私そのものを凝視して
言の葉をつぎ合わせ
組み立てる

見覚えのある風景が
あらわれる

海から上る太陽
赤く染まる雲
廃船で遊び
舞い飛ぶカモメを見つめていた

水平線は不思 ....
青葉城って単なるあだ名だったのにいつのまにか通称になってしまったのだそうだ

その城跡は整地された原っぱみたいなところにあると思ってたけど山の中にあった

思い違いといえばモンゴルの草原もそん ....
畑に植えた
スイカが枯れた
だけどまだ初夏

昔いじめっ子だった子は大人になりいじめていた子側から疎外されて孤独に死んだ
何かを与えると何かを無くす世界で考えるのはきみに何をあげればいいのか ....
部屋の片づけをするって
自分をバラバラにして
いっこいっこ捨てること

それってちょっと痛いし
それってちょっとしんどい

だから掃除ってきらい
でもしないと心が濁るよう

すてる ....
僕にちぎられた。

僕は僕を監禁さんですから。
ぼんやり空間のマンションに幽閉くんだ。
くっきり空間は網膜で取り込む。


レポート

今までで登場した「監禁さん」や「幽閉くん」は ....
理由なんかゼロかも知れない

ひとつでもみっつでもなく

理由なんかゼロかも知れない

ない、ということがゼロだとしたら

ゼロかも知れない、とは二重のゼロだ


ないのない、は ....
肺の中に巣食った僕の三つの驚きは
実は月の雫なのだと
いつの間にか飲み込んでしまった涙の欠片は
あなたから遠いところのノクターンの苦さ
これから先もいくつ回るだろうと思えば
月は微笑んで ....
魑魅魍魎不可思議は
もはや
幻想の中でさえも朧げで
血も吐けない
死に体

蓬莱よ 月の光
コロニーのダイオードで滅された
神秘よさようなら
貴方達を残して 人間は進みます
ごめん ....
シュールな海に

陽が沈み

いつか見た魚が泳いでいる

ぼんやりと月をながめ

浮き世をいきる

わたしのように

ゆっくりと泳いでいる

潮にながされ

ただよい
 ....
くるみの内側を
走り続けていたよ
放物線を描いて
世界を広げようとしたよ
僕は
一人ではなかった
君の姿は、
見えなかったけど
くるみのにおいが
していたんだ
僕が目を覚ますときも ....
 覚えています

 あなたの鼻を触る癖

 覚えています

 あなたの足音

 覚えています

 あなたの匂い

 覚えています

 あなたの寝息

 覚えています ....
  かたい骨のなかの
  やわらかい骨にふる
  いっしゅんの雨にうたれて

  街はくずれた
  犬たちはしんだ
  わたしがほろびた
  そうして きみへの優しさが
  只 ....




背を向けて一人の男が寝ている。
一言の口も利かず、黙って、
かなり前から ずつと、
長い ながい時間
心はうたっているのかも知れない 
新しい悲しみを

そして
南極 ....
 眼鏡の奥の青い瞳が血で染まる時、埠頭から飛び立つ鳥よ、憎しみに湧け。
 人間の弱さを自分の弱さと重ね合わせ、逃避する心よ、悲しみに暮れろ。
 存在を日々消費してゆく者が夕景に若いエキスを吸い ....
ところで鬼哭尖る。死とろとろのだ。
ログインうたた寝またも彼女。

カレンダー!まるで跪く手紙だった。

内臓をふるまうので首吊りも負かす。必ずだ。


メろめロなウェイトレス ....
友だちが欲しい
強烈に欲しい
家族でも
恋人でもなく

距離がつかめない
触れるのはよしとしたい
力は込めない
触れるだけの

確認できない
みんなさみしさをどう処理するんだろう ....
雪は音を吸い
空間は静寂する
踏まれた雪は含んでいた音を漏らし
ぐもっ ぐもっ ぐもっ
と音をたてる

雪は彩度を吸い
空は鈍色になる
彩度を吸った雪は重くなり
空から落ち
地を白 ....
瞼を閉じると 
ピラミッドの中に閉じ込めれている自分が 見える
ときには 女王としてそこに留まって居ると勘違いしているときもあれば
奴隷として 居場所のない居場所に存在していると 思うときもある ....
巨人の星を観て育った
みんな星飛雄馬にあこがれた
飛雄馬は努力と忍耐を
教えてくれた
ゆとりなんてなかった

