おはようございます。

今まで本当にありがとう。

酔い潰れてひっくり返ったり

楽しかったけれど迷惑ばかりかけましたね。

ほんとうにごめんなさい。


あなたが心の葛藤を持っ ....
{画像=111208224010.jpg}


今更ながらに想うのだが


もう一度自分を
バラバラに分解して
細かいパーツの
ひとつひとつに分け
そのひとつひとつを
見分け分類 ....
薄暮してコーヒー・カップに話し合うそばかす増ゆ妻冬支度

ぬばたまのくろかみのつま伝道で陽に照らされて雀斑のふゆ

午後5時の自動車屋の店先で待つ間の妻のドフトエフスキー
青い穏やかな水面と石で囲まれた護岸壁

ロヴィニ

港町の路地に切り取られた
対岸を望める海の風景
丘から眺める町並みは
オレンジ色の屋根がアドリア海まで続く

小さな小さな箱の ....
こころさえ、雲を光を追い越してひるがえる風みずいろをよぶ


雨はやく言葉を奪い流れゆくたどる指先このうすみどり


風だけがよんでいる道二人ぼっち朽葉いろした秘密かぞえる


頬杖 ....
ひかる夜のはじまり月の余韻に
雪のかけ橋多摩のよこやま



ゆきかうひとたちが家路につく
荷物と引きかえに流れ去る喧騒
遠く暮れるまちなみ
新参者のたばこのにおい

膝にまどろめ ....
いっしょに食べたら

食べながらお話しできる

電話だとそれができなくなる

いや

できなくなる訳ではなかった

静かな祈りであることでしか

宇宙に存在できなかったのだ
 ....
窓の外で雪が舞っている 
窓ガラスについた雪の結晶は
やがて溶けて 
雫となって流れ落ちる 
涙のように

こんな雪の日だった 
あなたとふたり雪の中を歩いたね
吐く息も白く 
 ....
片方で
歩けないけど
片方しかなかったら
それで歩くのでしょう

再生するのは心で
何度でも生きてる限り
それを希望というのでしょう

あるものと
ないものは
同じもの

見 ....

Yの祖父は最初Yの男親であった
強く頑固で笑わず坊主頭の大男

金色に光る錦江湾と
七色の完璧な稜線を持つ桜島を
並んで眺めた
たった一冊の絵本を読んでくれた
少しでも間違って読む ....
東京よりも冷たい 氷の陸地
夜もしんしんと深まって
冷え切った雪が
我慢出来ずに
{ルビ懐=ふところ}に落ちていきます

散らばった日本語が
冷たい雪で{ルビ埋=うず}もれます
私一人 ....
たいして欲のない親父にも幸せ願望はかろうじてあったのですー

ある日親父は彼女には大好きな彼氏がいる事を悟りました

恋愛に悟りなんて必要ねえしと

思われるかもしれませんが

仏陀の ....
夏休みの音楽室
四階までかけあがって防音扉を開けた瞬間の熱気みたいな
背中を伝う汗はつららみたいにきもちよかった
あのね
グラウンドを行き交う少年たちの未熟で雄々しい掛け声よりもアンサンブルの ....
瓶をかかえて
あなたが眠る横にたっている

ふたは
なくしてしまった

起きて

なにか
当たりまえのことを言ってください
微生物にとって
わたしのお腹の柔突起は
きっとかれらの全て

微生物は
生まれてから死ぬまで
わたしの姿形を知らずに
過ごすのだろう
今日は化粧のノリが
厚い
勝負師の匂い
積極的な行動

今度お茶にでも
誘おうか?
欲望のお目当て
今夜は舞踏会

今回は負けた
フリをしよう
引いて押して
距離を詰める
 ....
授業をこっそり抜け出してみたり

夜の校舎にしのびこんでみたり(そのあとは校庭で花火する)

屋上への扉の鍵をあけてみたり

自転車の二人乗りをしてみたり


どれもこれも、いけ ....
寂しさの上に
雨が降る

怒髪の上に
雨が降る

導きの上に
雨が降る

約束の上に
雨が降る

しとしとぴっちゃん しとぴっちゃん
そんな気の良いもんじゃない
じとじとべ ....
足が痛む時
私は足の存在を感じる
手が痛む時
私は手の存在をみつめる
心臓が痛む時
私は心臓の在処を想う
痛む時は
普段忘れているものたちを
思い出させる
誰かからの電気信号なのかも ....
小さな窓から
小さな部屋の小さな空へ
移りかわる日々
晴れた日は手さぐりの虚ろ
雨の日はとおい耳
風の日は過ぎていく水
暗い夜はあてどなく
ただ凍えている


