体が浮かんでる
こんなに自分は
軽かったのか
見えるのは紺色の空

月が暗い海面に
飲み込まれてゆく
(なぜ)

次第に面積を小さくして
やがて頭まで海にのまれた


 ....
「LI○E」

宇宙一
鈍感ゆえ
死をかきかき

詩を書き書き
の間違え
変換機能にも
ボディーを喰らう
哀しみよ

これじゃまるで
何かの
やりとり
緑のアプリのや ....
やっと 眠れぬ 暑苦しさも

終わったらしい

空は ひたすら 秋です

鳥肌です 風が吹けば

ページを めくれば

忘れられる

苦しさなんて
浄化を意図して
つづら折りのあの坂道は山肌に組み敷かれたか
猛禽類やらが舞い
川には
きっと魚の信仰もある

でも
このポンコツ車は
トコトコと
登ってゆくのだから
あまり
心配 ....
誰も殺したりはしない
誰からも殺されたくはない

なのに
過去
一度や二度は自分を殺したくなった事実

それは
周囲や社会から 危うく押し潰されそうになった
現実からの逃避思考だった ....
開かれた心は
ふんだんに流入する
……

これがしか?
しらしい

など
未だ書かず
かけず

何故それに拘る
拘るふりしかないではないか
つねに意識的であるつもりか
ピ ....
遠くまで行く事にどんな意味があるのかは知らない
知る必要もないことがたぶん僕の人生を埋めていたって

愛の不毛に踏みだす為の飛翔でさえ
保障の無い冒険のはじまりだったり

誰もぼくのじゆう ....
{引用={ルビ韜晦=とうかい}でちらさないで
よく読み
分かろうとしますから
その訥々な心にあてがわれる
麦のような言葉で
{ルビ叩=はた}いて下さい}


 一つも難しいことはない。 ....
自分て
自分が関わった誰かが悲しんだり泣いたりするのがとても耐えられないてだけの
そういう人間なんだ
だからこうなったんだし
現にこんな生き方しかできなくて
やむなく
詩も書くんだ ....
いのちがありすぎる
言葉はひしめきあい
ぼくは
茎のねじ曲がった花になる
おぞましい受粉をして
土を黒く染める
あなたへ
あなたへ
いま
あなたへ
寄りつけるなら
まだ見ぬ地平へ ....
とてつもなく深い闇がやってきそうな夜
私たちはたがいに嘆き悔やみ
とりもどせない時間を語った

テレビはあいかわらず五月蠅い番組だらけで
MCの甲高い声だけが鼻についた

声帯をナイフで ....
許されるならば
喜怒哀楽の頁にはさみこんだ
しおりをほどき
薔薇のトゲのように
愛は血まみれの行為であったと
旅立つひとに告げたい

愛は規範をもたない
むくんだ背すじに頬をあてて ....
天使たちは陰口が大好き
馴れ合いだらけの花園で
互いに褒め合う仲良しごっこ
そして気が向けば誰かを貶める

あの人は私を傷つけたの
私は可哀想な被害者なの
だからみんなで取り囲み
羽根 ....

近くの家で赤子が大泣きしている
苛立って母親の叱りつける声が重なる

空には紅い満月
まるで血にずぶ濡れたボロ船みたいに浮かんでいる

この地球は
この世界は
いつ粉々に砕けるん ....
 今日は落ち込んだことがあった。
 職業訓練の筆記問題の算数の問題が半分ぐらい出来なかったのだ。事前に例題で連立方程式の解き方を思い出しておいたのに、小数点が混ざった乗除の計算をする際、約分の時に必 ....
さしまねく何かにしたがいながらも{ルビ風車=かざぐるま}

炎天に自己愛もやしつくしきり雲の流れる

ロクデナシともなれず秋刀魚と菜箸

秒針ばかりが動き昼の爆撃

白雲が折り目無く{ ....
どうせ狂ってるなら詩人ぐらいが適当だ
アメリカは暫くは大変な様子だろうけど

妻は何時も歳時記をかたてに句をひねり
僕は使いっぱで夜金を稼ぎ汗をかくんだ

でも良いこともいっぱいあって内緒 ....
イチメン真っ青でなくていいよ 空
雲一つない空の下にいると
何だか無慈悲に
剃刀で切り裂かれる様な痛みが襲って来るんだ

