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悲しみよりも大袈裟な

涙を浮かべて泣きましょう。


頬はヒクヒク震えるし

声は掠れてしまうでしょう。

夜の帳が下りるでしょう、

月は静かに笑むでしょう。

あなた ....
 一時間ほど止まないかもしれない
 路面に跳ねる雨しぶき

 ショッピングセンター出入り口の側
 売り場フロアーから流れてくる冷気で落ち着き
 ふと 気付くと
 丸みのあるヒップラインの高 ....
   

私の好きなとこ

チェリー
     って名前にして


それから食べて




  
この浪漫こそ成り行き任せ
掌中の珠に何を魅せるのか
いま氷雨が顔を覗いている

それを言葉に描くにはまだなにか足りない気がしていた
ときのとまった楽園が、侵蝕を忘れているのをさらう
小さく ....
一睡もできなかった、朝
産毛はきんいろにひかって
ふっくらと水をたたえた丘に
まだかわかない涙のあとを見つける
そのときに思いしります
あまりに深かった穴と
その埋めかたについて
い ....
待つのをやめて
縛るのを続ける
日記は血だらけ
焦げた髪の毛が
栞代わりで
溶けたナイロンで眠りかけている

被害者は男性
パレットナイフで滅多刺し
容疑者は三人
全員コ・パイ ....
原子力発電は
原子爆弾の平和的利用である
陸地に落とせば爆弾だが
陸地に築けば電力になるのだ

しかしもっと考えるべきだった
爆弾で発電をしているから
発電が停まると爆弾になることを
追悼3.11
漂流しながら助けを待つ
なんて地獄があったとな

トルコ人には今の地獄が
ウクライナには戦禍の火
アメリカ人には9.11

誰も近しい地獄を記憶
近視眼的言われても
 ....
 壮麗な科学技術の夜明けまえ
ボクとあなたが苺の関係だったということ
 そのことが不可解な生き方に付加価値を付けてボクの証明につながり
つなぎ合わせのリボンを引きちぎる獣たちの姿を予見し ....
瀉血に対する憧れは
その響きと
書くには難しそうな漢字と
血の生臭い鮮やかさが
感じられるからであろうか

一昔前の浪漫さえも感じられ
心のもっと奥の方から
じわじわと地味に沸き立つよ ....
それが トゥルーカラー といわれても

雲画像って ぶきみです

そこが レアール なわけですが

自分の 抹消では

ナチュラルに 鳥肌が 立ちます

飛べる はずもありませ ....
赤土

きいろから
赤に変わった

今だけど

次は必ず
青になるから


確信の

今から先は
淡い空


*
メモが残ってました。

付け詩にしようとしてい ....
 冷たすぎない 水の入った硝子の花びん
 丸くしぼんで頭を垂れた
 二本のガーベラが生けられる

 それは夏の日、
 駐輪場の傍道に
 ビニール包装されたまま
 三百円の値札を付けた 落 ....
そこに落ちているその鍵を
拾っていいんだろうか

拾ってどうするんだろうか
持ち主はきっと見つからない

交番に届けたら
返って面倒くさくないだろうか

このオモチャみたいな鍵を
 ....
高いビルの角っこを見た
空と角っこの境目
とたんに僕は空高くにいってしまった
すごくいい
空はどんな空でもいい
  

どんな
みにくい夢だって。

どんな
つめたい愛だって。

それを
すべて
受け入れるわ。

生きても、生きても、
たぶん、生きてるだけだから。

生き残って ....
みちくさ図鑑みたいなものを見ていたら

ハコベのページに興味を覚えた

農家さんが嫌がる雑草ではあるが

春の七草のひとつにも数えられている

丸い葉に二裂した五枚の花弁を持つ ....
  