小さな窓から
12 ....
白い本 開かれた。たくさんの悲劇のあった年。
白い本 開かれた。たくさんの人生が消えた年。
白い本 開かれた。たくさんの想い出が断ち切られた年。


 その本は神田神保町の文芸評論専門の古書 ....
水の足音が咲いている
うすむらさきの薫りを纏った浴室
    

    雨が降っている


小瓶のなかで鳩が飛んでいる
シャンパンの気泡を眺めている


    雨が降っている ....
おはよう。アインシュタイン。
貴方が恐れていた通りの終わりが今、やってくるよ。
良い朝さ。きっと良い日になるよ。
僕等は神の体内に巣食ったウイルスだったのかも知れない。

自然を使う事を覚え ....
田舎のモーテルは都会のそれと比べものにならないくらい広い。(そして安い)。どことなく過剰装飾でふるくさい(でも清潔な)クロゼットやバスタブ、けばけばしい色の使い捨てのアメニティ。プレッサーとアイロ .... いつものように仕事をしていた
アパートの郵便受けに貼られた
よくある 空室 の文字をなぜか
一瞬  そら室 と読んでしまうと
ドアの向こう せまい間取りの境界が
ぼんやりしてきて 真っ青な空 ....
夜が蓋をあけて覗き込む
よく 寝ているよ

運んでいるのは
ぱりぱりと笑う
ロウに遊ぶ 火
綿入れの中 冷たい手
雪のかまくら 水化粧

あしあとに あしかさねる
のののん しんし ....
葉緑素のような若々しさが抜け落ち

いのちはその住所に透明になるのだった


いのちはくれないだった

たしかに若さは欲望だ

いのちはきいろだった

傍若無人の欲望だった

いのちはちゃいろだった
 ....
嫌なものはイヤ!
そんな思いと折り合う

でも、おとなの分別とかじゃない
ひとが生きるって
爪先から血が滲むほど世間ってやつにしがみついて

それで何とかまっとうできる

違うかな
 ....
ストントストント

タンスがストンと

山に捨てられている

ストントストント

タンスの口はひらきぱなし

のっそり木立の間にストント佇む空気

ストントストント

そこ ....
私の街には雪は積もらない
降ってもすぐに溶けて消えてしまうの
私の願いはたったひとつ
一度でいいから一面の雪景色を見てみたい

朝起きて窓を開けたら
世界は白一色に覆われているの
隣の屋 ....
たまさんのおすすめリスト(5201)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ありきたりな私信- 梅昆布茶自由詩411-12-9
それは新しくて滑らかな赤い絹目のリネンなのだが- beebee自由詩2711-12-8
薄暮- 生田 稔短歌211-12-8
アドリア海- ……とあ ...自由詩11*11-12-8
Colors- 石瀬琳々短歌7*11-12-8
ひかりの冬、はじまり、ひとつ。- たちばな ...自由詩20*11-12-8
静かな祈り- 吉岡ペペ ...自由詩4+11-12-8
【_雪の日_】- 泡沫恋歌自由詩12*11-12-8
地球がころんだ- 朧月自由詩211-12-7
ふるさとの点景- 木原東子自由詩10*11-12-7
雪が降り始める頃- subaru★自由詩12*11-12-7
親父の訣別- 梅昆布茶自由詩711-12-7
ねむりのエレクトロニカ- 否々自由詩711-12-7
- はるな自由詩711-12-7
微生物の世界- マフラー ...自由詩8*11-12-6
濃い化粧- ペポパン ...自由詩3*11-12-6
いけないこと- 森未自由詩4*11-12-6
雨女- faik自由詩15*11-12-6
痛む時- そらの珊 ...自由詩12*11-12-6
小さな窓から- yo-yo自由詩9*11-12-6
白い本- ……とあ ...散文(批評 ...8*11-12-6
雨が- マーブル自由詩211-12-6
流星群- 雅寛自由詩4*11-12-6
アイロン、アイロン台としわのあるシャツ- はるな散文(批評 ...511-12-6
そら室の啓示- ただのみ ...自由詩16*11-12-5
眠らない手- 砂木自由詩12*11-12-5
いのちくれない- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...2+11-12-5
師走のひと- 恋月 ぴ ...自由詩26+11-12-5
ストントタンス- 灰泥軽茶自由詩4*11-12-5
スノードームに願いを- 未有花自由詩13*11-12-5

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174