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いつの間にか
遠くまで来てしまったと
振り返ってみたら

 ――そこは知らない街だった

懐かしい駄菓子屋さんがあった
買ったばかりのお ....
君の声冷たい夜に似合わない手を差し伸べてくれる優しさ

春が来る立ち止まることないらしい永遠の中自分を探す

傷跡は忘れた頃に消えている誰も知らない秘密の仕事

頬杖をついて私は考え ....
チューリップに親指姫が眠ってる起こさないでね春はいじわる

さくらさくらいつか鬼になる日まで散りしきる花に打たれていよう

悲しみはヒヤシンスの深い青君との別れを涙に染める

うっすらと白 ....
黒い真珠の美弥さんは
思いやり善意何気なく
エジプトの王女の風情
霊の修練されたる人と
   (阪神大震災の前に途絶えた連絡)

恋人でも恋うように
7歳の光子ちゃんと
14歳の淳子さ ....
そんなふうに
音を共有してみたいね
繋がる
キスとキスみたいな

私が水面に、君が水底に

ペンを走らせて
数式を組み合わせる速度
えんのように愛を
描けないと知ったから

ど ....
誰も乗らない僕は電車だ

赤茶けたさくら木をゆく

まだ誰も花見をしてない

昼下がりの散歩道をゆく

僕は多分楽しくて自由だ


大丈夫、僕は天才なんだから、


カラスが一羽飛んでいる

音させて ....
憧れ方が
悔しがり方が
思いつき方が

諦め方が
知りたがり方が
傷つき方が

話し方が
淋しがり方が
食いつき方が

愛し方が
懐かしがり方が
嘘のつき方が

標 ....
仲直りの握手をしようと右手をだすと
喧嘩してないけどと 夫も手をのばす
二時間飲み放題に行って
飲めるだけ飲んで来て吐いて
なんにもならないじゃないかと大喧嘩
のはずだったが 記憶がないらし ....
人と動物は
同じ自然を過ごしてはいれど
同じ世界には住んではいない


例えば今から
ここから一番近い
公園や広場にいったとする
そこに鳩の群れがあるとする

あなたを美しい女性と ....
突風が春の入城を告げ知らせ
冬の残党は最果ての地へと追われて行く
変わることなく季節の車輪は廻る
時のレールを 一方向に

樹木もまだ裸のころ
花よりも先に咲く少女たちは明るい色の服を纏い ....
あなたからの連絡を待っているときが淋しい 
─窓を見つめる


電話がきておしゃべりしている時が淋しい 
─言葉がつづかない


三〇分話して切ったあとの余韻がさびしい 
─胸が震え ....
虹はいいな
たったの七色で人を幸せにする
虹の端と端を
想いでつなげたら
希望の円になって
七色にかがやく
地球になればいいな
風の匂いがあなたの胸においてある(ヨリソウヨルハイツデモトオイ)
真夜中のこころのようにみうしなうやさしい夢になれていなくて
口づけをしたゆび先におわかれをいうまで春は檻だったのに
白菜 ....
お稲荷さんを歩いてたら

耳の千切れた猫が一匹

やぁやぁ久しぶりおやつをちょうだいなと

お前と会うのは初めてなんだがなぁと

仕方がないからリュックを下に降ろして
開けようとする ....
Q.いま歩いているこの道は目的地まで続くのか

A.部分的にイエス(真逆に歩いてます)

Q.タクシーは使えますか?

A.部分的にノー(あなたは歩きたがっている)

Q.この女性はあ ....
長いこと
夜空を見上げることなど
無くなっていたから
見上げても
夜空に当て嵌める言葉は
浮かばなかった

街が煌めくのだから
夜空は暗闇にしか見えなかった
私には
煌めく街は だ ....
たんぽぽの綿毛を吹いて来世待ち 

女王は一匹でいい梨の花 

すみれ草 光線銃で焼き尽くせ  

蓮華草食べて明日もハロワ行く 

毒性があると知りつつ躑躅蜜

咲いた ....
映る風景はモノクローム
桜の薫りも漂うことなく

また春の一日が暮れてゆく
黄昏のなかへと溶けてゆく

誰とも逢わなかった一日が
誰とも話さなかった一日が

昨日と同じように無表情で ....
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夢が骨折する街で


そこは夢が白く枯れて行く場所

夢は乾燥して白くなっていく
夢はポキポキ鳴りながら乾燥して行く
夢は乾燥す ....
巡り来る日々と
ぼくらの幼い憧れとの隙間から
木洩れ日のように降り注ぐ光

聴こえて来るだろう?
光の後ろ側の国から
あの/弾む息が
リズミカルなステップが/

国境線で
少女 ....
ひとつ先のコンビニまで
遠回りする
ガムの味がしなくなるまで
遠回りする

はにかむ放置自転車
居眠りするガードレール
さえずり合う人の影
能天気に踊る前髪

温んだ街の喧騒が ....
僕らの脳は杏仁豆腐で出来ている 甘くて軟らかい
ねぇ 顔文字は象形文字の進化型なんだって知ってたか?
火を発見したのはネアンデルタール人? どうでもいいけど
なみなみ注がれたコップの水は運ぶより ....
僕のなかには日常とは違った時間が流れている
それを詩の時間とでも名付けようか
遠いところからやってきた亡くした妹の様に
僕の本当の名前をささやいてくれるもの

日常がすべて散文的だとは限らな ....
宇宙ぐらい叩き割ってやんよ!   #poem24



星々が金魚の餌に春宇宙   #poem24 #jhaiku #haiku

駅前の宇宙漂う螢烏賊    #poem24 #jha ....
こと切れる最期の瞬間まで
彼はひとりの少年だった

とっつきにくさは彼の持ち味だったし
時代を憂いても
希望を捨て去ることはなかった




そんな彼との接点
あったのかな
 ....
もみあげの
はしっこをつまんで
ちょりちょりならす

くしょんと晴れる
寒いんだか暖かいんだか
どっちなんだか

そろそろひょっこり
蕾がふっくら
はにかみはにかみ

耳たぶを ....
こんなに気温が下がった日は
手袋をしていても指先
かじかんでいる

足早に歩いていく
肩を丸めて

我が家まで
あと半分のところ
自動販売機の光がポッと点っている

コインを投入 ....
夜は雨
どこからか雨
水を弾くタイヤの音
通りの向う
どこかで屋根を落ちる滴

私はここにいて
眠る人のことを思う
生き満たされぬ人を思う
又ここにいて
眠れぬ人のことを思う
燃 ....
七歳のみーちゃんが
やっと乗れるようになった
練習した甲斐があったね

ぼくは思うんだが
中高年の足腰の衰え防止に
一輪車はいいんじゃないか

イオンの売り場へ行って
人目を気に ....
男であること
なよなよした言葉で
変装してみせる
中性の安全地帯がビーカーの液で黄色に変わり
青いリトマス紙に
夜な夜な試験にかけられる
女であったなら
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