ふーふ てなことばは好きではないから
とりあえずの選択肢でお互いよきパートナーでいよう
なんて真面目な顔して言ったら笑われてしまった

どっちだっていいよ 本質は変わらない

というような ....
不規則に配置された
文字間から
いつも僕は
君の世界に忍び込んでいた

大雑把な地図しか
持っていないから
いつも僕は
君の世界の迷い人のひとりだった

草原の向こうから
手 ....
私は根腐れした薔薇を愛する。
雨にずぶ濡れてなお獲物を探す野良猫を愛する。
休日の窓辺に腰掛けて憂鬱の週明けに悩む友を愛する。
自然と人間を愛する。

私は時代にその名を刻み込んできた先 ....
日比谷線はいう、秋葉原、小伝馬町、人形町、人形とは「ひとがた」、エレキテルな水平移動の装置から視神経に憑りつく駅名は、脳のどこかの襞裏で痺れ、角砂糖のように崩れ、蟻の行進に流れてゆく、投げ返してくる、 .... {引用= 
 谷の戸に
雨景の万華鏡をのぞけば 幾何学の
狂い咲く色のはざまに
あのときのアマガエルが いました


 肩をはじく雨の
その中を走るのが、好きだと
狂人のように喜びな ....
シュレディンガーの箱を抱えるタイムライン


悲しさをシェアしてもいい免許未所持


ツイートで薄まる血や汗/涙/尿


明日死ぬ、そう言いセーブする命


病院で少しずつなく ....
階段の途中で立ち止まるような恋 昇ってきたのか降りてきたのか

ふりだせばいっそ気にすることもない水を遣らずにこの花咲くか
春の風夏の風へと変わる頃汗ばむ肌に気づいて笑う

降りてくる言葉合わせて完成する愛を倍増させる言霊

金魚見て涼やかな風感じたい水槽の中狭いと言った

ネガティブになることもなく笑い合う明 ....
寝苦しい夜に絡まる指の紐

冷や麦茶 汗も滴るいい温度

輪唱で徐々に深まる両寝息

網戸風が鳴らすカーテンの風鈴
   一筋の糸のように
   あとからあとから
              
    繋がっている

   連れてくるのだ
   思いだせない何かたちを

   そんな蜘蛛 ....
 
路地裏を通り抜ける豆腐屋のラッパは
夕暮れによくにあう

かくれんぼの時間が削り取られて
ひとり帰り ふたり帰り 
隠れたまま鬼から取り残さて
気がつけば夕闇につかまっていた
どこ ....
そうだ アフリカへ行こう!!

そう言って父が
長年勤めていた会社を依願退職したのは
定年への秒読みが開始された
梅雨の明けきれない
じめじめした蒸し暑い日だった
それ以来
キッチンに ....
圧縮された白い時間が
空に取り付けられた
タイマー仕掛けで吹き出した
入道雲

あなたが使うシェービングクリームみたいだ
毎日せっせと伸びるヒゲ
剃っても剃っても
誤作動せずに
めげ ....
波音にとける言葉を汲み取って砂に名前を書いたりしない はやく行きたいな

夕方に行きたいな


暖簾をくぐればほのかな木の匂い

カウンターの香ばしいひかり

ほのぼのとした血の匂い

いい感じで湿っている

やっぱりぼくはここが好きだ

神田三州屋がや ....
コーヒーを飲んでいると
窓に伝書鳩が降りてきた
うん? 私に宛てて?
指にパン屑を乗せて差し出すと
小さな嘴でせわしく啄ばんでくる
ふふ 可愛いやつ
光沢のある胸を撫でてやると
クク ....
栃木県に告ぐ
抵抗するのは
止めなさい
おまえは
新潟県
長野県
福島県
群馬県に
完全に包囲されている
いつまでも
関東にしがみついていたって
無駄だ
今すぐ
出ていきなさ ....
ウハって

