馬鹿でっかい鰤のアラと
ぶあつい銀杏切り大根の入った
湯気のたつ味噌汁を啜って
海苔と胡麻塩の握り飯を食う
 
 あー、うめぇなあ

海鳴りの音を風がさらう
子どもたちはまだ眠っていて ....
ひつじがいっぴき
ひつじがにひき
ゆったんという名の
ひつじの湯たんぽを抱いて寝る
そのひつじを見失ってしまえば夢の国
いつしか踏み迷ってしまう
いつもの道がある

川原のようで ....
 

コチコチと終わりが終わりはじまったみんなで見つめせーの、おめでとう


重箱で溺れかけてる黒豆を救出に向かう朝だよろこべ


ほらごらん炭酸水の泡たちがからだを巡り、やがて星にな ....
    ただの水じゃないかって?
    まったくちがうよ、
    いや炭酸かどうかじゃなくて
    このボトルの泡たちは宇宙の星なんだ
    だからこの泡たちを飲み干して
 ....
満たされない心でわたしが死ぬ日
糸の切れたマリオネットみたいに
小さな舞台に沈むとき
スポットは落とされ
たった数行のエンドロール
短い悲哀の微かな拍手が
最後の疎らなひとつの合掌が
過 ....
   迷刀スパイ

ぼくが国民学校に通っていたころ
鉛筆削りや竹細工には
折りたたみナイフ「肥後守」を使っていた
喧嘩のときも肥後守をちらつかせれば相手はひるんだ

その頃
日本では本 ....
怖い時代になった

その日起こったことを
テレビが正しく報じなくなった

日本で暮らしている外国人が
自分の国籍を言えなくなった

放射能のことを口にすると
頭がおかしいと言われるよ ....
おやすみとさようならが相槌を打つ
今日あったことは内緒にしよう
玉手箱にしまっておいて
一年後おはようとこんにちはに開けてもらおう


おはようとこんにちはがその計画を
未明のうちに知り ....
{引用=
Twitter上の企画 #空想の街 氷涼祭
http://www4.atwiki.jp/fancytwon/
に参加しました。



cielo(チェロ)、俺の名。
空とい ....
ぼうぼうたる虚無が
そこにある

私は必死にそいつをやっつけようとするのだけどどうも上手くいかなくて

薄墨の不安が
塗りたくられている

私はそいつもどうにかあっちへやろうとするのだ ....
闇を開こうとするイライラした若さをじっと見ている 明けましておめでとうございます。
僕の書斎兼
食卓兼
呑み場所の
宇宙の中心に猫好きなくにちゃんのミニカレンダーをすとんと置いてあるので
ことしは猫年になりそうです。

除夜の鐘をききな ....
頭の少し上、左の方に、誰かのわらう顔が見えておりましたが、
私は幸福にも柿を持っておりました。
柿を持っておりますと、クーという犬が側にやってくるのです。
何年か前死んだ、少しみえっぱりの犬 ....
朝で、
きみの床に光が当たっている。

しずかな街は
すこしずつ意味を手ばなして

もうすぐ、見られるようになる。
わたしたちの床にも
光の当たるところを、見られるようになる。
 ....
 
凍えて帰れば、ぜんざい

ふー、ふー、熱いぜんざい

言葉はいらない{ルビ夫婦=めおと}ぜんざい



 
だれもいない街を
自転車で帰ってくる
僕は寒かった
親もおらず 少し寂しい

明日からまた
食肉加工工場で
働かなければならないわけだが
なかなか 仕事は辛かった

この休みで得ら ....
干からびて漢方の様になったみみずに悶える恋ね犬 また たびに出る猫と共に吠えろ 生命を吠えろ そう願わずにはいられない愛犬の死を受け入れた去年 居ると思うよ
だけれど
地球人に会いに来るとは思えない

光速を超える速度は出せない
色々なアイデアはあるけれど
進化の極みに達した生物が
わざわざ殺戮と破壊を好む人類(一部だけれど)を ....
In short I might leave that that be that or not be that) I might try to gather forgotten parts of br .... オリジナリティを追求し
個性で勝負してきたつもり
でも自分は何と勝負してきたのだ
勝った気も負けた気もしないのだ

