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{引用=*四行連詩作法(木島始氏による)
1.先行四行詩の第三行目の語か句をとり、その同義語(同義句)か、あるいは反義語(反義句)を自作四行詩の第三行目に入れること。
2.先行四行詩の第四行目の語 ....
{引用=線を引く
すると
くわわり
へる
ディメンションが{ルビ幻視=みえ}る



駱駝にしょわれ
千里

息の中には
妖精も
居る
妖精の過去も
有る

おき ....
夜 寝床に入ると
眼がさえて眠れなくなる

夜 寝床に入ると
死者が会いにきたりする

夜 寝床に入ると
わたしの魂が体から抜け出して
天井をすり抜けて
死者のいるところへ昇ってしま ....
かつて僕らが古代人だったころ
山々は鳴動し天は雷をなげおとし

血は逆流して生命というものを
からだで感覚していたものだ

かつて僕らは父母を畏れ慕い
よるべない人生の光と思った

 ....
二〇一四年十二月一日 「イエス・キリストの磔刑」

 イエス・キリストが磔にされるために、四条河原町の交番所のところを、自分が磔にされる十字架を背負いながら歩かせられていた。それほど多くの民衆が見 ....
どんなものにも意味があって
どんな道にもたどり着く場所があって
どんな悲しみにも収まる時があって
どんな月にも照らす太陽がある
なにかをきめないで
おこう
トンネルのむこうには
青い湖が ....
子供のころ
すでに菓子屋の罠にかかってしまった
父と子は
いらい物干し竿に
長靴をつるすという
蛮行を行うようになった
のち父が逝き
子ひとりとなっても
あいかわらず
続けられて ....
而も
沈思の蛍は
きえても何も遺さずに
また
うまれて来ては
舞ってしまう
せせらぎのうえ
エニシダと奥
細部
洩らさず明るめ
ひとりでのようにみえて
尽くすかのごとく
すでに ....
過度な太陽光を浴びた後
くらがりにいくとやけに青くなる

子供の頃のきおくが
ブルーがかっているのは
そのせいか

ついぞ過度になりがちなくらがり
そこに常住すると
ブルーは顕われな ....
祭りのない秋
冬の訪れ
静かな景色と
空模様

途切れる意識の
はざまに浮かぶ
現実のあらわれ
夢の幕
夢でこその現実模様は
頭の奥に遠ざかる

天井の
咲かない花の ....
時々思う
精神が安定していれば
少しはましな文章がかけるだろうと
そしてこうも思う
でも精神が安定したら
書かないだろうと
精神が安定したら
一本映画をみたい
それから
中学3年の数 ....
朝起きたら、雪が降っていた。

小さい窓の、下の方には、結露があり。
その上の、細長い窓から外を見ると。
白い点の様な雪が、わずかしかない風に
揺られて。
揺られながら、空を舞っている。
 ....
寒夜の洗面所に、固形石鹸は芯から冷え、それは無垢な恋人のよう。
悪事に染まった我が黒き掌でよければ、優しく包んであげましょう。
破片が総合される月には
僕はたぶん接ぎ合わせるために

ちっちゃな経理係を呼び起こして
ちょっとだけ仕事をしてもらう

小欲知足
サブスクリプション

仮説と証明と検証
とってお ....
私だって持っている
人間の好きと嫌い

私だって
全否定出来ない
差別の意識と加えて偏見

私だって逆らえない
ケモノの欲求
ヒトでいながら
ヒトでなくなる本能

私だって苦し ....
自分もいい年だから、仕方ない。
それは、わかってる。
前は、
お、その服新しいね、似合うじゃん、
とか。
へーそういう帽子も持ってるんだね、似合う、
とか。
何か私に、小さな変化があると ....
さっぱり
書かなくなり
箱庭のような
自己愛を
感じる

ものを考えると
考える米が
かたいから噛むと
歯が抜ける

詩を
書いたことがあった
人に見せると詩は
ミルクセー ....
雨の匂い
それは鼻先で嗅ぐ匂いじゃなくて鼻腔の奥の粘膜に染み込む匂い
終日降っていた雨に気持ちが鬱がれるのは誰にでも起こる現象だ