穴をのぞいて

エって

みあげたら空
真っ直ぐな目で未来を見つめているから昨日の君はもういない



足元の影が日増しに濃ゆくなる蜃気楼の夏よこんにちは



つばめが巣立ちを迎えた日空に伸びる軌道を僕は追いかけて

 ....
「夕凪」

遠い昔
粉々になった水平線が
白い海鳥に姿をかえました

白い海鳥の
さいごの羽ばたきで
のばされた夕凪で
ひきよせられる
白い骨



「内緒」

わたし ....
竜骨座の主星カノープス 大小のマゼラン星雲 月に遊ぶ人魚 南天の星々は僕を魅惑する

散文的な日常 それも嫌いではないのだが 僕はほんらい空の生き物らしい

ただ地上では羽をもがれたバッタのよ ....
夏の香りをコバルトに立ち 足跡はどこへ辿る

慕う人の鮮明な記憶なしに 足跡はどこへ辿る

 これからは通り過ぎる 切なさえ 斬る 泣きながら前へ突き落とす 護衛
 これからが貫き過ぎ 安堵 ....
ひたひたと
ありったけの水を吸い上げ
あおく 
あかく
丸く
咲く

装飾花は結実しない
ただ
水をひたらせる

小雨
大雨
さみだれ
にわか雨
夕立ち
根拠のない憂鬱 ....
僕の小さな幸福論

TSUTAYAでアランの幸福論を探した もちろんヒルティの幸福論でも良いのだ
幸福な気分になりたかったんだ しばらく味わっていないような気がするんだ

幸福は乾いた日 ....
谷中ぎんざの通りには 
石段に腰を下ろした 
紫の髪のお婆さんが 
せんべいを割り 
群がる鳩に蒔いていた。 

向かいの屋台は 
木の玩具屋で、おじさんは
「ほれっ」とベーゴマを   ....
雨が硝子を 舐めるので
時間すら 舐めまわすので
歩くことの意味や 進むことの意味も舐めるので
この世界には もう 紫陽花しかありません

飴細工のように 雨に舐められて
窓の向こう ....
ねこのまねした石をみつけて

いしのまねして
ねころんで

こかげからとかげがでてきて
たんかきって

マッチすって
ランプこすって
さっぱり
魔法はさびてて

そうだ
ソーダ
のもう
 
手をつなごうか

心をつなごうか


ねっ



 
神様がいたりいなかったりする 1 日曜日
  夕方5時の夕食後
  いかねばなるまい
  行かねばなるまい


2 ソワソワと
  ベッドで天井見上げては
  でも どこに行く?
  でも どこへ行く?


 ....
たまさんのおすすめリスト(5215)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
記念日に一本ずつ- かんな自由詩7*13-6-29
君の世界は終わらない- nonya自由詩21*13-6-29
感謝の心- ヒヤシン ...自由詩7*13-6-28
日本橋人形町- 乾 加津 ...自由詩9*13-6-28
貧しい詩人- 月乃助自由詩11*13-6-28
SNS- やや川柳1*13-6-28
階段- はるな短歌213-6-28
夏の風- 夏川ゆう短歌113-6-28
眠れない夜のうた- 中村 く ...俳句413-6-28
絡みつく雨- 石田とわ自由詩16+*13-6-28
日暮れ刻- イナエ自由詩25*13-6-27
アフリカ- 佐東自由詩12*13-6-27
アンテナ- そらの珊 ...自由詩16*13-6-27
波音にとける言葉を汲み取って砂に名前を書いたりしない- 北大路京 ...短歌713-6-26
夕方に行きたいな- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...613-6-26
風と共に去りぬ- 壮佑自由詩17*13-6-26
栃木県に告ぐ!- 花形新次自由詩413-6-26
カロやかに加えるように文字をかいてみる_ - 阿ト理恵自由詩11*13-6-26
夏よこんにちは- ミツバチ短歌113-6-26
引き潮/あとさき- 佐東自由詩12*13-6-26
南十字星- 梅昆布茶自由詩1413-6-26
夏の護衛- 朝焼彩茜 ...自由詩8*13-6-25
水の器- そらの珊 ...自由詩17*13-6-25
小さな幸福論- 梅昆布茶自由詩2113-6-25
谷中日和__- 服部 剛自由詩1013-6-24
紫陽花と砂糖菓子の関係- るるりら自由詩26*13-6-24
きみとはねむるまえにおもいうかべることがおなじだった - 阿ト理恵自由詩9*13-6-24
ねっ- 殿上 童自由詩18*13-6-23
神様がいたりいなかったりする- 北大路京 ...自由詩1013-6-23
スーパームーンミラクル- 佐和短歌213-6-23

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174