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二〇一四年十一月一日 「She’s Gone。」

風水って、よう考えてあるえ。
そなの?
東西南北すべてに地上があって宇宙があるのよ。
東に赤いもんを置くのは、あれは、お日さんがあが ....
柿木をみていると、
ふと、以前枯木があったこと
をおもいだした。
おとうさんの髪型がとても
斬新でしたね。
吹きすさぶ疾風に
負けないくらい、よかったです。
焦りながら
あせりながら
いきて
どんずまりまできた
ドンズまりの壁をおすと
壁が崩れた
空があった
ただ
空が
いい詩に接すると
ほんとうはとてもつらい
これは
ふくざつな感情のつまらない吐露だから
あんまり意味がない
だから言うだけ言って
それきりにします
……、
でもやっぱり、
二つあるう ....
迷走しているのは私です。
つめたい冬の夜。
不明なことに、ときとして
名辞をしらされることがある。
ただの落書きにも…
ネジをうまく回せたり
紐を間違えずに結べたり
ファイルにプリントをちゃんと綴じられたり
そんなことができたら
他にはなにもいらない
書くことも捨てていい
ぼくはまともに就職できるんだろうか ....
{引用=『ことばにできない宇宙のふしぎ』48番目のセンテンス「太陽は典型的な恒星〜The SUN IS A TYPICAL STAR」に次のような記述を見つけた。

「太陽は、毎時82万8000k ....
ぼくと直交するものすべてが好きなのだ
遮るものが弾き出す座標に抵抗して
鉛直する何かがあれば良いのかもしれない

古い団地の一階の北向きの僕の寝室
書斎でもありギター2本とキーボード

 ....
コンクリートと金属で
囲われた都市の
最小部分
ここでは僕の名前はなく
表札は何もあらわさない
となり四方の人も
蜃気楼のように遠く
重さはない
僕が床を踏む音は
だれにも届かない
おんなはおとこの子を身籠る
おとこはおんなを孕ませる

子はおんなの胎内で
その養分で育ちながら産まれるときを待つ

零から始まる何ものもない
生命もまた
零から始まってなどいない
 ....
おんなの乳房と先端の乳首が昂ぶるのを見せられたら
おとことしてどうなんだ?なんて
冷静に観察してられる訳がない

性の衝動は本能の領域
アクセルとブレーキの調和なんて
到底無理だから

 ....
二〇一四年十月一日 「ネクラーソフ『だれにロシアは住みよいか』大原恒一訳」

血糖値が高くて
ブタのように太ったぼくは
運動しなきゃならない。
それで
自転車に乗って
遠くのブックオ ....
たかが60人の看護師すら
集められない大阪

都構想なんてやったって
どうせなにもできゃしない

近しい未来の危機でさえ
その回避する最低限の人員でさえ
確保していなかったのだ
 ....
内容は二の次だ

ただ書けること、その素晴らしさを超える詩なんてあるだろうか
ドラッグストアの駐車場で渋みのつよい緑茶を飲む
苦みが全身に滲みわたっていくのが分かる、まるで赦しの誘い水だ

兄にも、父にも、父性なるものたち皆にも
なぜだろう
謝罪したくてたまら ....
春画の夜を覗きたければ、まずは中指をじゅぽっとシャブリナヨ。
襖障子の処女膜に、優しく、優しくね、中指の先でアナアケナヨ。
異性の友だちが欲しい
彼女が欲しい
彼氏が欲しい

それらの要因は性的欲求にあるらしい
何処かでえらい先生が語っていた

あんたに言われなくてもわかってるよって
だけどさもっともっとロ ....
この世の中の平等も公平も綺麗な紙に包まれている
封を切って中身を開いたら酷い有様

全ては自分を中心にした優先順位が発生してしまうからだろう

唯一かけがいのない存在
血の繋がり
無二の ....
ゆかりもなにもない
あぜ道を素足で歩いている
傍らにはばあさんがいる
表情もなにもわからない
妙なまぼろしの人
俺は俺でたぶん不定な人間でしかない
いつも平穏をもとめている

