人ひとりの命は地球より重いというのは
だいぶ重いね、重すぎだろう

人命を鴻毛の軽きにしてというのは
だいぶ軽いね、軽すぎだろう

せめて、体重分くらいは
目方増やしていきましょう

 ....
囀るな、囁くな、嘯くなよ、腐肉に群がる小蝿や蛆のような薄汚い愚民ども、俺の人生にお前らを相手にしてる暇はない、俺がこの世界で息をし続けている理由はただひとつ、容赦ないポエジーと相対するためさ…あら .... 宙にむかい
腕を伸ばし
体から跳び立とうとする
ちいさなあなた

さいわいよ
●学校の子供たちに数学を教えている●わたしは●数学の教師●学校が済むと直ぐ帰って●二階へ上がって●二階の書斎で●読みかけの本を読んでいた●やがて●暗くなり●窓の外を●夜の間にひどい雨が降った●その .... 日々豊かに降り続く雨は
山の頂きから川を下って
大地を潤し
海へと流れ
やがて世界の端から
宇宙へと降りそそぐ

波に流されるまま
地球からこぼれ落ちた私
遠ざかっていくのは
距離 ....
大切な悲しみを
傷つけて
悲しくなる。
光る風は
美しいままなのに



見えないのに在る
そよ風は
光り
さびしいこころに
吹いて来る



のっぴきならない
 ....
子供の頃は
酸っぱいものが
嫌いで食べられなかった

成長するに連れて
酸っぱいものが好きになった

ちらし寿司は
見た目は華やかで
味も美味しくて好き

華やかなちらし寿司
 ....
小市民的な幸せもいいけれど
雑魚の醜さも忘れないでください

一般人は無罪ではないと
僕、思うわけです

あれをして一般人と言われてしまうと
多く苦情が出る

冤罪だ、やめてくれと
 ....
光は
沈黙して
影も
沈黙するから
手を合わせる



闇の
しずかさに
ぽつんとちいさく
ひとつの光
脈動している



光合成をする
葉と
つながっているの ....
花のことばを受けとった
これで こころは繋がるだろうか

明るいからひらいたよ 暗くなってとじた
思えば散ってしまうから
窓のこちらに棲んでいる
冴えた夢 透けはじめる頃
言いかさねるお ....
わからない
先のことは
自然に任せよう
花は
実る



何はともあれ
私は
信じるよ
月が
お日さまを思うように



さまざまな夢は
夢ではなかった
この手 ....
  

その炎が走ることが
わたしの命のトモシビが灯ることだと
こころのなかを正確に吐露してくれた
旅人になりたかったミイは
とても元気に軽やかに憎々しく
他人やほかの動物や草花 ....
逢いたいと逢えないからこそそう思う距離を縮める方法はない

逢う予定台風で飛び来週にタイミングずれ何かが変わる

西瓜割りみんなが違うことを言う目隠ししても心の声聞く

夏祭り夏になくては ....
なんて名前だったかな?
(ロン・ハバート『Battlefield Earth 1 奪われた惑星』第三部・4、入沢英江訳)


そしてそれはここに実在する。
(ロン・ハバート『Battle ....
静物たちは沈黙し続けながら俺たちの詩を見届けようとしている、きっとやつらにとっては一番興味深い現象なのだろう、そしてそれは余程の例外を除いては滅多にお目にかかれるものじゃない、当人の俺たちにしたっ .... 読者あっての五行歌は
高く広く深い
器を持っている
度量の大きい詩歌だ
私はそこに惚れている
つきつめると
その人の
お人柄だ
宝は
その笑顔だ



欲望には
限が無い
私の
どんぐりは
光合成をする



実感は
あまり無いが
けっして私は
若くは ....
時は
過ぎる
何がどうあろうと
魂は
共に在る
耳に届いてくる
日常の声
生活の音

どれも消えることはない
生きている限り聞こえる

元気な身体
元気な声
溢れている幸せ

日常の生活が楽しい
嫌なことはあまりない

 ....
幾つもの街を壊し、
平和な村を焼き払って
異臭に鼻を抑え、
黒焦げの死体を踏んで
やっと生き延びた

どうかお願いだ、
火薬の匂いがするボクと、
朝までいて欲しい
嘘でも良いから
 ....
明後日の予定をずっと気にしていたんだね。
だから、馬鹿だったんだよ。
今はとおくもちかくもない死を見つめながら、
そんな死にからかう。

