すべてのおすすめ
丘の上で気づく すっかり囲まれている
撫ぜられ 肌が一緒に軽くなっていった
雨を逃れ
壁に守られていても
風の群が頼もしくひびく

痛みの外で 佇んでいると
何故かしらず 異様な興奮に包 ....
肘ついて 飲みたいよ
いのちが 恋しい

眼の前で さばかれるお魚の
最期の 光を 美しくおもう

わたし 罪をもてあそび

知りながら 酔ってる
ならんで 見てる あなたもおなじ罪 ....
桜の満開が
いつもよりも早かった
いつもよりも暖かかった

平成最後の春の始まり
暖かくてわくわくする

平成最後の春だからと言って
特にないけれど
雰囲気が違う気がする

とに ....
影の遠さの
悲しみに
似た
ほほ笑みも
ありますね
みんなが
助けてくれている
私を
大事にしなければ
バチが当たるね



朝の
光に
満ちる
自室で
がじゅまるの葉透ける



朝の光へ
手を
あわせて
さ ....
ある日 机の上にぽつんと

見上げる空に 小さくぽつんと

夕食のときに突然、妻がぽつんと

揺れる吊り下げ広告にも なぜかぽつんと

──見知らぬ──
「新しいことば」が

そ ....
冴え
わたる
青空を
いちわの鳥が飛んでゆく
思えば私は嬉しい
しずかな
春の
雨とはうらはらに
このこころはさわぐ
冬を越えたぞと
えぐい話が続く
えぐみとか、誰が求めているのですか

需要があるんですよ
凌辱ものとかあるでしょう

そんなものは求めとらんよぉ
熱闘消毒してみましょう

煮てみましょう、焼いてみま ....
売り場に置かれた固いビニルのソファで
じんじんと騒がしい頭を抱えながら座り
来るのがわかる
身体の内部が裂けて
外へ走りだす時たてる あの匂い

静かに伝わる音を喉で感じる
周囲の通行人 ....
ありがとうね
と言われ
喜びを得た
こちらこそ
ありがとうさま
グキッ
ボキッ
とかとか鳴らして
首の骨を
鳴らして見せる
ジュン

凝り症だから
とかとか言って
しょっちゅう
ボキボキ
やってた

いつだったか
おもっっきり
 ....
またお前が溌剌として空間を行き来する季節が来るよ
まだ蜜はまばゆい重みを湛えるまで熟してはいないが
やがてあらゆる明雪を終わらせる風の便りに指を開き
柔らかな触角で時が経てる悦びを弛まなく識るだ ....
無言でいられた
幼児の愉しみを
疑いなく無言でいられた間隔を
春が来るまでに思い出せたとしたら
花だけが立てる声
道ばたに膝をかかえ
前ぶれもなくはじまるあの声を
今も待っていられるのだ ....
路上で
 あなたの作った歌を
うたって
お金をもらいました

全部で二千五十円でした

よっぱらった 二十代後半くらいの
サラリーマンと
両手首に
 数珠をいっぱいつけた
老婦人 ....
高台に古い教会が見える
海辺の街を見下ろしている

結婚式でよく使われている教会

華やかなエネルギーが流れて
街全体が愛で潤う

私もあなたも
生まれ育ったこの街が好き
愛のある ....
窓から夜明けがはみ出してくる
それを待ち望んでいたのかも
もう忘れてしまった頃

あるいはいつしかむしろ
望むようになっていたのではないか
夜が終わらないこと を

夜が長すぎたから
 ....
借り物をした

いつか返さなくては

それがいつなのか
何を返すのか
定かではない

おそらく何もかもだろう
朝の光も
夜の静けさも

身体の奥のほう
ちりちり燃える
かす ....
硝子の抜けた窓を透け
川に浮かべた傘いっぱいに
夕ぐれの街が溢れる時間

暮れる光のにおいに
昨日と明日が
すれ違う今が翳りとなってひそみ
貨車が黙って
曳かれてゆく不安で
すぐに下 ....
思う
って
おもしろいなあ
降っては解ける
春の小雪



