太陽が今までにない形態になりつつあるという教育テレビの番組に
目が釘付けになってしまった。
太陽の黒点というのは 磁場の一部が見えるものらしい。
太陽の真上から真下へと プラスとマイナスとして大 ....
四年ほど前から付き合いのあるこの男は、不思議なことに何も教えた記憶はないのだが、俺の昔をよく知っている。一日のうち五,六度、俺の前に顔を出し、あるときは俺の読んだ本や詩を酷評し、あるときは俺の書い .... ひと区切りついて 50分経って
コインランドリーの外 舞い降りるスノーフレークを眺めていた
暖かく振動しながら回転する 乾燥機の壁にもたれて
君のことを考えていた
バスの整理券を取る時の ....
おいっ
おいらたちを拾うんじゃない
可愛いからって 持って帰るなっ

おいらたちは種なんだ
ちゃんと土の中に埋めてくれよ
いつかは立派な
どんぐりの木になるんだ

池に放りこむなっ
 ....
すきな言葉は
うん
です
うなずいて
受け入れて
それができるときの
自分は
静かな海のようで
少しすきになりました
わたしがみたいもの
ちょうど林が重なるとき
岸の端だけ明るいの

わたしがみたいもの
頬のこけた旅人の耳
一年に一度受信できるラジオ

わたしがみたいもの
雨にうたれる阿修羅像
も ....
もんだいは
かいけつするものだ

かみのうえで
しずかに

まいあさあたらしい
とうあんようし
ていしゅつしてる

とがってたはずの
えんぴつのさき

まるく ....
    水たまりにふれる金管のくちびる
    降りやまず続く日
    いちばん始めの地球に戻されたような
    ゆりかごの上をたどる
    ひらいた傘は鳴りきし ....
抱けない女を愛する男なんて

不健康なオスか健康な肉親ぐらいなものだ

アニメやアイドルに忘我する不健康な男たちなら

抱けない女であっても愛することにど真剣でいられるであろう


 ....
除雪車に
ウチの可愛い雪だるまが拐われました

深夜2時(25時58分)の出来事

私は裸足で追いかけた
100m 200m 辿り着いた近所の川
無惨な姿で発見されました

可愛いウ ....
空よ あなたは何者ですか? 満ち足りた時は美しく 哀しい時には より美しい

なぜだろう 雨も涙も透明なのに青く塗ってみたくなるのは

何もかも捨てたくなって空に投げ 落ちてくるまで こ ....
勝者と敗者の間に
三角定規で線を引く

本物と偽物の間に
フリーハンドで線を引く

好きと嫌いの間に
眉間で線を引く

面白いと面白くないの間に
口角で線を引く

瞬きする ....
昭和二十年八月六日午前八時十五分

ヒロシマは地獄と化した

おなかのなかで泳いでいた名もない 胎児
三輪車に乗って遊んでいた あやちゃん
竹の物干し竿に洗濯ものを広げていた 母さん
ア ....
近づいてくる
蒼い窓をそっと開けた
大きく深呼吸しろ
わるいものばかり喰っているから
朝の空気が一番の栄養なんだ
   瑠璃色が

微弱な電流を絶って不明になる
そのことがわたしのこころを危うくする、
馬鹿げたことだと思うけれど
わたしは時間について
なにもわからなくなってしまったのだ

   瑠 ....
花がやわらかに息を吐き
夜明けの雨に凍えても
時は鳴りやまない

まつ毛のさきにふれる空は透けて
彗星のように種が流れていく

肌にすべる水滴にくちづけ
花びらを射ち落として
雨は死 ....
寒いのは苦手です
そう言っておきながら
実は
冬になると 妙に心が安らぐのです

夏の太陽は
いつでも元気いっぱいで
近くに居すぎると
私の中の水分が蒸発していくのが
わかります
 ....
妖精サイズの封筒に
雨模様のぼたん
さぐり打つ鍵かけて
差し出そうとする腕をほどき忘れている

ちらちらと縫う
意識の合間、四辺形の薄明かり
落ちた視力にささる脈動星

猫を
弾い ....
全く、窓辺の風よ
そうやあやあと声を張らず
少し黙っていられないのか

私の爪先ももちろんそうだが
なにより、カーテンが困っているよ
お前の冷やかな愛の歌が
彼女の心を惑わせているよ
 ....
              小石は沈む
              一瞬の音をたて