 ....
雨のふるとき
星はつめたい

あの人が
あの人のこと
愛しているといいなとおもう

わたしの心のために
あったものは
ひとつもないけれど

わたしの心は
草のうえにすわって ....
秋の名残りの
ひとしずく

庭の木に

ひとつ残った
もみじ葉の

夜露に濡れた
別れの言葉

そっと
グラスを近づけて

琥珀色の
芳醇な香りを
楽しみながら

 ....
朝もやのおもみで
水面までおわれた
口をなくしたカゲロウたちの叫びを
なきだしそうなそら見上げながら
すくい取っている。
かたわらに ひとり
片足で立つ刻の守人は、
つばめよ、
今、 ....
生きてることが
かっこ悪いとき
そのことこそが
生きる糧

ある種のかっこ悪さは
逆説的に
かっこいい

生きてることに
実感ないとき
ふと訪れる
現実感の不思議さ
 ....
四トントラックの背に鉄屑ばかり積んでいた
製鉄会社を回って非鉄金属ばかりを探して
使い物にならないモノたちを再利用しようと
かき集めていた、父の会社

工場の垣根になるほどの拉げたタイヤの群 ....
最もよき者は攫われてしまった*
よき者の言葉は封じられ
足並みをそろえる、その旋律だけは大切にされた
皆、同じ顔をして右を向き前に倣う

             *

── 唄は、
 ....
弁当を開けると
見たことも無い空が入っていた
妙に縁どりのギラつく雲と
エメラルド・グリーンの空が一つだけ
箸で一口くちに運ぶと
ジャリっと歯に何かが当たった
たまらず吐き出すと
プテラ ....
意識の表面に 皮膜のように貼りついた
夢を剥がす 淡哀しく雪が降る ログイン
ログアウト 扉の向こうに 景色をしまい込んだまま
日々は眠る ログイン ログアウト 小さな痛みが
星のように瞬く  ....
あなたを初めて思い出す
彼方に雷鳴響く午後

風はさざさざ川面撫で
古代の祭りのようだった

私はひとりタープの下で
数しれず眠る夢を見た
土中に斃れる夢を見た
汚濁のように瑕疵のよ ....
飲食店の経営者が

「店をたたもうかな。」

と呟いている

時短営業で苦しいんだとという姿が

ニュースの画面から流れている

何度も同じ店主の顔を見た

取材まで手抜きをし ....
二〇一四年九月一日 「変身前夜」

 グレゴール・ザムザは、なるべく音がしないようにして鍵を回すと、ドアのノブに手をかけてそっと開き、そっと閉めて、これまた、なるべく音がしないようにして鍵をかけた ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7442)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩の日めくり_二〇一四年十一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩10*20-12-9
枯木- ナンモナ ...自由詩5*20-12-9
空が- 道草次郎自由詩3*20-12-9
焚き火- 道草次郎自由詩3*20-12-8
見つけられた言葉- ナンモナ ...自由詩3*20-12-8
ネジをうまく- 道草次郎自由詩8*20-12-7
銀河とスポーク- 道草次郎自由詩220-12-7
minimum- 梅昆布茶自由詩720-12-7
都市の最小部分- フリーダ ...自由詩2*20-12-6
零から始まる何ものもない- こたきひ ...自由詩520-12-6
昂ぶる- こたきひ ...自由詩320-12-5
詩の日めくり_二〇一四年十月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩11*20-12-5
無力感- ナンモナ ...自由詩2*20-12-4
無題- 道草次郎自由詩120-12-4
渋みの誘い水- 道草次郎自由詩220-12-4
ナヨ- クーヘン自由詩3*20-12-4
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社会の平等と公平なんて- こたきひ ...自由詩220-12-4
平穏な人- ナンモナ ...自由詩2*20-12-3
雨の降るとき- はるな自由詩220-12-3
秋の名残り- st自由詩620-12-3
つばめ- 草野大悟 ...自由詩420-12-3
生きてること- シホ.N自由詩220-12-2
四トントラック- 為平 澪自由詩520-12-1
- 為平 澪自由詩5*20-12-1
白亜紀の弁当- 道草次郎自由詩7*20-12-1
淡哀しく雪が降る- 塔野夏子自由詩5*20-12-1
ひとりタープの下で- Giovanni自由詩320-11-30
日本のマスコミ- ジム・プ ...自由詩4*20-11-30
詩の日めくり_二〇一四年九月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*20-11-29

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