小雨に降られても 
傘なんてささないで
ハンドポケットで歩いてゆく

でも
逃げず

前はちゃんとみすえて
歩いてゆく


いんわいで にぎやかな 夜 ....
春はゆううつにね
 外はうつくしいんだけどね

 空は
 空の外をしらないね

僕はいつか
 僕の外を知ることになるね

たぶんそうなれば
 春も空もなくなって

僕も僕の ....
気づくのがいつも遅い
薄紅色の花弁は
すでに開いていて
陽光に照らされ
暖かな空気を誘って
それはつまり
もうすでに
終わりを意味していたのに
気づかないふりをして
見ることを拒み
 ....
 表札が「木戸」とある
 ここで きみはご飯をもらっていて
 今日も玄関先で眠っている

 この間は玄関ドアの傍に並んだ鉢植えに身を寄せて
 うずくまり日なたぼっこ
 きみの瞳が小路へ向い ....
●マドル●マドラー●マドラスト●子供たちは●頭をマドラーのようにぐるぐる回している●マドラーは●肩の上でぐるぐる回っている●ぐちゃぐちゃと●血と肉と骨をこねくりまわしている●そうして●子供たちは●真っ ....  空間の踊り場から覗かれている

 進もうとする先には障害物

 戻ることも出来ない

 空間の狭間で行き先を失う

 君の声だけをたよりに探し回る

 迷っているのではない
 ....
-ええですか。鼻は、息から吸いましょう。

先生がそう言うもんじゃから、教科書たてて、ほえぇと、ぽかあんと、緑色の黒板を見とった。

-bは空気ちゅうに浮かんで、そんなかから、aを見つけるんや ....
プレミアム
って言葉がちょっと好き
今日の蒼空、ほぼそんなのだ

夜は夜とてその三日月が
まさしくそんな凄い切ッ尖(きっさき)


せめてあと
六秒数えて深呼吸
してみ ....
 掬ったプリンの味どうだろう、手作りで卵が余ったからつくった。揺れるね、精神と地面。足が踏みしめているの何だろう。卵と乳製品が食べられないの知らなくて、作っちゃった、後でひとりで食べたバニラエッセンス .... なぜ、言葉って
誤解されるのだろう?

だれがだれに
ほんとうの言葉を
伝えているのだろう?

その人に向けて
云ったわけではない
言葉を
その人には
じぶ ....
夢や現実をみて

天空の
輝きだけをみられずに
それで
心が少しなきそうだった

いまも憶えている
つかのまの幸せを
いまも忘れられない
きっとやって来ると
約束してくれた朝 ....
明らかな寝不足が
軽い目眩を繰り返し
断片的に誘ってる

目蓋が重くはないけれど
気を張っていないと
頭が前にもたれそうで

赤べこのように揺れているやもと
想像するに自分でもおかし ....
すべてのものが露わになる前の世界
夜明け前の朝は、そうした匂いが感じられ
鳥は瞼を微動させて小さく羽毛を震わす
風は樹の洞に仕舞われて
リスの鼓動がすこしづつ増してゆく



時を軽 ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7442)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
浪漫のうた- 秋葉竹自由詩423-3-12
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チェリーとのり子- AB(な ...自由詩3*23-3-12
一望の風- あらい自由詩323-3-12
- 平井容子自由詩523-3-11
Continue- 竜門勇気自由詩1*23-3-11
爆弾電力- イオン自由詩1*23-3-11
遠近両用レンズ- りゅうさ ...自由詩3*23-3-11
雲母の究明- アラガイ ...自由詩20*23-3-11
憧れの瀉血- 坂本瞳子自由詩6*23-3-11
雲画像- ナンモナ ...自由詩3*23-3-10
赤土- 足立らど ...自由詩223-3-10
切り花- リリー自由詩7*23-3-9
- 坂本瞳子自由詩2*23-3-8
瞬間移動- 日朗歩野自由詩223-3-8
云わねー言葉- 秋葉竹自由詩123-3-8
コハコベ- 八重もぐ ...自由詩2*23-3-8
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うわごと- ナンモナ ...自由詩4*23-3-7
ゲルトルート- 坂本瞳子自由詩1*23-3-6
地域猫- リリー自由詩6*23-3-6
LA_LA_MEANS_I_LOVE_YOU。- 田中宏輔自由詩10*23-3-6
空間の狭間で- 佐白光自由詩1*23-3-5
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爛漫- 秋葉竹自由詩223-3-4
夜のほんとうをみせてほしい- 秋葉竹自由詩223-3-4
疲れているのだね- 坂本瞳子自由詩2*23-3-3
夜明け前の朝- 山人自由詩6*23-3-3

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