あしたのジョーを観て育った
みんな矢吹ジョーにあこがれた
ジョーは燃えるよ ....
遺産が残された
ウーピーゴールドバーグが相続する
遺産が比類なく
輝く
恋かと思う
鵺が出て来て
まゆごもる
背の高さも輝く
父も母も散歩に行く
早朝に
シリアルもアーモンドチョコ ....
ソテツの葉が絡みつき 十年に一回輝く
狂おしく悩ましい亜熱帯の夜 何かが生まれる
息を殺して十五夜を待てば 銀色に輝く竹林

闇夜に浮かび上がる 竹に虹のウェーブが架かる
夜のスコールにうた ....
世界がある
世界がうかぶ

捉えようのない空間
捉えようのない生命

科学的に分析すれば
緻密な世界が
波をうち
熱をおび
うごめいている

体系的に渦を巻き
一定のリズムで ....
サーカス小屋に夕げの香りのあたたかさはないのだ

オレンジと黒の渦巻きのぶん冷たく焦げている

騒々しい星々が夜を乳白色に染め混沌とさせている

父母は夜通し外にいて金と切れ端を数えていた ....
いつからだろう

熱病に侵される

戦う南風、こがらし


叶わない。
世間様に顔向け出来ない
恋煩いとかナントカ

ないとめあ


立夏すぎ汗が滲む

上がる躰の体温 ....
            充実感はもとより

          空白感にも気がつかず

   いつのまにか 卒寿の峠をおりてきた

        その しあわせを・・・・

     ....
今朝 クロネコのおにいさんが
水を持ってきてくれた
わたしも持ってみて その重さに眩暈がした
神さまはいのちをくださった けれど
あとは
自分でやりなさいと  死ぬまで
夕焼けを信じます

とても遠くて
あたたかいもの

まいにち見ていても
絶対にさわれないもの

すべての
つくられたものを
だいだい色に
染める絵の具です

女を
男を
 ....
夏空がひろがる

口をあんぐりと空けて

空を見上げる

夏だなあ

夏空がひろがる

太陽が燃える

まぶしい

口をあんぐりと空け

手をかざす

夏にのみこま ....
もうこれで、と思ったときも
ページをめくると鳥がいた
青色の羽をしていた

羽毛が抜け落ちるのを
少し気にしながら
西日の当たる部屋
ソファの上で笑ったり

片方は詩人で
片方は旅 ....
落ち葉
いちまい

小川にながれる

風が舞う夜空に
架空の黒い壁が
立ちはだかる

うずまく
星雲に生れおちる
子供たち

刹那を掻きむしる
老画家
野望にのまれ ....
ひだかたけしさんのおすすめリスト(7724)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
原風景の海- 星丘涙自由詩2*17-7-17
青葉城にて- 吉岡ペペ ...自由詩217-7-17
終わったらフワッとするような話が好きでした。- 5or6自由詩217-7-17
お片づけ- 朧月自由詩217-7-17
palet- 幽霊散文(批評 ...2*17-7-17
ないのない- 吉岡ペペ ...自由詩217-7-17
月の雫- 乱太郎自由詩10*17-7-17
神秘よさようなら- 渡辺八畳 ...自由詩217-7-16
ひたすらに海- 星丘涙自由詩1*17-7-16
くるみ- うみこ自由詩517-7-16
覚えていますか- 佐白光自由詩217-7-16
滅び- 草野春心自由詩217-7-15
__未完のソルテ- ハァモニ ...自由詩1*17-7-15
沈黙の海- ヒヤシン ...自由詩5*17-7-15
サイコロのどしゃ振り。神様!?゜.。..。- 幽霊自由詩117-7-14
友だち- umineko自由詩4*17-7-14
- 渡辺八畳 ...自由詩7*17-7-13
- るるりら自由詩14*17-7-13
飛雄馬とジョー- 星丘涙自由詩1*17-7-13
時を過ごした- 間村長自由詩6*17-7-12
南海の孤島の亜熱帯の竹林- 星丘涙自由詩1*17-7-10
見えない秩序- 星丘涙自由詩3*17-7-10
ふるさと- 吉岡ペペ ...自由詩117-7-10
あなたはいらない- 水戸 う ...自由詩5*17-7-10
遺言メモ- 信天翁自由詩217-7-9
生きる- もっぷ自由詩317-7-9
信者- やまうち ...自由詩317-7-8
夏だなあ- 星丘涙自由詩5*17-7-6
空の教会- やまうち ...自由詩8*17-7-6
日記- 星丘涙自由詩5*17-7-4

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