一日の仕事から解放されて退勤のタイムカードを打刻する
作業 ....
寂しいのは
欠損を見るからだ

といえば一面的かもしれないが
一面の真実だろう

僕の湯飲みは欠けている、寂しい

考えているように見せかけるだけじゃなく
考えてみなけりゃいけないよ ....
だいぶ昔の話
家族みんなが待ちに待った鍋の時間だった
なんとなく付けたテレビの報道番組で
ボスニア紛争下での性的暴動に関する特集がたまたまやっていた

インタビューに答える女性のただならぬ眼 ....
欲望のおもむくままに自由奔放には生きられない
たえず柵にとらわれるひつじにみたいな人生にとっての
幸福とは何だよ

 知らねえよそんなの
 たった一度きりのこの世の中なんだから
 自分の思 ....
温度差 
価値観
わたしとあなた

言い回し
言い方
ストレート
カーブ
オブラート

同じ空間で互いの事をしている
繋がったその空間が時に 捻じれ歪む 醜い心を産みながら
愛 ....
枯れ枝
かと思った

抜け殻のカマキリ

きえたもの

みあたらない

きえなかったもの

かるいのに
遥かな草原に立ち尽くす夏制服の、三限にて早退した僕の、幻影の。
四限のプールの、命の歓びの、それだけが心残りのような細き背の。
私はある事件の参考人だった
様々な人がありとあらゆることを聞き
黄色い疑いの目で私を見るのだった
私は何も見ていないし知らないのに
そんなはずはないと言うのだった
都合のいい事を言えたら良か ....
会ったことも見たこともない人でも
なぜか
幸せであって欲しい
そういう気持ちをそっくり裏返すと
ぼくはとても恥ずかしくなる
誰かが
ぼくのことをやさしく見守ってくれているのが分かり
 ....
たぶん日記にでも、
記しておかないかぎり、
今日一日中・強風に際悩ませられていた、
自分の内部の不安といった、
真実など、一週間もしないまに、
忘れてしまうにちがいない。
真実を語 ....
誰とも、話が、出来ないからなのか。
夕日が、綺麗だからなのか。
昔の想い出を、忘れられないからなのか。
何が、理由かわからない。
わからないけど、寂しいんだ。

未来が見えないからなのか。 ....
ぼくは何をやらせても一番ドベだ
まっすぐ線を引けたこともないし
寸法が合ったことも本当に一度もない
これは実話だ
毎日どうしようもないグズであると
先生からも皆からも自分からも
思われてい ....
雪下ろしの雷が

ゴロゴロゴロ
ドカーンドカーン

進軍ラッパが
鳴り響き

冬将軍さまの
お通りだ

大雪強風従えて

日本全土を
占領し

人間どもを
蹴散らすた ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7233)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
四行連詩_独吟_<静かに>の巻- 塔野夏子自由詩4*20-12-29
加減と彗星- 道草次郎自由詩420-12-29
夜_天井をすり抜けて- こたきひ ...自由詩520-12-28
- 梅昆布茶自由詩920-12-28
詩の日めくり_二〇一四年十二月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*20-12-27
青い湖- 道草次郎自由詩2*20-12-27
物干し竿に- ナンモナ ...自由詩2*20-12-24
スケッチ- 道草次郎自由詩320-12-24
陰陽説- 道草次郎自由詩420-12-23
日のつなぎ目に- シホ.N自由詩620-12-23
あの人- 道草次郎自由詩2*20-12-22
揺れ積もる- 浮蜘蛛自由詩2*20-12-22
恋人- クーヘン自由詩8*20-12-22
サブスクリプト- 梅昆布茶自由詩1220-12-22
私だって- こたきひ ...自由詩720-12-22
言ってもらえなくなること- 浮蜘蛛自由詩320-12-21
さっぱり書かなくなり- 道草次郎自由詩320-12-21
人生は楽園- こたきひ ...自由詩520-12-20
You_know_me- りゅうさ ...自由詩3*20-12-20
団欒- 道草次郎自由詩320-12-19
日曜詩人- こたきひ ...自由詩720-12-19
茶番に食われ- 朝焼彩茜 ...自由詩320-12-18
枯れ枝- 道草次郎自由詩220-12-18
早退- クーヘン自由詩9*20-12-17
書くことを恐れてはいけないと誰かが言った- ふるる自由詩2*20-12-17
会ったことも- 道草次郎自由詩120-12-16
真実は語れない- ナンモナ ...自由詩2*20-12-16
寂しさの理由- 浮蜘蛛自由詩2*20-12-16
ノータイトル- 道草次郎自由詩1*20-12-16
寒波襲来- st自由詩420-12-15

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