子供の日には帰れない

あの日
いとこ同士で籠もった押入れの中 ....
闇の深さは
病みの深さ

手を取り合わないと
生きていけないハンパ同士

あなたが私を許すのは
誰かに許されたいあなたの闇

でもそれ
私じゃないね

あなたは誰に
許してほ ....
伝えたい事がたくさんあって 全て片手でひょいっと仰げたらと思い
ちゃんぷるー文化の谷折りの部分を思い出し
ひとつひとつ前進に全霊を重ねて 今ここにいる

人ひとりひとりが特別でみんなみんな最高 ....
いままでもこれからもそしてこれらもみんな未詩シッピ


{引用=うそつきは}

ひとりはたのしい
ふたりはうれしい
さんにんはさびしい
よにんはおいしい
うそつきはだれみんな

 ....
ひっそりとした
裏庭を
歩く

真昼でさえ
陽の届かない所で
苔は石垣にへばり付き
雪の下はそこここに生え
南天や藪柑子は上へ伸びる
そして
辺りを地の神が見張っている

冷え ....
自分は考えもせず
よくのうのうと生きてる
薄いレモン水にすら
ならないような
どうでもいいようなものを
せっせと捨てて

夜中目が覚めて眠れないでいると
聞こえる雨

見えないホワ ....
夢はさっさと諦めて胸の内ポケットにしまい込んでた
相思相愛の恋愛を
した事がない

誰かを本気で好きになった事さえない

私は何も悪くない

鬱病にかかった覚えない

果たして美味 ....
蛇も菟も蜂の巣も
この異常な気象の中で自然の一部だった

盛夏
畑と畑の間の狭い道で陽炎が揺れていた
いきなり道端の草むらから蛇があらわれて道を横に切り裂いた
占領したまま動かない

 ....
疲れた時は
ころんと眠ろうよ
それで
いいの

この言葉が届くように
どうか
どうか届くようにと
祈る

いい夢を見て
誰かの子供なんだね
だれもみな

ひとりだね
そ ....
豊饒の海に浮かぶ僕の不毛

回想の店が改装するので
僕は暫く不漁だった

恋の意味がわからなくて
むりやり女史に懇願して
いまはとりあえず一緒だ

すぐに飛び去りそうな 小鳥に
な ....
忘れたことの{ルビ仲=なか}に
あるんだよね
詩は

自動記述というのが流行ったのが百年前なら
意識が流行ったのはいつのことやら
なんなら
アウストラロピテクスの頭蓋骨を
電子レンジに ....
とても間違った言いまわしが
ひとに伝わってしまったとしても

とてもお気に入りの財布が
型崩れしていくように
しょうがないことだ

人はエンジンのまわる間は
やすみなく動き廻って

 ....
道徳とか倫理とかの上に掛かる橋から足を踏み外してでも
手に入れたいものは有る。
たえず充たされないでいる欲望はきっと誰にでも有る

寂しさに揺れる想い
虚しさに渇くこころの領域

具体的 ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7809)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夜に浮かぶ- 木葉 揺自由詩4*20-9-15
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明け暮れ- 道草次郎自由詩120-9-14
Stormy__Monday_- 梅昆布茶自由詩6*20-9-13
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カサブタ- ホロウ・ ...自由詩2*20-9-12
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宝石- ガト自由詩1*20-9-11
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ゴミ屑箱の中の本懐の澱に棲むミジンコの心臓- 道草次郎自由詩2*20-9-10
裏庭- もちはる自由詩2*20-9-10
深度測定- 道草次郎自由詩2*20-9-10
夢は- こたきひ ...自由詩220-9-10
不慮の事故- こたきひ ...自由詩220-9-10
自愛- 道草次郎自由詩2*20-9-7
豊饒の海に浮かぶ僕の不毛- 梅昆布茶自由詩620-9-6
忘れたことの仲に詩は- 道草次郎自由詩4*20-9-6
むき甘栗食べながら書いているのでごめんなさい- 梅昆布茶自由詩1120-9-6
道徳とか倫理とかの上に掛かる橋- こたきひ ...自由詩320-9-6

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