思う
ことが
出来る
ありがたさよ
みんなありがとうさま



思ったあとは
一つ一つ
していき
 ....
公園の水面に睡蓮が咲いている
ウスバカゲロウがふわりふわりと飛んでいた

ときおり
魚がポチャリと水面を跳ねる

貴婦人が日傘をさして橋の上から
池の睡蓮を眺めていた

ぼくはベンチ ....
涙の数だけ弱くなります
傷ついた分だけ狂暴になります

そうでしょう
それが人の性分

名もなき花はない
もし名前がなかったら
名前をつけてやる

大発見だ
つらなって
いる

全ての
失った
ことにより
得た
楽しみを
楽しめ



何もかも
楽しむ気で
生きたい
時には人生はゲームだ
とね



ああ古の
遠いところから
降って来る
小雪 ....
みんな 考えることが
おっくうに なったので
頭を はずして
かわりに 肩の上に
鳥籠をのっけて 歩いてた
鞄を抱えた 背広姿の人も
バス停でバスを待つ 女の人も
みんな 肩から上は ....
鬼灯が
レースになって
実のぽちょん
熟した



 ※ 鬼灯=ほおずき




真昼の
月の光は
青い宙に
解けている
しっとりと
おしまな!
(そうだね、お日様
(今日は良い天気だね
おじゃたまくし!
(ちいさな春の子
(おまえと同じ
(三月生まれかもしれないな
斜めに陽が差し込むと
ぼくたちも斜めになってたね
 ....
無縁塚の苔は
そのままにしておいた
今年も
無縁塚のある林の中で
無縁塚の周りの
草刈りと掃除をした
8月の上旬のことだった

人との縁
物事との縁
氷菓子をすっと頂く
夕方前に ....
コーヒーの香りが広がり
リラックス出来る空間になる

ゆっくりコーヒーを飲み
テレビから聞こえる笑い声
うるさく感じない心になる

好きなものに囲まれた
居心地の良いリビング

リ ....
心の
複雑な
私は
シンプルになりたい
水のように



五行歌は
かんたんで
むずかしいからこそ
気楽に私は
五行歌を楽しみたい



バカ者
イジイジ
クヨ ....
ひだかたけしさんの自由詩おすすめリスト(7369)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
春のあらし- soft_machine自由詩5*24-3-30
まどべ- soft_machine自由詩8*24-3-30
平成最後の春- 夏川ゆう自由詩224-3-29
※五行歌「悲しみに_似た_ほほ笑みも」- こしごえ自由詩7*24-3-29
※五行歌_五首「春の光」- こしごえ自由詩6*24-3-28
新しいことば- atsuchan69自由詩9*24-3-28
※五行歌「思えば私は嬉しい」- こしごえ自由詩4*24-3-27
※五行歌「雨とはうらはらに」- こしごえ自由詩6*24-3-27
料理できたら- りゅうさ ...自由詩3*24-3-27
リノリウム版画- soft_machine自由詩6*24-3-26
※五行歌_「_こちらこそ_」- こしごえ自由詩3*24-3-26
回す!- 田中宏輔自由詩9*24-3-25
ミツバチ- soft_machine自由詩10*24-3-23
mugon- soft_machine自由詩4*24-3-23
生活者- 鯖詰缶太 ...自由詩4*24-3-23
教会が見える- 夏川ゆう自由詩824-3-22
春_雷- 塔野夏子自由詩3*24-3-21
返却- やまうち ...自由詩3*24-3-21
夕ぐれ- soft_machine自由詩9*24-3-21
※五行歌_三首「思う」- こしごえ自由詩6*24-3-21
朝の夢- レタス自由詩6*24-3-21
さがサーガ- りゅうさ ...自由詩2*24-3-19
※五行歌「全ての_私」- こしごえ自由詩3*24-3-18
※五行歌_四首「楽しめ」- こしごえ自由詩4*24-3-18
鳥籠。- 田中宏輔自由詩16*24-3-17
※五行歌_二首「熟した_魂」- こしごえ自由詩4*24-3-17
birth/三月のうた- ちぇりこ ...自由詩1124-3-16
無縁塚ととんぼと私- こしごえ自由詩5*24-3-15
リラックス- 夏川ゆう自由詩424-3-15
※五行歌_六首「五行歌を楽しみたい」- こしごえ自由詩4*24-3-14

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