              ふかく
              しずかに
    ....
フフフンノフン〜
ジャバジャバダバダ〜
ムチャ〜チャシソレ〜

ポケットの中から何やらハミングが聴こえてくる

携帯電話が通話中になっており

お爺さんらしき人がそれはたぶんお風呂に違 ....
{画像=120120002940.jpg}



心の触手を伸ばして


感性を解き放ち

触手を伸ばし給え

心を拡げよう

静かに静かに拡げよう

両手を拡げて感じよ ....
久しぶりの雨が、何粒も何粒も、朝から夜中のいままで、つめたく道路をぬらしている。照らされるアスファルト。フィンガーチョコレートの包み紙によく似ている。静かで、しわくちゃで、でもしっかりと厚みのある。吹 .... うだで めんこい だはんこき
いいふりこいて おだってる
へなまずるくて たふらんけ
みったくなしは あっぱくせぇ

そったらことで ばくるんだら
なして かまかして ごっぺがえす 
ご ....
まだこのあたりにも
むかしがのこってるので
そのてをひいていく

みらいをみせたくても
みせられない
みせたくはない

しわしわのてを
こどものてということにして
むかしへつ ....
ニャンコです しっぽで返事しちゃうんです 
          昼寝邪魔する 人間たちに

ワンコです いつも心は全開で
        遊んでくれるの待ってます!

亀太っス ほんまはご ....
生きる、

ただひとつ、でも
ただひとり、でも

わたしを生きた、
命のために

わたしと生きた、
命のために

わたしに生きた、
命のために

過ちかも知れなくて ....
いつからだったか
ランディ、田口ランディさんが
自分に真面目に向き合う人だと思った

最近の本「私の愛した男たち」の帯に
あなたは最低、でも成長させてくれた
そう書いてある

いやべつ ....
人は
手から他人になる

あなたがあなたの顔を
隠すためにその手を使う時が
私たちのはじまり/他人への

ますます遠くなる
あなたの声のでる場所を
凝視しなくなった私は

それよ ....
松納めお屠蘇気分がまだ抜けぬ

毒物を吐き出すように手鞠唄

重ね着もどうせ脱ぐんだストリップ

寒風を吸い込み君は離婚する

新海苔を水着代わりに写真集

職無くし有難味知る粥施 ....
たまさんのおすすめリスト(5201)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
太陽と宇宙線- 砂木散文(批評 ...9*12-1-22
「……とある蛙」に捧げる- ……とあ ...自由詩14*12-1-22
コインランドリー- カワグチ ...自由詩312-1-22
児童詩_【_どんぐりのキモチ_】- 泡沫恋歌自由詩13*12-1-22
うんの海- 朧月自由詩112-1-22
わたしがみたいもの- 日野自由詩6*12-1-21
答案用紙- 小川 葉自由詩712-1-21
雨のゆりかご- 理来自由詩612-1-21
衝動- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...312-1-21
救出作戦失敗のお知らせ- 徘徊メガ ...自由詩9*12-1-21
洗濯日和- そらの珊 ...短歌11*12-1-21
線を引く- nonya自由詩28*12-1-21
折り鶴- そらの珊 ...自由詩9*12-1-21
朝の風- アラガイ ...自由詩5*12-1-21
瑠璃色- ブロッコ ...自由詩9*12-1-21
アルストロメリア- 古代 透自由詩5*12-1-21
冬眠- そらの珊 ...自由詩7*12-1-20
手紙- 理来自由詩7*12-1-20
窓辺の風- faik自由詩14*12-1-20
沈黙- 石田とわ自由詩6*12-1-20
ハミング爺さん- 灰泥軽茶自由詩8*12-1-20
心の触手を伸ばして- beebee自由詩22*12-1-20
雨のこととチョコレートのこと- はるな散文(批評 ...412-1-20
さけほいど- 板谷みき ...自由詩3*12-1-19
介護士- 小川 葉自由詩312-1-19
伝言- そらの珊 ...短歌4*12-1-19
再生- 千波 一 ...自由詩4*12-1-18
ランディさんの本- 木原東子自由詩10*12-1-18
正直な手- 朧月自由詩712-1-18
俳句2012_冬1- 北大路京 ...俳句11*12-1-18

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