ああ、こんな運命の思いやり。
眠れない夜の慰めに、
温かなハーブティーを飲んだ。
夜はまだまだ続く。
老いた父は眠っている。
目が、覚めるようなシャワーを浴びる。
いっときの
感情に
とらわれたくはない
気持の影を
葬送しよう



時は
過ぎる
何がどうあろうと
全てが静止するまで
今は在る



何が災いするか
分からな ....
あの人に逢えるその日は雨ばかり恋愛に進む道は絶たれた

お気に入りコーヒーカップひび割れた何処か遠くへ気分が飛んだ

新しい恋をしたいと空を見る積乱雲は砕けて消える

暑い夏恋は熱く熱くな ....
幸せかい?
(ヘミングウェイ『エデンの園』第二部・7、沼澤洽治訳)

彼はなにげなくたずねた。
(サキ『七番目の若鶏』中村能三訳)

あと十分ある。
(アイザック・アシモフ『銀河帝国 ....
それほど
私の愛は深くは無いので
終わらせてやることは出来ません
ただ
魂のそばにあるだけ



ああ何故だ何故と今は
のっぴきならないことを問うのはやめよう
とんぼは頭をくりっ ....
いたいけな こ を
いだくなら
いたみなど ない

いだくなら
いだかれてしまうから
いだいな なにかに
鼾がやたら五月蠅くて
ふと目が覚めたが、
身体はまだ眠っていた
どうやら幽体離脱したようだ
真夜中の瓦屋根はよく冷えていた

窓から自分の鼾が聞こえる
空をボクの同類たちが飛んでいた
 ....
コーヒーを飲み、

わたしは死んだよ。

死んだのだから、そっとしておいて。
何を話しかけるんだ、
何を!

あなたはわたしの何すらわかっていないというのに。

わたしはわたしの何 ....
さあさ五月の雨に
濡れる青葉
雨上がり
いのちの深さを
むねいっぱいすいこむ



明日は明日の風が吹かあ
というのが
祖母の
口グセだったのだ
そよ風が輝く
ひだかたけしさんのおすすめリスト(8290)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
目方の味方- りゅうさ ...自由詩3*24-6-1
sealed- ホロウ・ ...自由詩3*24-5-31
五行詩_あなた- Giovanni自由詩5*24-5-30
Spinal_Cord_/_Nappy_Sphere_Edi ...- 田中宏輔自由詩9*24-5-27
天空の果てを想う- ヒロセマ ...自由詩11*24-5-26
※五行歌_六首「命ひとつ_生きるのみ」- こしごえ自由詩6*24-5-26
ちらし寿司- 夏川ゆう自由詩524-5-24
荒らしにコフ- りゅうさ ...自由詩3*24-5-24
※五行歌_九首「傷が深ければ深いほど高くなるいのち」- こしごえ自由詩7*24-5-22
偶然と_ことば- soft_machine自由詩8*24-5-21
※五行歌_三首「さまざまな夢は」- こしごえ自由詩4*24-5-21
悲しみのミイ- 秋葉竹自由詩824-5-20
距離- 夏川ゆう短歌124-5-20
引用の詩学。- 田中宏輔自由詩7*24-5-20
散らばった骨はひとつところに集めておけばいい- ホロウ・ ...自由詩5*24-5-19
※五行歌_「私はそこに惚れている」- こしごえ自由詩4*24-5-19
※五行歌_四首「どんぐりは_光合成をする」- こしごえ自由詩4+*24-5-19
※五行歌_「時は_過ぎる_何がどうあろうと」- こしごえ自由詩5*24-5-17
日常の声- 夏川ゆう自由詩524-5-17
畔の家- atsuchan69自由詩9*24-5-17
死にからかう- 大町綾音自由詩9*24-5-16
夜の薬箱- 大町綾音自由詩7*24-5-16
※【五行歌_三首「何が幸いするか_分からないよね」】- こしごえ自由詩5*24-5-14
コーヒー- 夏川ゆう短歌324-5-13
ごめんね。ハイル・ヒットラー!- 田中宏輔自由詩7*24-5-13
※【五行歌_四首「詩『とんぼの涙と今日の空』を五行歌に再構成 ...- こしごえ自由詩7*24-5-13
いだく- るるりら自由詩1124-5-12
真夜中の丸太切り- atsuchan69自由詩13*24-5-10
無題- 大町綾音自由詩5*24-5-10
※五行歌_二首「明日は明日の風が吹かあ」- こしごえ自由詩4*24-5-9

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