オセジナリティ
オナジナリティ
ナリたいものにナレていないのは
ナリ ....
情報過多
あたまの酸化
孤立の幻想
情緒貧血

空白療法
バカバカしいもの
クダラナイもの
埋めはしないもの

表皮つきあい
あいのて会話
たがいちがいに
お気に召すまま
 ....
フォークシンガーとして
国際交流会場でアトラクションの
依頼がきていた頃の話

ネパールと日本の
国際交流アトラクションで唄った後に
通訳を介して子連れの女性が
「是非、日本の代表的なリ ....
この僕が
宇宙に放り出されないのは
地球にへばりついていられるのは
何か
ここで
やるべきことが
やってほしいと思われていることが
あるからだろう
きっと
みかんを剥いてスジを取りながら、
動物に食べられるために存在しているような不思議な
みかんの実を食べる。

みかんを剥いてスジを取りながら、
果物の好きな母が夏みかんを剥いているのを見ている ....
ドアを開け、外へ出た。
両手を広げ、太陽を浴び、空を抱いてみる。
冬の陽は短いし、弱いから、身体一杯に取り込む。
何だかいい気分。
少しだけ前向きになれる気分がする。

昨日の面接は失敗。 ....
昼間スタバで優と逢った

いや彼と友人の座る席の前を通りかかった が正しい

それまで もちろん何もなかった

中学の先輩


私は注文したサンドイッチを半分以上残していた

優 ....
津波がこようと

今いるビルが折れようと

ゆうべの孤独や

目覚めてすぐの傷みや不安や

そんなものに襲われようと涙しようと


愛や魂を信じることが出来る

そこには陳腐 ....
さまざまな妄想は 書き物の中より現実の方が多い。
というか 書き物は現実の一部でしかないと思う。
ひとりひとりの妄想は プラスされマイナスされ
本当の事などは無力のように思える事もある。
勝て ....
きみが奥さんを残して
年の瀬も押し迫った雪の日に
ひとり先に逝ってしまったと
知ったのは娘さんからのメール

一昨年の夏 
共通の友の斎場で会ったときには
「お互いいい年だから葬儀には来 ....
ぷく


ぷくぅ って
ふくらむ おもちの

アツアツで
びよーんと 伸びて
早く ほら 早く千切んないと
落ちちゃうよ!って
思う

お椀の中の しあわせ

 
たまさんのおすすめリスト(5201)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
漁師だぜ、とりあえず今日も_☆- atsuchan69自由詩18*15-1-8
今年もおみくじは吉だけど- yo-yo自由詩9*15-1-8
はじまりの星- 石田とわ短歌7*15-1-8
星になるとき- 石田とわ自由詩14*15-1-8
一編のクラウン- ただのみ ...自由詩16*15-1-7
言葉の切れ味2_迷刀たち- イナエ自由詩14*15-1-7
世の中- 莉音自由詩415-1-7
『本日に幕間はなく』(四行連詩)- 乱太郎自由詩12*15-1-7
猫人のひとりごと__#空想の街_氷涼祭- 北大路京 ...散文(批評 ...315-1-6
しにたしにたのしにたさが- 這 いず ...自由詩315-1-6
闇を開こうとするイライラした若さをじっと見ている- 北大路京 ...自由詩4*15-1-5
明けまして猫年ですが?- 梅昆布茶自由詩13*15-1-5
クーの正月- ふわふわ自由詩7*15-1-5
- はるな自由詩915-1-5
ぜんざい- 殿上 童自由詩18*15-1-4
新年の終わり- 番田 自由詩4*15-1-4
あけまして- ふわふわ自由詩3*15-1-4
宇宙人- ドクダミ ...自由詩315-1-4
Shutter- 片野晃司自由詩3*15-1-4
オヤジナリティ- イオン自由詩3*15-1-4
儚くて幸せ- ただのみ ...自由詩13*15-1-3
通訳者が教えてくれたこと- 板谷みき ...自由詩6*15-1-2
引力- 金子茶琳自由詩1115-1-2
みかん- こひもと ...自由詩11*15-1-2
ひつじに貰った- 猫の耳散文(批評 ...315-1-2
さそりろまんす______(群青)1月課題_「星」_に寄せて- 芦沢 恵自由詩18*15-1-2
愛の賛歌- 吉岡ペペ ...自由詩415-1-2
知略崩し- 砂木散文(批評 ...7*15-1-1
慌て者- イナエ自由詩10*15-1-1
お餅の幸せ- 中原純乃自由詩3*15-1-1

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