこで

透明になる身体

開いた扉の

まっくらやみの先を

眼をつむったわたしは見ている

 ....
肉の焼ける、脂のかおり。

喉が焼ける、酒のかおり。

胸を焦がす、秋のラム…
{ルビ沼沢=ぬまさわ}の{ルビ鼾=いびき}迂闊なヒキガエル

淵源の{ルビ有=ウーシア}くゆらすぬらりひょん

古代はす{ルビ千歳=ちとせ}を跨ぎ{ルビ秋津=あきつ}{ルビ領=し}る

石 ....
夜は燻りながら、いのちの方角へと転がっていく
俺はそれを見つめながら、道を知らない子供のような
顔で
燻製になった魚の心情を体内で模写する

よどみの中、腐りかけた水の中
まるで親指大 ....
なんだか、時々、こういう風に思います。

現代詩フォーラムに毎日投稿される詩、それから過去ログの詩もですが、嫌な時もたまにはありますが、大体はそれらを一つ一つちゃんと読んでみたいなと思ったり。
 ....
半鐘の音ことごとく穂を{ルビ搖=ゆ}らしはばたく{ルビ百舌鳥=もず}の{ルビ早贄=はやにえ}を{ルビ祝=ほ}ぐ  緑の映える公園に人は少なく、秋の入り口に私は立っている。
 涼しい風があなたを通り過ぎる。
 小さな肩が私に寄り掛かる。
 あと何度こういう時が訪れるだろう。
 冷たい現実を前にして ....
気に病むことが
気遣いでないと気づいたのは
大人になってからでした

九月の妹の誕生日
何もできない兄でごめんね

おとめ座の君だから
気に病むこともないだろう

神様がばら撒いた ....
いい匂いの温かいシーツを誰かのためにしくこと
果てしなく批判的であること

このふたつを足して二で割る時の心の動きを詩に書いてきた気がする
だから隠し事はしなかった
隠し事をしていたとし ....
この瞬間にこの音楽を聴けるのは生きている証なんです
ちょっとだけ仙境を垣間見てそれでもやっぱり現実を改革する生命なんです

誰かを愛する合間に沢山仕事をしたいのですね
余計なことばっかして罵倒 ....
死にたいとか
もう投稿やめて完全に詩を捨てますとか
すべてはむなしいとか
疲れたとか
そんなことを白紙の紙に書いては消しまた書くそんな自分に嫌気がさして外に出てみた

そこには大きな月があ ....
{ルビ初秋=はつあき}の床にメールの落ちる{ルビ聲=こゑ}

秋めくと紫いろもほの{ルビ蒼=あお}く

風すてて秋の彼岸の岸に付く

秋のひる裏返しの{ルビ儘=まま}外仕事

空澄んで ....
{引用=汽水魚}

魚になりたい。淡水か塩水、いやそのどちらも行ったり来たりできる、汽水魚と呼ばれる魚になりたい。海での名前と川での名前いずれも本気の汽水魚になりたい。

{引用=突端}

 ....
〈命題ⅰ〉



{ルビ日=にち}や骨格を見つけ過ぎている
そしてほぼ
肉付けに接近しては間合いをつめすぎるし
おしっこに出掛けてはそれを見失う
あるいは諸共流してしまうか
千の ....
ぼくは時間と空間を手のひらで表現できる詩人か
舞踏家か器楽奏者になりたいと思っているのです

ぼくは愛の不毛を説く説教師には決してなりません
どんな世界もちいさな愛の集積でできているんだもの
 ....
きみが好きだと言った

夕焼けのやさしさが

ぼくの瞳から

体の端までしみこみ

ぼくとsekaiの隔たりは

なくなる


きみはさくらんぼを

舌先で転がす

 ....
其処は中庭
周囲がすっかり閉ざされて
何処から入ればいいのかわからない中庭

其処で
プロローグと
エピローグが
手をとりあってくるくると回っている
モノローグと
ダイアローグが
 ....
彼らはボイジャーの言葉で神と名乗った
次々と人工衛星が落ちていく
そして太陽が消えた

ホテルだったと思う
ベッドの上で
「きみの夢はなに?」
と彼女が言った

僕は
「アカネ ....
穢れなき少女はとこしえに汚れなきままにいて欲しい
と切に願った
初恋の人ゆえに

木造のふるい校舎はぼんやりとした記憶の中に佇んでいた
雨が降る度に廊下の天井から水が垂れてきた
修理はされ ....
一つづつひとつづつ
少しづつすこしづつ
慎重に丁寧に
焦らず急がず
積み重ねる努力が
花を咲かせて実を結ばせる

学校の教室で担任の先生が教えてくれた

でもね
だけどね
この人 ....
今日、先年の水害で何もかもが水浸しとなった地区に行ってきた。路肩に植えらていた筈のマリーゴールドは尽く引き抜かれ、その代わりに黒い農業用マルチがのっぺりと施されていた。

ちょうど一年 ....
「秋風遁走曲」

暗い気持ちで書いている
魚になって書いている
迷路を描いている
出口だけを描いている
胸に有り丈を沈めている
海の深さを見誤っている
雲を扇風機でながしている
雲は ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7809)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
箒星- 道草次郎自由詩3+*20-9-28
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秋耕と幻想- 道草次郎散文(批評 ...2*20-9-27
詩を書く- 無限上昇 ...自由詩220-9-27
ディスタンス(通勤電車にて)- 猫道自由詩5*20-9-27
初めての夜に- こたきひ ...自由詩6+20-9-27
下手くそ野郎- こたきひ ...自由詩220-9-26
宝焼酎- 草野大悟 ...自由詩320-9-26
夜の通過待ち- 自由詩8*20-9-26
ラム、ふたつ。- ナンモナ ...自由詩2*20-9-25
東方狭隘錄___無季- 道草次郎俳句1*20-9-25
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早贄- 道草次郎短歌2*20-9-24
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きみのスカートの裾について- 梅昆布茶自由詩620-9-23
月見草のはなびらのようになります- 道草次郎自由詩5*20-9-22
またしても秋- 道草次郎俳句1*20-9-22
なりたい- 道草次郎自由詩3*20-9-21
命題___他- 道草次郎自由詩1*20-9-20
てのひらの宇宙- 梅昆布茶自由詩320-9-20
夕焼けのやさしさ- フリーダ ...自由詩3*20-9-20
ローグ- 塔野夏子自由詩6*20-9-19
本当の夢の光り- mizunomadoka自由詩220-9-19
夢のものがたり- こたきひ ...自由詩320-9-19
因果応報の法則- こたきひ ...自由詩420-9-18
洪水のあとに- 道草次郎散文(批評 ...10*20-9-17
秋風遁走曲___他四篇- 道草次郎自由詩3*20-9-16

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