この胸の空だ
空の青さは
魂の深さと
永遠性
永遠という果実



つきつめると
こころに行きあたる
だからこそ
手を合わせて
ありがとうと言う



一喜一憂すれ ....
 私の周囲にあったものは、すべて私と同一の素材、惨めな一種の苦しみによってできていた。私の外の世界も、非常に醜かった。テーブルの上のあのきたないコップも、鏡の褐色の汚点も、マドレーヌのエプロンも、マダ .... 恐怖は
人を
不自由にする
悲しみの
根源ですね



その対象に
とらわれた
こころを
解放してやることだ
どうでもいいよ、と



どうでもよくない
というの ....
若葉の頃を
誰かが緑色の世界だと
言ったのが聞こえた

緑色の世界という名前
悪くはないと思った

癒やしの緑色
安心感があり
過ごしやすさ滲み出る

清々しい気持ちいい世界
 ....
 雨は詩歌。
 雨はメタファー。
 雨はわたし。


   散文の海へ4

 北のはしのトイレは風通しがわるく蚊の住処だった。
 蚊にとって海水浴場のトイレほど、衣食住に満ちた住処はな ....
 あの原稿を送った後のことだ。ジュネの『葬儀』を読んでいたら、こんなことが書いてあって、驚かされた。


 とつぜん私は孤独におそわれる、なぜなら空は青く、樹々は緑で、街路は静まりかえり、そして ....
『イル ポスティーノ』という映画を見ていたら、パブロ・ネルーダの詩の一節が引用されていた。


俺は人間であることにうんざりしている
俺が洋服屋に寄ったり映画館にはいるのは
始原と灰の海に漂 ....
揺れる楕円がことばを塞ぐ
甘い香りと露出した表皮が目前に迫り、
獰猛な括れと若い膨らみが
荒い呼吸とともに 静寂を犯した

仮面を剥いだ匂いを指がなぞる
然も危険な場所を呼び覚ますように
 ....
遠い祈りのように カーテンの隙間から青白い月が見える 青白いものを見ているのは私以外にいない 静かさ
満ちる
闇の
沈黙に
解ける悲しみ



静かさ
満ちる
光の
ほほ笑みに
解ける喜び



静かさ
満ちる
空の
青さに
解けるいつくしみ
 雨は詩歌。
 雨はメタファー。
 雨はわたし。

 一冊の詩。それがわたしの夢だった。


  散文の海へ1

 ひとはいつから塵みるのだろうか。とか。
 もうすでにわたしは塵み ....
いいも悪いも
これも運命
天の自由だ
人生を
味わおう



この
運命を
認める

ならば楽しめ
あ……又しても、縦書き画面にスクロールバーがないのです。
ね、片野さんどうしたの?

そんな訳で、不本意ですが横書きで投稿します。
まあ、たぶん世の中はスマホの時代ですから、いま時分にパソコン ....
 ジャン・ジュネの『小さな真四角に引き裂かれ便器に投げこまれた一幅のレンブラントから残ったもの』にある、「ある日、客車のなかで、前に腰かけていた旅客を眺めていた私は、どんな人も他の人と等価であるという .... また明日どんな日になり何をする?もう一人いる自分が聞いた

早朝のラジオ体操する広場今はなくなりアパート並ぶ

公園も広場もいつの間にかないマンション建つもガラ空き状態

畑とか田んぼが見 ....
光る水に泳ぐ影を
みつめる
お空さんの
まなざし
深く真っ青
マンションの壁面に宿った
真冬の枯木立あるいは
悩める左脳の血管造影画像

執拗な風雨に晒されても
コンクリートの平面に
蔦は日々を描き続ける

人の暮らしが届かない背中で
意識 ....
人ひとりの命は地球より重いというのは
だいぶ重いね、重すぎだろう

人命を鴻毛の軽きにしてというのは
だいぶ軽いね、軽すぎだろう

せめて、体重分くらいは
目方増やしていきましょう

 ....
囀るな、囁くな、嘯くなよ、腐肉に群がる小蝿や蛆のような薄汚い愚民ども、俺の人生にお前らを相手にしてる暇はない、俺がこの世界で息をし続けている理由はただひとつ、容赦ないポエジーと相対するためさ…あら .... 宙にむかい
腕を伸ばし
体から跳び立とうとする
ちいさなあなた

さいわいよ
●学校の子供たちに数学を教えている●わたしは●数学の教師●学校が済むと直ぐ帰って●二階へ上がって●二階の書斎で●読みかけの本を読んでいた●やがて●暗くなり●窓の外を●夜の間にひどい雨が降った●その .... 日々豊かに降り続く雨は
山の頂きから川を下って
大地を潤し
海へと流れ
やがて世界の端から
宇宙へと降りそそぐ

波に流されるまま
地球からこぼれ落ちた私
遠ざかっていくのは
距離 ....
大切な悲しみを
傷つけて
悲しくなる。
光る風は
美しいままなのに



見えないのに在る
そよ風は
光り
さびしいこころに
吹いて来る



のっぴきならない
 ....
子供の頃は
酸っぱいものが
嫌いで食べられなかった

成長するに連れて
酸っぱいものが好きになった

ちらし寿司は
見た目は華やかで
味も美味しくて好き

華やかなちらし寿司
 ....
小市民的な幸せもいいけれど
雑魚の醜さも忘れないでください

一般人は無罪ではないと
僕、思うわけです

あれをして一般人と言われてしまうと
多く苦情が出る

冤罪だ、やめてくれと
 ....
光は
沈黙して
影も
沈黙するから
手を合わせる



闇の
しずかさに
ぽつんとちいさく
ひとつの光
脈動している



光合成をする
葉と
つながっているの ....
花のことばを受けとった
これで こころは繋がるだろうか

明るいからひらいたよ 暗くなってとじた
思えば散ってしまうから
窓のこちらに棲んでいる
冴えた夢 透けはじめる頃
言いかさねるお ....
わからない
先のことは
自然に任せよう
花は
実る



何はともあれ
私は
信じるよ
月が
お日さまを思うように



さまざまな夢は
夢ではなかった
この手 ....
  

その炎が走ることが
わたしの命のトモシビが灯ることだと
こころのなかを正確に吐露してくれた
旅人になりたかったミイは
とても元気に軽やかに憎々しく
他人やほかの動物や草花 ....
逢いたいと逢えないからこそそう思う距離を縮める方法はない

逢う予定台風で飛び来週にタイミングずれ何かが変わる

西瓜割りみんなが違うことを言う目隠ししても心の声聞く

夏祭り夏になくては ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7724)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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詩小説『雨の日の猫は眠りたい』その1。- たま自由詩524-6-4
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- 夏井椋也自由詩824-6-2
目方の味方- りゅうさ ...自由詩3*24-6-1
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※五行歌_六首「命ひとつ_生きるのみ」- こしごえ自由詩6*24-5-26
ちらし寿司- 夏川ゆう自由詩524-5-24
荒らしにコフ- りゅうさ ...自由詩3*24-5-24
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